感動押し付けウィーク



プロローグ


しっかり面白い映画はやっぱりいいですが、感動する映画もいいよね。
感動ポルノとかお涙頂戴って言ったりするし、実際、それはないだろ、ってやつもある。
あるにはあるけど、でも時にはこういうものを摂取したくなるのさ。

こちらには今週見た映画全部の簡易感想を書いてますので、よろしければ。



「オットーという男」 (配信)


トム・ハンクスゲーですね。こんなおじいちゃんになったトム・ハンクスもまたいい。
内容はシンプル。偏屈なおじさんが近所に引っ越してきた家族と触れ合ううちにいい人になってくと言う。そしてこうなってしまった経緯も過去のシーンを差し込むことで分かってきます。
あらすじ見た感じで、多分いい話になるんだろうなと思って見てみて、実際その通りになるんだけど、でもやっぱりいいんだよ。
これくらい分かりやすくて感動できるもの、大切。
何度も自殺を選ぶシーンはちゃんと重いのに、失敗するシーンは割とコメディで、そのおかげでマイルドになってて良かったです。
最後もベタだけど、死んで遺言読んでパターンはいいですね。そういうのでいい。


「幸せなひとりぼっち」 (配信)


この作品をリメイクしたのが、「オットーという男」だそうで、もちろん見てみないとね。
大筋としてはもちろん変わらないんだけど、こっちの方が過去の掘り下げとかは多かったかな?
こっちの方が隣家の夫がほぼモブキャラみたいになってたし、全体的に主要人物以外がモブっぽかったかも。
前に「Coda コーダ あいのうた」を見てから、リメイク元の「エール!」を見たときもそうだったけど、もちろんどっちも素晴らしいんだけど、アメリカがお金かけて作ってる分、リメイク後の作品の方が見やすくて好みかもしれません。
いやあでも、こうやっていい作品がまた違った形で良くなってリメイクされるのは、素敵!


「僕のワンダフル・ジャーニー」 (配信)


「僕のワンダフル・ライフ」の続編でございます。
犬が何度も転生して主人の元に戻ってくる、みたいな物語なんですけど、こんなもん泣けるんですよ!
僕は犬好きじゃないし、どちらかと言えば動物は苦手な方ですが、これはいいじゃんね。
今回はその正当続編ということで、今までの流れを組みつつ、今度は孫のために奔走するベイリー。
やっぱり素敵だったなあ。
最後の最後のシーンも良かったですね。ここで本当にベイリーの犬生が終わると言う。お疲れ様!


エピローグ


「僕のワンダフル・ジャーニー」みたいな映画を見た時だけ犬を飼いたくなるけど、いやいや無理無理とも思う。
でも伊集院さんもかつては犬を飼うなんて、って思ってたのに愛犬家になったわけで、やはり価値観というのはいつになっても変わることもあるんでしょう。
いつか僕が平然と犬を可愛がってても、許してやっておくれ。

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