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娘が小学校を辞めた日①~ホームエデュケーションを選択するまで~


こんにちは、おあです🤗
小学生の子ども達3人はホームエデュケーションを選択しています✨
子どもたちが毎日を楽しく自分らしく過ごせる社会にしていくために、これからの学びの在り方について考えるnoteです📒

今回は、「娘が小学校を辞めた日①~我が家がホームエデュケーションを選択するまで~」というテーマで書いていきます🖋



・・・我が家がホームエデュケーションを選択して、かれこれ2年半になります🍀
長女は当時、小学4年生(9歳)でした🌸
「学校に行きたくない」と言いだしたのは、新学期始まって早々の2週間目でした。
そこから❝ホームエデュケーション❞を選択するまでの経緯を、これから数回に分けてシリーズとしてお伝えしていきます👍



■オルタナティブ教育という選択


私は大学時代に、❝モンテッソーリ教育❞について少し授業で学んでおりまして👇


また、身近に子どもを❝シュタイナー学園❞に通わせている友人もおりまして👇


いわゆる❝オルタナティブ教育❞という存在は知っていました🙌
・・・で、自分の子も、公教育とは違う、ちょっと変わった教育を行っているようなオルタナティブスクールに通わせてみようか、なんて調べたりした時期もあったのですが👇


でも、そういうオルタナティブスクールって、基本的には「私立学校」なので、学費が大変高額なんですよ😱
しかも、小学校は6年間ですから、総額にしたら我が家の家計ではとてもとても・・・💦

それに、どこも遠いんですよね😱
日本全国探して、ほんの数校しかないわけです💦
いいなと思ったとしても、じゃぁそのオルタナティブスクールのある地域に家族で教育移住するのかという話でして・・・😅
そこまでする必要ある?😰って思っちゃうわけで。

・・・もう、仕方ないと。
小学校はその辺の、地元の無料の公立学校に通ってもらって、もしほんとにオルタナティブスクールがいいとなったら、中学からまた考えればいいでしょうと。

何より、幼稚園の仲良しのお友達もみんな、その辺の、地元の無料の公立小学校に通うわけです。
特に、我が家は小学校がとても近くて便利でした👍
学校が遠いお子さんだと、1年生の1学期間、毎日登下校に付き添っていらっしゃる保護者さんもけっこういましたから💦
車の行き交いが激しい道路もありますから⚠️
小学1年生を安心して1人で通わせられる学校というのは、なんだかんだ言って有難い存在でした✨


結局、娘は地元の普通の公立小学校に通うことにしまして、よそのお友達と同じようにランドセルを買ったり、就学健診を受けたり・・・。
新しい小学校生活に向けて、親子でワクワクドキドキ💕しながら、準備していました👍



子どもが小学校に上がるって、親にとっては成人式に並ぶぐらい大きな節目なんですよね😭
文字通り、❝期待に胸を膨らませて❞入学式の門をくぐったことを、今でも鮮やかに覚えています💐

胸膨らませた入学式



■入学式で感じた違和感



・・・ただですね・・・。
入学式で既になんとなく感じた違和感、というものがあったんです💦
かなり古い小学校ということもあると思いますが、門をくぐっていきなり、異次元に入り込んでしまったような、そこだけ時が止まっているかのような・・・。
私、何か、❝不気味さ❞みたいなものを感じてしまったんですね😱

自分が通っていた30年前? 40年前? と、何も変わらない❝何か❞がそこにあるという・・・🥶🥶🥶



・・・何か。
・・・何でしょう?
亡霊・・・??


この、年季の入った校舎。
ヒビや、埃や、汚れだらけのボロボロの校舎。
傷だらけの机と、昔ながらの黒板と、ロッカーと、校庭と・・・。


全く変わらないんですよ。 自分が通っていた小学校時代と。
学校の門をくぐって、足を踏み入れた瞬間から、そこにはピター・・・ッと全てが静止したままの時空間、が広がっていました。

・・・それは、独特な世界でした・・・😱


・・・ただですね💦
不気味さは感じますし、何か違和感はいろいろあるんですけれども。
人は、ある意味、恐ろしいことに、どんな環境にも、良くも悪くも❝適応❞していける生物でもあるんですよね💀



長女も、幼稚園の時のお友達ですとか、近所のお友達と楽しそうに通いますし、私も「なんで毎日こんなに宿題あるんかな~?」なんて疑問に思いながらも、日常に流されていましたね。
完全にその環境に適応していました😅



■コロナによる突然の休校


そこに、2020年3月。
長女が小学1年生の最後の月に、突然のコロナによる休校が始まりました⚠️

2年生に進級していきなり3ヶ月休校しまして。
学校も「ちょっとでも体調が悪かったら休んでくださいね」ということで、我が家も「学校を休ませる」ハードルが一気に下がっていました🙇


我が家は、コロナ休校のタイミングで❝チャレンジタッチ(タブレット式)❞を始めたんですけれども👇


長女が、「こっち(チャレンジタッチ)の方が断然面白い😲」って言うんですよ。学校の授業よりも。
・・・で、「なんで学校でこれ使わないの?」って訊いてくるんですね💦
「確かにそうだよね」って、私も思ってしまいました😣

オンラインで授業を見ていても、一言で言えば❝つまらない❞わけです😰
むしろ、子ども達はみんなよく静かに大人しく聞いているなと。
子ども達、偉いなって感心してしまうほどでした💦




・・・極めつけは学級崩壊😱
コロナ禍の影響もあったのかもしれませんが、娘のクラスはかなり荒れていました💦

その事件については、私は後で娘から聞いただけなので、詳細はよく分からないんですけれども・・・。

授業中に、男の子同士が喧嘩になって、先に手を出した子がいて、その子にやり返した子の方が黒板消しを投げつけたみたいで、流血騒ぎになったそうです🥶
額から血を流して、救急車を呼んだという話で😣
その黒板消しを投げつけちゃった子は、教室を飛び出して、ダーッと走って、家に帰ってしまったと💦
それを追いかけて、担任の先生もいなくなっちゃって。
残りのクラスの子どもたちは放置です。
こんなの、授業どころじゃないですよね💦
お友達同士が喧嘩して、血が出て、救急車が来るなんて、長女も相当怖かったのではないかと思います🙇

救急車騒ぎ



あと、運動会も疑問だらけでしたね~。。。

段ボールが、表が黒、裏が白に塗ってあって、それをオセロみたいにひっくり返す競技?だったのですが・・・。
私には、さっぱり意味が分かりませんでした💦


黒チームは段ボールを黒に返す。
白チームは黒を白に直すことを、永遠と繰り返すだけのゲームでした。


・・・え、これ、何?
どのへんが楽しいの??
どういう教育目的があるの???

全部で4回戦くらい、ひたすら段ボールをひっくり返し合う壮絶な光景が繰り広げられ・・・。
別に、協力するわけでもないんですよ、お友達同士。
娘も一生懸命、白チームだったか黒チームだったか忘れましたけど、白チームだったら白に一生懸命ひっくり返す。
それを端からひたすら黒に返される。
そんなシュールな謎ゲームを見させられて、私の頭の中はクエスチョンマークだらけになってしまいました😅
ゲーム終了後、夫に「今のは一体何の競技だったのかね?」って訊いても、「・・・さぁ?」という反応でした・・・💦

運動会

後日、学校から「運動会いかがでしたか?」というアンケートが配られたので、正直に尋ねてみたんです。
「あの競技はどういう教育目的があったのでしょうか?」と。
「お友達同士、協力し合う場面も特になくて、よく分からなかったのですが」と。
そうしたら、先生から丁寧なお返事をいただきまして、一言で言えば、「体力をつけさせるための競技」だったとのことでした。
コロナ休校で子ども達の体力が落ちているので、体力増進のための競技だったのだと。
しゃがんで立ち上がる❝スクワット運動❞ということでした😲

はぁ、なるほど💡
・・・と思いましたけれども。
でも、体力をつけさせたいんであれば、もっと楽しくできる運動、 あるんじゃないかなと。
体力をつけるにしても、いくらでも他にやり方があるんじゃないかなと思ってしまいました。
ましてや運動会でただの体力増進運動を見せられても、親もどうリアクションしていいものか💦

終わって、「拍手~‼️👏」「白チーム〇〇枚、おめでとう~‼️🎊」
って言われても、子ども達も別に嬉しくもなんともなさそうでしたから😰


こんな調子で、運動会はもちろん、宿題の量も中身も、教科書の内容、授業のやり方等、色々ちょこちょこ疑問には感じてはいました
でも娘は毎日、別に普通に学校に通って授業を受けて、友達と遊んだり、宿題も文句も言わずにやっていましたし。
朝送り出したら、学校ではお勉強教えてくれて、給食も食べさせてくれて、それなりに運動なんかもやらせてくれて、友達と元気に遊んで帰ってくるわけです。
日中、私も楽ですし、違和感は抱きつつも、そんな小学校生活に流されていました。


やっぱり❝ラク❞ですからね💦
何も考えずに済む方が。
環境に適応していた方が。
日常に流されていた方が。


学校では、それなりに大事なことを勉強してきているんでしょうし・・・。
運動もしっかりしてきているんでしょうし・・・。
給食も、栄養士さんが考え尽くした栄養バランス満点なのを食べさせてもらっているんでしょうし・・・。
という感じで、ある意味❝思考停止❞していましたね。


3年生の時の担任の先生はベテランの先生で、授業自体は比較的落ち着いて行われていたようでした。
ただ、昔ながらの先生ということもあってか、宿題を忘れたり忘れ物をしたりすると、罰?が与えられるようで。
毎日忘れ物チェックがあって、何回以上忘れ物をすると、教室で立たされるとか、なんらかの罰則があったみたいなんです😣

それ以外にも、当然ながら授業中はトイレに行っちゃいけないとか、何分までに給食を食べ終わっていないといけないとか、集団生活を送る上でのルールがきちっと決められていたみたいなんですね。
先生自体は決して悪い先生ではなかったと思いますが、様々なルールを守ることが求められる学校環境にいる中で、長女にちょっとした異変が現れてきました。


2学期に入って、長女にチックとゲップが出てきたのです😱

長女の❝チック❞は、片目をパシパシ瞬きする(激しくウィンクする)という症状でした🙌

それと、❝ゲップ❞😧


最初、コーラを飲み過ぎたのかな?ぐらいに思っていたのが、あまりに酷いんですよね💦ゲーゲーゲーゲー🐸
宿題やりながらゲーゲー🐸

最初、「お行儀が悪いからやめなさい」なんて注意しちゃってたんですが、ちょっと異常な回数でして😱
本人も「出ちゃうんだよ」って😰
・・・で、インターネットで調べたら、「呑気症」という心身症だと判明しました。

呑気症

え~‼️😲心から来る症状なんだ!と知って、
「何かストレスでもあるのかな?」と気にはなりました。
ただ、本人はその時もいつも通りの様子で、何がストレスになって、ゲップとかチックが出るのか、その時の私にはちょっと分からずじまいでした🙇




・・・で、いよいよ、2022年の4月🌸
4年生になりまして。
新しいクラスになって、担任の先生は、若くて優しそうな男の先生になって、良かったなと思っていた矢先のことでした。


新学期始まって2週間目の月曜日の朝🌞
さっきまでいつも通り、顔洗ったり着替えたりしていた娘が、朝食の席についた途端・・・。
突然、うつむいてしまって・・・。
暗い顔して、「ご飯、食べられない」って言うんです😨

体調が悪いのかなと思って、熱を測ったのですが、ないわけです🤔
「気持ち悪い?」「頭痛い?」などと聞いてみても、気持ち悪いわけではないし、頭が痛いわけでもないと。
とにかく❝食欲がない❞という様子だったので、朝ごはんも食べられないんじゃ心配だね、ということで、「今日はお休みしようか」と🙌


・・・これが最初の1日目でした。
この日から、我が家の葛藤が始まったのです・・・。



長くなりましたので、この続きはまた次回👋



お読みくださりありがとうございました✨
また次回お会いしましょう🤗
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