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前回衆院選の年齢別投票傾向を人口ピラミッドにしてみる

毎回作成しているので、前回総選挙(2021年)の年齢別投票状況を人口ピラミッドにしてみた。上が「投票者」下が「非投票者」の分布である。全選挙区の年齢別投票データはなく総務省が全国から188投票区を抽出して調査している。選挙時の有権者数に投票率を掛ければ全国の年齢別投票者数(推計)を出すことは可能だが傾向は同じだろう。

毎回書いているけど、これみたら政治家が高齢者を大事にするのは当然なのだ。1票の影響力では若年層が相対的に損をしている。また80歳以上女性人口の多いのは男性より平均寿命が高いから。非投票者が多いのは病気や入院などで行かないというより「行けない」のだろう。なおこのグラフを Excel で作成するにはちょっとワザがいる(笑

ともあれ若者は投票した方がよいぞ。橋下徹さんもこう言っている。

政治家はよく「有権者の皆様のために」「国民の皆様の声を真摯しんしに受け止め……」と言います。でも、彼らは実際には「有権者の皆様」や「国民の皆様」全員を見ているわけではないんです。彼らが大切にしているのは、「選挙に行く有権者」です。そして「自分に投票してくれる有権者」を最も大切にします。「選挙に行かない有権者」など、政治家にとっては重要ではありません。「選挙に行く人」、そして「自分に投票してくれる人」こそが、自分たちにとって真に大事にすべき顧客(お客様)だからです。

https://president.jp/articles/-/86793


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