牧のうどんの「お子様セット」が、ほぼフルコースでずるい。（大人も頼めるよ）
こんにちは。福岡でフリーランスをしている酒井です。
東京から、福岡のうどんを食べるために移住してきました。
さて、僕をうどん中毒にしてくれたお店といえば、牧のうどん。
福岡の「やわいうどん」の最先端をいく、激やわいうどんをお出しするお店です。このうどんが、透明なのに旨みがガツンと効いた出汁にまたなじむんです。
もう本当に美味しいので、僕の中で勝手に「牧のうどん全メニューチャレンジ」を行なっています。
このメニューの中でも、大人の僕にとって鬼門…頼みづらいメニューがあるんですよ。
それが「お子様セット」590円です。
この、お子様セットの中身はというと…
肉海老天うどん（小盛り）
かしわ飯（半分）
黄色い細切りたくわん
と、盛りこそ少ないですが、ほぼ牧のうどんのフルコースを味わえちゃうんですよ！！
牧のうどん好きはもうお気づきかもしれませんが…
牧のうどんにおいて高価格帯のメニューベスト3といえば、
鴨うどん660円
肉うどん620円
海老天うどん620円
このうち二つの具がうどんの上に乗っかっちゃってる！！しーかーも、ゆで卵ものっかっちゃってるよ。
ハンバーグとエビフライ、そして卵料理がワンプレートになっちゃってるお子様ランチみたいな嬉しさをうどんで実現しちゃってる！！
こんなの大人様だって食べたいです。
というわけで、子供を連れて行って、お子様セットを頼んでみました。
小盛りでも十分すぎる量。海老天と肉の景色が最高すぎる。
さて、来ましたお子様セットの肉海老天うどん。
牧のうどんって本当に熱々の状態でうどん持ってきてくれるんですよ。小さい子供って熱々、苦手な子が多いじゃないですか。
それもちゃんと見越して、お子様がいる家庭には冷ますための冷たい出汁も一緒に用意してくれるんですよ。お子様に優しすぎた！！
で、このお子様うどん、ちょいともらって啜ってみますと、
甘い！！
牛肉のカエシの甘さがまず飛び込んできます！
あぁ、しっかりと甘辛く煮た牛肉ってなんでこんなに幸せになれるんだろう。
いわゆる牛丼的な甘さなんですが、僕の感覚でいうと吉野家の牛丼の5倍は甘くてうまい。
うどんに乗せても十分に存在感を放つ、コクのある甘さ。肉本体はもう噛むと言うよりもほどけちゃうくらい柔らかい。
元々の魚のダシと合わさって、旨みがエクスプロージョンしちゃってます。こんな中毒性があるもの、子供に食べさせて良いのか？と思ってしまうくらい美味い。
綺麗に上げられた海老天は、しっかりとした衣をまとっているタイプ。
ただ、エビも細くなくてしっかり「俺はいる！」って主張してくるくらいの太さはありますよ。これがちょっとスープに馴染むとなんというか天丼のタレがついた一番美味しいところ食べている気分になるんですよ。うどんたべているのに！！
そして、小盛りとはいえ、並の小学生なら確実に残す量のうどんがどさっと入ってまして、これはもうお得以外のなにものでもない。
うちの妻も言ってましたもん。「お子様セットって名前じゃなくてレディースセットにしてほしいわ。」って。
シメのかしわ飯で子供の満腹は確実。
おっと、うどんでお腹いっぱいになりかけましたが、まだ終わってないですよ。なんとお子様セットには「かしわめし」まで、ついてくるんですね。
この飯が、またうまいんですよ。
鳥のダシがしっかりと米一粒一粒にしみこんでてね。
薬味的に入ったごぼうとにんじんもちょうどいい食感してるんです。
大事に食べるっていうよりも、一心不乱に飯粒飛ばしながらかき込みたいタイプですね。
ここまで食べさせてもらって590円て。
お子様だけじゃなくて、ご両親のお箸も伸びちゃいますよ。絶対に子供食べきれなくて残るもん笑
牧のうどん初心者こそ、お子様セットを食べてほしい。
実は、この日僕ら以外のお客様で大人なのに、お子様セットを食べているお客様をちらほら見かけたんです。
ということは、大人も頼んで良かったってこと？！
「牧のうどんでは童心に帰ってお子様セット食べり！」っていうお店側の配慮がこのメニューになされていたんですね。
だったら、牧のうどんに初めていく方には「お子様セット」一択です。
まずは牧のうどんのフルコースを味わわせてもらいましょう！
僕も次に行くときには大きな声で、お子様セットください！って言っちゃおーっと。