白黒映画、構えて見がち



プロローグ


なんか白黒映画ってだけで作りが重厚で難しい気がして、見るときに少し構えちゃうんですよね。
スマホ一台ですごい鮮明な映像を取れる時代にあえて白黒という選択をしてるんですもん、間違いなくこだわりはあるタイプ。
白黒映画撮る監督と、友達になれなさそう。

こちらには今週見た映画全部の簡易感想を書いてますので、よろしければ。



「オーメン:ザ・ファースト」 (配信)


意外と「オーメン」見たことない説。今なお語り継がれる名ホラーって意外と古くて見たことないんだよな。
本当はそういう作品こそ改めて見るべきなのに!
なかなかすごい映像でしたね。グロいというか、リアルを追求した結果の恐怖って感じです。
しかし日本で流すには日本の法律があって、多分そういうところで本来の制作の意図と少し違う映像になってしまっているのは残念でした。
でもこれがあって「オーメン」に繋がるんだなと思うと、改めて見ようと思います。


「8番目の男」 (配信)


韓国で初めての陪審員を描いたこちら。結構内容は重くてシリアスなシーンも多いんだけど、意外とコミカルなシーンも多くて見やすかったです。
絶対有罪だと思ってた被告人に対して、あれ無罪じゃね?、って思い始めて色々探すんだけど、「12人の怒れる男」がベースにあるらしく、まさしくそんな感じがしました。
正直裁判の結果なんて見ても自分の人生とは関係ないからって思っちゃうけど、それでもその一票を自分が担う立場になったら、やっぱり怖いよね。
僕、よく分からないんですけど、そもそもなんでこんなことするんでしょう。謎い。


「私、オルガ・ヘプナロヴァー」 (配信)


何も知らずに見始めて、これがどう面白くなるのかなあ、って思ってて、文字通り急ハンドル切られてビックリした。
ただのモノクロな映画だと思ってたのに、すごいわ。
しかもこれが伝記映画ということで、震えるね。
いやでも逆にこれだけの急展開、事実に基づいた映画じゃないとやりすぎ感あるのかも。


エピローグ


この映画は予備知識を入れずに見た方がいい、っていう発言すら予備知識だよなって思う今日この頃。
ネタバレって気にしだしたら、そもそもジャンルすらネタバレだし、洋画なら邦題がネタバレだったりするし、なんか難しい。
それでも、予備知識入れないで見た方がいい映画があるのもそう。

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