マガジン「日本十進分類法、第三次区分を読破する」始めます。
先日、このような記事を書きました。
で、思ったんですよね。
ちゃんと「日本十進分類法の第三次区分の読破」を真面目に取り組んで、攻略しようと。
そのために、ちゃんとルールを決めよう、という記事になっております。
まず、なんでそんなことをしようと思ったの?
あまり面白くない本なのですが、『図書分類からながめる本の世界』という本がありまして。
この「JLA図書館実践シリーズ」は芸能人なんかを登用して、図書館と利用者とのギャップを埋めようとしてところどころ失敗している節があります。
『図書分類からながめる本の世界』では、「日本十進分類法を知らない著者が、第一次区分に沿って図書を読んでいく」というものになっているのですが……。
読んだ当時の自分の感想を眺めてみると「我々高齢者って読者は高齢者に限らなくないか?」「340財政、350統計は飛ばして? 飛ばすな」「家政学は技術だバカにすんな」とか書いております。
この本を読んだのが5年ほど前。
その当時から、自分でも日本十進分類法に沿って図書を読み、紹介してみようかと思っていたのですが。
なかなか、手につかず。
「人生で第三次区分を網羅するように読書をする」という目的になって、流れていたのです。
で、日本十進分類法についての記事を書いたわけですが、書き足りなかったんですよ。
それに、記事を書くにあたって『日本十進分類法』を眺めていたんですが。
あ、これ、攻略する気でいかないと網羅は無理だな……!
と、気づいてしまったのです。
というわけで、語り足りないところを語り、本格的に攻略をし、note記事にすることで日本十進分類法を普及する。
そんな目的でマガジン「日本十進分類法、第三次区分を読破する」を始めていきたいと思います。
ルールを決める前に、大前提
その分野に興味のない方も読みたいと思える本
どの分野でも「その分野に興味のない方も読みたいと思える本」を探して紹介していきたいと思っています。
すると、その分類らしからぬ本というか、集合の中央からズレた本になってしまうかもしれません。
その分類記号の棚に行けば「どんな本があるか」具体的なイメージを持っていただけるように、
複数の本を紹介したり、大学の教科書や有名本なんかも追記します。
地元図書館の蔵書から紹介する
図書館の蔵書は、市の予算=市民税=市の人口で決まります。
ということで、都会の図書館ほど蔵書が多いのです。
(蔵書をすべて活用するには、蔵書検索と予約を駆使しなければならないので、なかなかスキルがいりますが……)
隣市や通勤通学をしている市の市立図書館であれば貸出カードが作れます。
一度、近隣以外の図書館にも足を運んでみるのもオススメです。
とはいえ、「そんな遠くの図書館行かないよ」という方も多いと思います。
どの施設でも距離が開くほど足が遠のくものですが、図書館は二十分以上がラインだと言います。
ですので、人口十万規模の市立図書館の蔵書から紹介していきたいと思います。
小規模とは行かない、中規模の図書館です。
他の同規模の図書館に必ず蔵書がある、というわけではないのですが、
都会の大規模図書館よりは、紹介した本が皆様のお近くの図書館にもある可能性が高いからです。
ぜひ、読みたいと思った本は、紹介した分類記号の棚に実際に足を運んで探していただければ嬉しいです。
もちろん、無駄足にならないように、蔵書検索をしてから図書館にいってくださいね。
細かいルール
日本十進分類法の10版に則しますが、百科事典とか辞書とか、読めないものもあったり。
そういうのは流石に除外しようと思います。
自分用に思考をまとめているだけですので、興味のある方以外はこの項目は飛ばしていただいた方が良いかと思います。
ルール1「030百科事典」は読まないものとする
言語別になっているんですが、日本語だけでも百科事典を読むのはきつい。
いや、読んでみれば面白いと思うんですが、流石にそこまでの時間は……。
というわけで、この区分は省略します。
ルール2「050逐次刊行物」「090貴重書.郷土資料」は蔵書がなければ読まないものとする
「050逐次刊行物」は雑誌のこと。
「090貴重書.郷土資料」は図書館ごとに違うはずなので、地元図書館にあれば読む、くらいにしようと思います。
ルール3「8言語」においては、なるべく読み物を探す
各言語ごとに語源とか文法とかに分かれている分類です。
この前読んだ、『セミコロン』みたいな、読み物もあるはず。
なので、できるだけそのような図書を探します。
ただし、辞典は読みません。というか読めません……泣
投稿記事について。10区分ごとに投稿
図書館で本を借りてきて、10区分ごとに感想をまとめたいと思っています。
全て網羅したら、100記事になります。
……。
いつ終わるとも知れませんが、まぁ、いつか終わるでしょう。
はい。
たまーにでも、お付き合い願えれば幸いです。
もっと深掘りしたいところは複数読みたいですが、なかなかそこまでできるかはわかりません。
でも、日本十進分類法は大好きなので、そういうアプローチもできたらいいなぁと思っています。
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