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牧のうどん「山イモかけうどん」はスープのポテンシャルを底上げする逸品!
こんにちは。福岡に移住してフリーランスをしている酒井です。
すっかり福岡うどん無しでは生きていけない体になってしまいました。幸せです。
さて、今回食べた「山イモかけうどん」。正直食べる前までは、なかなかテンションが上がりづらいメニューではありました。
理由はいくつかありますが、一番に上がるのは「なんとなく味の想像がつきそう」と思っていたから。
肉みたいに甘くなるわけでもなく、鴨みたいにセクシーになるわけでもない。
なんというか、ワクワク感が降りてこなかったんですよ。
しかも牧のうどんの中では結構高額な540円だし。(素うどんは360円)
ただ、全メニューレビューを目指している僕にとって、ここを食べないわけにはいかないわけです。
そんな驕り高ぶった僕の意識を、山イモは見事に打ち砕いてくれたんですよ。爆発的な「旨み」でね。
スープ+山イモ=最上級の和出汁のあんかけが出来上がる。
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山イモかけうどん。
正直一口目、食べた時から度肝を抜かれました。
山イモに牧のうどんの命とも言えるスープがトゥルントゥルンに絡んできて、今まで感じたことのない「旨み」が口の中にドゥルン!と入り込んでくる。
スープが液体ではなく「個体」として味わうことが可能になるんですよ。山芋のおかげで!!
口の中でスープん旨みの余韻がずーーーーーっと味わえる幸せよ。
「スープ山イモ」をinゼリー状態にして売ってくれたら、もう本当に嬉しいのに!
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なんなら、山イモを啜っている時にむしろちょっとうどんが邪魔に思えるくらい。
うどんが増えてスープが薄まるのを抑えるために、今度頼む時は「ヤワ」じゃなくて「硬めん」の方がいいんじゃないか。
いや、正直うどん無しでも大丈夫なくらい山イモ部分がうまい。山イモ2倍にして、ご飯にかけて食べたい。と思えてしまう。
さらにさらに…とろろのおかげで熱々のスープの温度が少し下がるのも、また良い気がするんですよ。旨みが一番発揮できる温度になるというか。感じやすい温度になるというか。
想像していなかった美味しさが隠れていたんですよ。食べる前の山イモを侮っていた僕にチョップしたいわ。
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牧のうどんの「スープ」に一目置いている方々とぜひ山イモの素晴らしさを語り合いたい。
スープの旨みをしっかり味わったことがある山イモ勢として、リスペクトを持って接することができる気がする。