感情が揺らぐ今日この頃



プロローグ


そういうときは何かしようとせず、映画を見てるのが一番です。そう思う。
違う世界を堪能することで、一度自分の揺らぎを麻痺させる。そういう方法もある。
何の話をしてるか分からなくなってきたので、とっとと進みましょう。

こちらには今週見た映画全部の簡易感想を書いてますので、よろしければ。



「アダムス・ファミリー2」 (配信)


間違いなくこれも家族愛よな。周りから見たら歪んだ形に見えるけど、本人たちがどう思うかだから。
でも逆に言うと、今置かれてる環境が変だと気づくのも大切。それに気づけるのもひとつの力だから。
そして何より、ウェンズデーが可愛いですねー。サマーキャンプでのウェンズデーっぷりにもうメロメロだ。
こうやってくるとドラマの「ウェンズデー」も見たくなってくるよな。キャストは違うけど、ウェンズデーずっと見てられるんだもんね。
赤ちゃんも可愛くて、こんな変な形の家族でも癒されますね。赤ちゃんすごい!


「リリーのすべて」 (配信)


世界で初めて性別適合手術を受けたリリー・エルベをエディ・レッドメインが演じるこちら。
この映画だと理解ある人ばかりが周りにいるけどきっと言われない言葉も多かったとは思う。それでも自分でいるためにこういう決断をしたというのがすごい。
そしてこの映画は何より、妻であるゲルダの愛があまりにすごすぎる。
もちろん元々理解した上での関係だとは思うけど、それでもここまで一緒にいられるかと言われれば、普通は無理ですよ。
多様性の時代、その入口となったリリー・エルベの物語でもあり、同時にそんな彼女を献身的に支えたゲルダの物語です。


「セルラー」 (配信)


クリス・エヴァンス主演だからマイリストに入れていたこちら。90分尺で短いし、そんなに期待してなかったんだけど、個人的には好きだったなあ。
誘拐、監禁された女性が偶然電話した先にいたのがクリス・エヴァンスで、電話だけの情報で助けてもらうと言う。
視聴者側はどっちサイドの人物も見えてるからまた違うけど、少しだけ「ギルティ」みがありますね。
クリス・エヴァンスがこの人助けるために他の犯罪しつつ、でも律儀な部分あるところ可愛い。
一応警官の中にも悪徳警官がいて、撃ち殺しちゃった女性警官も悪徳なのはよかった。
最後のお願いのシーンで、もう電話してこないで、はオシャレでしたね。
Filmarksでは3.6だったけど、個人的には結構評価高かったです。


エピローグ


初めて何かを成し遂げた人はたくさんの批判を受けて成功していたりする。
そうすると、その何かを成し遂げた人にだけ注目が集まったりするんだけど、間違いなく近くにいて支えてくれた人もいて、こういう人のことを影の立役者とか縁の下の力持ちという。
嗚呼、僕は注目されたい!縁の下の力持ちじゃ満足出来ないタチだと思ふ。

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