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オーラソーマの誕生秘話─ヴィッキーさん物語

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オーラソーマを語るなら、まず創始者であるヴィッキー・ウォール女史の生涯を語らなければなりません。1983年、ヴィッキーさんが瞑想中に受けた啓示によって、オーラソーマ最初のボトルが…
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#サトルアナトミー

第5章 ヴィッキーさんの信仰と道連れ

19 「テディントン」ヴィッキーさんには人生で何度かの転機があり、そのときどきに居所を移されます。 読者である私たちは、もちろん、どの場所も実際にはいちども見たことがありません。 ところがなぜか、どの場所もとてもイメージがわいてきて、なんとなくその場所に行ったような気分になってしまうのが不思議です。 たぶん、ヴィッキーさんのその場所への愛情と思い入れが、読者である私たちにも伝染するんでしょうね。 そしてヴィッキーさんのお話に出てくる場所が、どこもとても美しいところに思

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第6章 ヴィッキーさんの忍耐と待機

23 マヨルカ島一九七三年に、新たな「天のひと突き」がありました。 休暇でマヨルカ島へ出掛けていたときのことです。 そこは、一度ならず私が不運に見舞われたところで、そのとき私は、重い冠状動脈血栓を起こし、心臓の機能のほとんどを失い、危うく命を落とすところでした。 三、四日、生きるか死ぬかの戦いをしている間、マーガレットは病院で辛抱強く付き添ってくれました。 徐々に私は持ち直し、飛行機でイギリスに帰って、地元の病院でさらに治療を受けることになりました。  『オーラソーマ 奇跡

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第7章 ヴィッキーさんの使命成就

28 ローラヴィッキーさんたちはいよいよ静かな引退生活を始めます。 完全失明したヴィッキーさんはもう仕事に復帰はできませんし、マーガレットさんもひとりでクリニックの運営はできないのでしょう。 これまでの仕事で貯めたお金とキングズ・ランサムを売却したお金を投資して、その利子で生活することにします。 ある意味ではもう肩から荷をおろした人生です。 これからはつましく静かに、でも心豊かに暮らすことにしたのです。 朝は毎日、太陽のさんさんと降り注ぐ中庭で瞑想するのが日課となり

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