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牧のうどん「ざるうどん」は、まさかのコシあり細麺。チルなうどんがここにある。

こんにちは。福岡に移住してフリーランスをしている酒井です。
朝ごはんを食べながら、昼に、何うどんを食べるか考えるタイプです。

さて、これを書いている時点で福岡は1月。
冬の寒さもこれから厳しくなるんだろうなぁ。なんて先週は思っていましたが、まるで逆。3月並みの気温で太陽がぽっかぽかと照ってくれる平和な日々が続いている分けです。テレビでは中居くん&フジテレビがめちゃくちゃ叩かれているのにね。

さて、こんな上着のいらない陽気が続くと、あっついうどんよりも、ちょっとさらっと食べられる冷たいうどんもいいかも…なんて気持ちになってくるわけですね。

そこで目をつけたのが「ざるうどん」です。

牧のうどんって「スープが命」って本社工場の壁にも貼ってありますから、このスープが飲めない系のメニューはなるべく避けてきたのですが…

全メニュー制覇を目指している僕にとって、ここは絶対に通らなければいけない関門!ざるうどん!

…と牧のうどんマニア以外には到底理解してもらえないであろう覚悟をもって、牧のうどんに行きましたよ。

細麺&コシ。今までの牧のうどんとは一味違うぜ!

さて、ざるうどんは、想像通り冷たいうどんがザルに乗って出てきます。

ただ、そこでびっくりしたのが麺が細麺であること!

実は、この「細麺」。オーダー時にお願いすれば、どのうどんでも対応してもらえることを知っていました。

というのも、この日、僕の前に並んでいたお客様が(※注 イオンマリナタウン店はレジで注文先払い制なのです。)
「細麺にしてください」と告げていたのを聞いてしまったのです。

そのオーダーに対してレジの方が、
「今からうどんを切りますので、少々お時間いただきますね」
と、返していたんですね。

切り立て、茹でたてってなんて贅沢な!!!
でも、僕の大好きな「やわ」の麺は、40分くらい茹でるってお店の人も言っていたし、これはトレードオフなんだよなぁ…うーん。

なんて思っていたら、ざるうどんはなんと「細麺」だったんですよね。
こんな形で会えるなんて、もしかして運命?

と、ちょっと興奮しながら、突いてきたそばチョコを開けてみて、ペロッと舐めてみる。
このツケつゆがまた甘くて美味いんですわ。カノオ醤油のカエシがめっちゃきいてるー!さすが願いが叶う夢の味!

そいつにうどんをちょこっとつけてすすってみると…

んっ!!!!!
コシがある!!!!!!

あれ…?!牧のうどんなのにコシがある!!!!
あまりにびっくりして、椅子から腰が浮きましたよ。

牧のうどん=福岡一のやわふわうどん。
だと思って僕は今までの人生生きてきましたが、その価値観がガラガラと崩れ落ちた。

というか、普通にうまい。あれ、これっていわゆる四国のそれと引けを撮らないくらいちゃんと美味しいコシありうどんじゃん!

もともと牧のうどんは「畑中製麺所」という製麺屋さんであることは知っていたのですが…ちゃんとコシのある麺も美味しいことに感動すら覚えました。

いつもなら、額に汗を浮かべながら熱々のスープと一緒にうどんをふうふう食べている僕ですが、この日は穏やか。

ひんやりとしたうどんをすすり、ストン。と胃に落ちていく感覚が気持ちい。目を瞑れば、心臓の音が聞こえる。うららかな日差しがハシを持つ手に落ちてくる。

という、なんとも禅寺にいるかのような清々しい気持ちでするんと完食。

お腹は腹八分目。ただ気持ちは大満足。
いわゆる心静まる「チル」な状態に持っていってくれるので、心がクリアなんですよ。

牧のうどんさん、やっぱりあなたは全くぼくを飽きさせない。
本当に素晴らしい経験をありがとうございました。

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