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牧のうどん「おぼろこんぶうどん」で潮の香りの景色が見えた...。

こんにちは、福岡に移住してフリーランスをしている酒井です。
一杯のうどんに幸せの全てが詰まっていると信じています。

さて、牧のうどんで「おぼろこんぶうどん」を注文したことがある方、いらっしゃいますか?これ、なかなか手が出ないと思うんですよ。

なぜなら、福岡うどんが好きな方なら当然知っているであろう「資(すけ)さんうどん」なら、おぼろこんぶは卓上の無料トッピングだから。

「他店で無料で取らせてもらえるものに、110円払うのは…ねぇ。だったら牧のうどんの正統派のコスパメニューたまごうどんにしますわ」

って貧乏性の僕は思っていました。
ただね、「牧のうどん大好きライター」を語る上で、そんなしみったれたことでいいのか、牧のうどんのおぼろこんぶバージンのままで、知ったかぶりすることはダサいんじゃないか。

という、無駄に高い熱量を持ったまま、今回食べてきましたよっと。

食べた瞬間、海辺が見える。

では、ご覧ください。こちらが牧のうどんの「おぼろこんぶうどん 470円」です。

うん。昆布。
普通の見た目。いたって想像通りのものが出てきました。

驚きも何もない。普通の美味しそうな「おぼろこんぶうどん」です。
正直この時点で、まぁ、今回は消化試合かな…くらいに思ってましたが、一口すすって、一気にトリップしました。

ずずっ…ブワッ

海辺が見える。波の音が、心に届く。
潮干狩りをする人たちが、小さな宝物を探している。
砂の感触、潮の香り、笑い声。

うわぁっ!室見川で潮干狩りをやっていた景色が急に見えてきたんですよ。
スープの磯感が凄すぎて!

今まで「おぼろこんぶ」という食材を舐めていたのかもしれない....!!

元々、魚介MAXのスープに、おぼろこんぶが加わることで磯MAXの完全体に進化しちゃってるんですよ。
これまでのスープだって、ずっと感動を覚えるくらい美味しかった。

しかし、これまでのスープの概念が崩れるような、深みと鮮やかさ。
「何これ...!」と言葉にならないほどの衝撃。

感じたことのない次元の高さに、ただただ恐れ入りました。
それが牧のうどんの「おぼろこんぶ」の力なんです。

味わうたび、心は海へトリップ。
遠くから、カモメの声まで聞こえてきそうになるくらい心はときめく。
おぼろこんぶで。

今回思ったのは、「おぼろこんぶ」は最強のオプションアイテムになるのでは...ということです。

多分、どのうどんに足しても、幸せのレベルの底上げがされると思うんですよ。

全メニュー食べ終わった後に、オプションランキングをつけていくのも面白そうという展望まで見えてきた。

資さんうどん派の方も、ぜひお勧めします。
牧のうどんの「おぼろこんぶ」は一瞬で空気を変える、可能性の塊ですから。

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