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牧のうどんの「たまごうどん」はTHE正統派の安定感。この内容で二番目に安い!

こんにちは。福岡でフリーランスやっている酒井です。
今日も今日とて元気に福岡うどんを食べて毎日お客様のために元気に働いております。

さて、牧のうどん大好きな僕が脊髄反射的に始めた「牧のうどん全メニューチャレンジ」もはや僕のライフワークになりつつあります。本当に、牧のうどんを食べるために最近生きていると言っても過言ではない。

たまごうどんなのに「おあげ」も「わかめ」ものってるだと…

さて、今日は「素うどん」の次に安い「たまごうどん 450円」を食べてみました!
「素うどんが「360円」なのに、卵一個に90円は高すぎじゃない?」
と思うでしょう。牧のうどんを侮らないでください。

着丼したものがこちらになります。

たまごだけじゃなくて、わかめもおあげも乗っちゃってる〜笑

いや、最初、頼んだもの間違えたかと思いましたよ。
だって僕が頼んだのは「たまごうどん」であって、「きつね」「わかめ」はトッピングしてませんから。

でも、これが牧のうどんの「たまごうどん」なんです。
うどんの上に乗ってあったら安心するランキングベスト3を全部載せてくれちゃう気前の良さ。なにこの嬉しいショートドッキリは?

スープのダシ感を生かす最高のトッピング布陣。

ここにきて、突然、牧のうどんとの最初の出会いを回想させていただくのですが、牧のうどんに僕がここまで惚れ込んだのは「魚のだしのうまさ」にあるんですよ。
丼の中のスープを最後の一滴まで、最初の一口目の感動を保ったまま味わえる麺類は他で食べたことがなかった。

この「魚のだし」のうまさをなるべくシンプルに味わうのであれば、おそらく「素うどん」が一番なんでしょうけど、なんというか休憩無しで食べ終わっちゃう気がするんですよ。お箸を止めるタイミングがなく一息で食べ終わっちゃう気がするんです。

あと「肉うどん」なんかも美味しいんですが、どうしても「肉」の甘いカエシと脂がスープに移っちゃう。東京からの移住組である僕には、まだまだ甘い醤油への修行不足と、脂への過剰反応のせいでちょっと違和感を感じてしまうんですね。

その点、この「たまご」「おあげ」「わかめ」の3つは「ダシ感」を一切損なわせず、むしろダシ感をブーストしてくれるベスト3アイテムだと思うんです。

まず「わかめ」の磯の風味はもともと魚とお友達みたいなところもありますから、馴染まないわけがない。うどんをすする時にも邪魔にもならず、おいしさを底上げしてくれるのは、もう皆さんの想像通りです。

そして、「おあげ」。
これ、みんなが思っているほど甘くないんですよ。というより、スープに甘さが移らないタイプと言った方が良いのかも。そういう意味では好き嫌い分かれそうですね。

ただ、「おあげ」がいるおかげで、うどんをすすり続ける間の小休止を「おあげ」をつまむことによって出来るんですね。

一度、すすり続けたらノンストップの「素うどん」や「もやしうどん」のように最初から最後まで正気を失ってよーいどん!のうどんも美味しいんですけど、味わうという観点で言うとちと寂しい。

その点、「おあげ」をつまむことによって、休憩できるんですよ。脳内のドーパミンの量を調節できるというか、正気を保てる場所がある。深呼吸ができるんですよね。

そして、味変の代表格「たまご」。
今、気づいたんですが、「たまご」をのせてみる料理って世界中に溢れていると思うんです。ありとあらゆるメシを良い方向に美味しくしてくれるというか豊かにしてくれるというか...。

「たまご」は、牛丼に乗せても美味しいし、ラーメンや焼きそばに乗せてももちろんうまい。カレーにだって載せる。
ハンバーグにだってのってるし、東南アジアのガパオ的な奴にものっている。石焼ビビンパにだってのってるし。
カルボナーラみたいなパスタにも乗せてるし、ガレット的なオシャレなものにもバッチリ。
天空の城ラピュタのパズーだって食パンの上に目玉焼き乗せてご馳走感を演出しているし、炊き立てのご飯に乗せたらそれだけで豊かな気持ちになれる。

つまり「たまご」は古今東西、万国共通の料理の味を底上げする最強の味変アイテムだったわけです。

こんな万能選手の「たまご」が「ダシのうまいうどん」に合わないハズがない。勝ち確定すぎるわけです。

ちょっと白身が固まってきた丼の中の卵の黄身を割った瞬間、たまごのまろやかな旨みがダシのガツンとした味と相乗効果を起こして、最高に合う!!

もう立ち上がってスタンディングオベーションしたくなるんです。450円で良くぞここまで美味しいものを出してくれた。ありがとう、、、ありがとうございます。牧のうどん。

福岡うどんといえば、まずは地元の味「ごぼ天うどん」という方も多いと思うんですが、世界標準のうまさを持っている「たまごうどん」が嫌いな人は絶対にいないと思う。ダシを生かしたまま食べたい人はむしろ、「たまごうどん」がベストアンサーなのでは…と思ってしまう今日この頃です。

あと、迷ったら、たまごうどん!安いしね!

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