今、学校で何が起きているのか②~娘のクラスで起きていたこと~
こんにちは🤗おあです✨
3児子育て中で、小学生の娘2人はホームエディケーションを選択しています☘
子どもたちが毎日を楽しく、自分らしく過ごせる社会にしていくために、これからの学びの在り方について考えるnoteです📒
今日は、「今、学校で何が起きているのか②~娘のクラスで起きていたこと~」というテーマで書いていきます🖋
前回の記事「今、学校で何が起きているのか~不登校問題の本質~」で👇
今、学校で起きている様々な問題・・・ 子どもたちのいじめ、不登校、子ども達の自殺等・・・全てが過去最悪の状況だというデータをご紹介させていただきました🙇
また、そんな子どもたちに関わる先生方も、精神的疾患で休職される方が過去最多で、教員の成り手がなくて、人手が少なくなってしまっている超絶ブラックな現場であること。
人手不足のためますます忙しさに拍車がかかり、先生同士もギスギス😱
その上「管理管理」と締め付けられ、先生方も限界に達してしまっている状況であること。
・・・要は、今の学校は先生も子どもも誰もハッピーじゃない。
先生も子どももみんな大変なことになっていて、みんなが悲鳴を上げている状況に陥っている、という事態を、データに基づいてご説明してまいりました🙇
今の学校現場が、いかに大変なことになっているかということが嫌というほどデータで示されているわけですけれども。
そんな学校で過ごしている子どもたちの様子について、我が家の娘の場合、という具体的なお話をしてみたいと思います🙌
■青虫事件
1つ目のエピソードは「青虫事件」です😱
当時、小学3年生だった長女。
そのクラスで青虫を飼っていたみたいなんですね🦋
その青虫さんが誰も世話をしていなくて、干からびっちゃっていて、死にそうになっていた?みたいなんです😨
長女は、生き物に関心のある子なので、かわいそうに思って、係ではなかったんですが、助けてあげようと思ったみたいなんですね☘
休み時間に1人でお掃除したりと青虫ちゃんのお世話をしていたら・・・。
クラスの女の子たちに、
「先生に聞いてからじゃないとダメなんだよ!」
「 係でもないのに、勝手にそんなことしちゃいけないんだよ!」
って、責められたそうなんです💦
先生に聞いて、OKもらったの??って、そうやって責められたと😱
娘は相当ショックだったようなんですよね💦
・・・だって、青虫ちゃんがかわいそうだったから、良かれと思って、純粋に生き物を救ってあげたいってやっただけであって、まさか、そのことを責められるとは・・・😱
なんでそんなに責められなきゃならないのか「意味わかんない」って思ったみたいなんです😥
・・・このエピソード聞いて、皆さん。。。
子どもたちに何が起きていると想像しますか??
これって命を救うことさえ、「大人の指示がなければやっちゃいけない」って、子どもたちがそう思っているってことですよね??
何でも全部先生に聞いてからじゃないと、やっちゃいけない。
先生に許可されたこと以外は、何もしてはいけないって、子どもたちが思っちゃってるってことではないでしょうか??
・・・このエピソードから見えてくる子どもたちの姿というのは、「自分で考えて行動できない人間」ですよね😨
大人が何もかもを管理するような環境で育った子どもたちは、小学3年生にして、もう既に見事な指示待ち人間=受け身の人間に仕上がってしまっているってことなんですよ・・・👹
ある意味、管理教育がものすごく成功しているって証拠でもありますよね💦 かつての高度経済成長期に、工場で指示されたことを的確に行うことができる人材を大量に育てようとした学校教育が、ある意味今もしっかり機能していて、めちゃくちゃ成功しているってことなんです😱令和時代を生きる今の子どもたちにも😱
私はこの娘のクラスでの出来事を経験して、教育ってやっぱ凄いんだなと思っちゃいましたね💦
教育の力ってやっぱ半端なくない??って怖くなりました💦
同時に、こんな環境に毎日長女が置かれているようでは、娘が持っている❝命を大切に思う、本当に純粋で美しい心❞を潰されてしまう!という危機感を感じました😰
■学級崩壊
2つ目のエピソードは「学級崩壊」です😱
当時、小学2年生だった次女の学校の授業参観に行ったんですね。
2年生になって初めての授業参観でした✌
コロナ明けの久しぶりのリアル参観でしたので、楽しみに行ったんですが・・・。
これが大変な学級崩壊ぶりで、ビックリしてしまったんですよね💦
授業の内容としては、❝定規のメモリを読む❞という内容だったと思います。 ・・・例えば10センチの長さの定規の中に、1センチずつメモリがあるのを読む、というような単元を教える授業でした✏
分かる子は教わるまでもなくすっかり分かっている話😅
そもそも知っている内容を1時間かけてちんたら教わる自体が退屈な子もいたと思います。
逆に、先生がゆっくり丁寧に教えているんですが、分からない子もやっぱりいるんです。
私の印象では、2割ぐらいの子が教わるまでもなく、分かっているような子たち。
6割の子は、この授業を通して分かったという子たち。
残りの2割が、先生の話を聞いても、この授業だけではまだ完全には理解できていないのかな?という感じの子たち。でした。
・・・で、授業中、何人か騒いでいる子がいたわけなんですが・・・。
❝騒いでる❞と言っても、しょせん2年生ですからね😅全然かわいいもんなんです🤭
「分かんな~い!」とか、「聞こえな~い!」とか。あとは全然違うことをしている子ですとか。
それで、先生に注意されるわけです。
「〇〇く~ん、何ページ開いて!」とか、「ここをやるって言ったでしょ!」とか。
普通に、分かる子が分からない子に教えてあげればいいだけのことでは?と私は思うんですが、先生としては、とにかく自分の力で理解させたい!という感じで💦
先生が黒板に❝カッカッカッ❞と書くのを、子どもたちはみんな静かに聞いて書き写している・・・という状況を、おそらく先生は理想の授業のあるべき姿としてイメージされていたようで、少しでも騒いだり立ち歩いたりする子がいると、「座りなさい」「出ていきなさい」「謝りなさい」みたいにモグラ叩きのように注意して回って、子どもたちはそれに反抗してますますうるさく騒ぐ・・・という悪循環に陥っていました😱
その中でも、特に騒いで怒られていた男の子が、なんと!幼稚園の時、次女と同じクラスだった、よく知っている男の子だったんですよ~‼😫😫😫
いい子なんですよ💕元気いっぱいで、かわいい男の子なんですよ✨
・・・なのに、あの子があんなになっちゃってるって・・・。
私はそれもショックで😨
先生からは❝問題児扱い❞されてましたけれど、彼は全然問題児なんかじゃないですよ。
単につまらないから「つまんな~い!」とか、分からないから「わかんな~い!」って素直に言っているだけ。
他のお友達がその子に教えてあげるだとか、別の授業のやり方をすれば、あの子は普通に楽しく学べます💕
別に頭が悪い子じゃないわけですから。
まぁその子も、授業参観ということで、普段とは違う雰囲気で、ちょっとはっちゃけちゃったところもあるのかもしれません💦
でも、とうとう先生は「出てきなさい!」と声を荒げてしまわれて・・・😥
クラスの子どもたちも、見ている保護者も、イライラして子どもを𠮟りつけている先生も、誰もハッピーじゃないんですよ😔
できる2割の子たちだって、つまんないんですよね😥
他の子たちが怒られているのをずっと、ただ座って終わるのを待っているだけ。
うちの次女も、どちらかというとできる2割の方ではあったので、放置されているだけに見えましたね。
・・・こんな環境で、一体何を学べというのかと😱
学ぶことが楽しいなんて思えるわけがないし、むしろ勉強が嫌いになるだけじゃないかな?って思いましたね💦
その授業参観で、他の保護者さんたちは、「学級崩壊だ!」「先生の指導力不足だ!」と😱
どうやら後日、「担任を変えろ!」っていうような話になったみたいです。 ・・・でも、これは担任を変えて済む話じゃないわけなんですよね💦
だって先生がたった1人で、35人もの❝理解度❞も❝個性❞も全く異なる子どもたちを、同じ教科書で、同じやり方で、1時間で全員に理解させるなんてそもそも無理な話なわけですよ。
先生たちは、そもそも無理なことを「やれ!」と言われて、必死でやってるんですよ。
しかも自分自身も、一斉一律集団教育しか受けてきていないので、それ以外の教え方は知らないわけなのです🖋
先生も、できない。無理難題を押し付けられて、必死でやってるんだけども子どもたちは聞いてくれなくて、落ち着かなくて、それを保護者さんたちみんなに授業参観で見られてしまって・・・💦
もうプレッシャーですよ。 恥ずかしいですよ、先生だって。
もっとカッコイイ授業風景を見せたかったに違いありません😔
自分が思うような授業ができなくて、イライラして、とうとう親御さんの前でも大きな声を出してしまったと・・・。
先生も相当辛かったのではないかと胸中お察しいたします🙌
・・・ただ、そのような学校環境の中で毎日、我が子が5時間なり6時間なり過ごしているという状況は、親としてはやっぱり良くないのではないかと、心配でした😥
次女は、授業はつまらないし、先生はいつも怒っているけど、でもお友達とは遊びたいと。「私は友達に会いたいから」と、1学期の間は登校していました。
ところが、夏休み直前に、次女も「やっぱり私も学校を辞める」と言い出し、長女に続いて次女もホームエデュケーションを選択することになりました🫶
ただし、その選択を先生に伝える際、先生に「自分のせいだ」と思わせてはいけないと考えていました。
担任の先生はとても真面目でベテランな先生でしたので、「先生のせいでう我が家の娘が学校に行かなくなった」という風に捉えられてしまう恐れがあるなと。先生への伝え方を相当気をつけなければと思いました💦
我が家の娘が2学期から学校に行かなくなったことを、担任の先生は相当気にされていたと思います。
しかも、詳しくは分からない展開ではあるのですが、その後次女のクラスの担任の先生が変わったんですよね😣
担任が交替したと聞いて、私はつらいなと思いました。
だって、先生も被害者なんですから・・・😰
さらにつらかったのは、次女が2年生が終わって3年生に上がる春休み直前に、その元担任の先生が次女にお手紙をくださったんですよ。
その手紙に、「ごめんね」って書いてあったんです。
「〇〇ちゃん(次女)が学校来れなくなったのは、先生のせいでもあるよね」って。「先生がもっとうまくやれてたら、楽しく学校に通えてたんじゃないかな」っていうようなことが書いてあったんです😣
私は、日本の学校の先生方がどんな状況に置かれて、どんなことをやらされて、みんな疲弊しきっているかということを知っていたので、そのお手紙を読んで、どうしたらいいだろうと😔
私は返事を出したかったんです。その元担任の先生に。
ただ、そのお手紙は次女に宛てられたお手紙だったので、次女が返事をするならまだしも、親の私がノコノコ出ていって、「先生のせいじゃありません!」みたいなの、変じゃないですか🤣
なので、私としてはいろんなことをその元担任の先生にお伝えしたかったですし、その先生ともっとちゃんと率直にお話したかったんですけれども、結局どう伝えたらいいか分からず、伝えられずじまいになってしまいました😔
その先生は翌年度以降見かけなくなってしまったので、異動されたか、休職されたか、退職された可能性があるなと思います😥
前回の「今、学校で何が起きているのか~不登校問題の本質」という記事でお伝えした通り、1つは、トップダウン式の管理構造で、教育に自由が許されていないこと。 もう1つは、現場の先生に一方的にあれこれあれこれ仕事を増やしているくせに、なるべくお金を払わずに、教育費をケチっていること。
そのような構造上の問題があるわけで、その被害者なのです、先生も子どもたちも・・・😱
なのに、学級崩壊を起こしてしまった先生は、「自分のせいだ」と思うわけですよ。 「自分の指導力不足のせいだ」と。
不登校の子どももそうですよ。
不登校の子が出ると、先生はまず自分を責めるんです。「 自分にもっと力があったら、この子も学校に来れたかもしれないのに」って思うと言うんです💦
先生になるような人たちって、みんな基本❝真面目❞ですから。
不登校でも学級崩壊でも、みんな自分に責任があると思って、精神的に追い込まれて、鬱とかになってしまうんだと思うのです。
・・・そういう意味でも、問題の本質をちゃんと見極めて明らかにするということは、大事なことですよね💖
学級崩壊を起こした先生は、ダメだ!先生を変えろ!って訴える保護者さん達、「 違いますよ」と。
子どもが「学校に行きたくない」と言うと、親も「どうしたの?!」「なんで行かないの?!」「 何かあったの?!」と顔面蒼白になって、やれカウンセリングだとかなんとかって、その子自身に何か悩みや問題や障害があるんじゃないかと狼狽えて、スクールカウンセラーなんかのところに相談に行ったり・・・。 「違いますよ」と。
ただただ、150年前から大して変わらない、子どもに合わない教育を、令和のこの時代にも無理やり押し通しているせいです!と👇
・・・もはや学校システム自体が崩壊してるんです。
そのことを、当時小学2年生の担任だった、次女に手紙をくださった先生に、私は知っていただきたいです。
無知であることで、関係ないことを自分の責任だと思って、自分を自分で追い詰めてしまっている人が多すぎます。
問題の本質は、ただただ教育システム上の構造上の問題にあるということを、先生たちにも気付いていただきたい。
保護者さんたちも、本題の本質を理解していないから、学級崩壊になるとその先生を責めたり、 学校に行きたくないと訴えている子どもを無理やり登校させたりしてしまうんですよね😰
2回にわたって、「不登校問題の本質」についてお伝えしてきました🥰
当時、小学2年生の次女の担任をしてくださった先生に、こういうお話が伝わって、「先生のせいなんかじゃない」ということがご理解いただけたらいいなと思っています☘
お読みくださりありがとうございました🤗
また次回お会いしましょう♫
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