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成功には信頼が不可欠なので、15分前到着を始めようと思う

お金は目に見えて減っていくけれど、時間は目に見えないのでいつまでもあるような気になる。

前に読んだ本で「一生を夏休みに例えるとわかりやすい」と書いてあった。
地域差はあるかもしれないが、一般的に小学校は7月20日から8月31日まで、約40日間の夏休みがある。

わかりやすく80歳まで生きるとすると、10歳は1/8人生を生きたので夏休みで例えると7月25日くらい。まだまだ宿題もしなくていいし、新学期なんて遠い世界のように感じる時期だ。

20歳は人生の1/4過ぎたので、夏休みでいうと8月1日くらい。7月は終わっちゃったけどまだまだ・・余裕を感じる時期。
私は夏に35歳になるので、人生で言うと8月5日くらい。来週旅行に行くんだ~いいわねお盆だもんね~的な会話を友達としているようなものだろうか。

だが最初は永遠に続くような気がしていた夏休みもいつか終わるように、人生もいつか終わりを迎える。
あまり普段終わりについては考えないようにしてるけど、終わりがあるからこそ今を大切にしようと思えたりするのである。

そう思うと、成功している人が時間に厳しいのは「お金も時間も有限だ」という想いが強いからかもしれない。

私の友人のお父様は平日は会社員・週末は詩人として活動している。
友人の結婚式で親御さんへのスピーチで「私はお父さんより時間に厳しい人を見たことがありません」と述べていた。お父様は平日必ず毎日19時に帰宅していたそうだが、その凄さは単に仕事ができるというだけではなく、時間は限りあるものという意識があったからなのだと思う。

また私の知人も、会社を経営しているが「私は人との約束に遅れたことがない」と言っていた。
ダラダラスマホを見て電車を乗り過ごし、約束に遅刻することの多い自分としては反省しきりである。

考えてみると、時間を守るというのは当たり前なようでいて結構難しい。
私も待ち合わせに遅れることもあれば、友人から「ちょっと遅れる💦」と言われること多々もある。
だけどちょっと早めに待ち合わせ場所に到着して時間と相手を待つというのは、何も大量な資金が必要なわけでも、ロジカルシンキングが必要なわけでもない。

待ち合わせ時間に遅れない。それは相手への思いやりであり、相手と共に過ごす自分の時間を大切に使おうとする自分との大事な約束のようなものである。

仮に自分がいつも時間を守っているのに相手はいつも遅れるとしても「あの人、時間に遅れたことがないのよ」という噂は、あなたの人格を上げる。

時間を守る。時間を有限に使う。待ち合わせ時間を守る。

人はどうしても派手なアクション・攻めの行動が賞賛されがちだけれど、守りのアクションを続けることで得られる人からの信頼も静かに、だが確かな魅力になる。

誰かと待ち合わせをするとき、「5分前に着けばいいや」となりがちだが、私も人から信頼されたいので、今度からは15分前到着で行こうと思う。






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小澤仁美
最後までお読みくださり、ありがとうございます。書き続けます。

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