【読書メモ】WORK SHIFT(リンダ・グラッドン)

●再読した理由
・本では2025年を未来として語られていて、現在の実態とどれくらい近しいか気になったから。
・娘ができてから日々悩む、自分が求める働き方のヒントが欲しかったから。
・40〜50代の価値観とのズレを理解、解消するヒントが欲しかったから。

●心に残った文章
<働き方のヒント>
・どういう風に時間を使い、エネルギーと資源を割り振るかという選択が極めて大きな意味を持つ。
・慌ただしい時間の流れに身を任せようという誘惑を断ち切り、ある程度まとまった時間を観察と学習と訓練のために確保する意思を持たなくてはならない。
・消費をひたすら追求する人生を脱却し、情熱的に何かを生み出す人生に転換する。
・経験の「質」を手にするために、消費の「量」を手放す決断
・覚悟を決めて選択すること。
・主体的な選択を行い、選択の結果に責任を持たなくてはならない。
・他の評価方法を採用させない限り、自分自身のニーズに適合しない評価システムに従うしかない。
・専門技能や知識の習得にエネルギーを配分する時期。

<価値観の変化>
・親世代よりバランスの取れた生活を送ろう
・学ぶべき面のある同僚たちと一緒に働いて自分を成長させる(本は職場を選ばずに学びとれる)
・自立した働き手が自分の働き方を主体的に選ぶケースが増える
・情報の透明性が高まる結果、リーダーの行動はこれまで以上に厳しい監視の目にさらされます。
・これまでより多様で、バーチャルで、グローバルなチームをまとめ上げるためには、以前より高度な技能が必要とされます。

●感想
・時間やエネルギーといった自己資源を『気まぐれに身を任せる』スタンスではいけないと強く感じた。
・現在の自分は『子どもたちと過ごす時間をたっぷり確保』できていることを認識できた。今の職場に勤め始めてからの残業時間推移では、明らかに家族と過ごす時間を増やせているし、睡眠時間の確保や休日の過ごし方にもポジティブな変化が現れている。
・これまで続けてきた読書や動画学習について、投資という意識でやってきてはいたものの、見方を変えれば消費活動とも捉えられる(少なくとも生産活動ではない)。取り組み方を変える時期が来ている気がしてきたし、改めてアウトプットをより意識しておかないと、インプットに偏りが出やすいTypeなのかもしれない。
・転職が当たり前になった現在では、比較対象があるため以前に比べて盲目的な話を素直に信じられなくなっている。例えば新人教育などは、主観的あるいは経験的な話だけではなく、客観的視点を持ち合わせておく必要がありそうだ。そのためには、日々の学習をし続けることがこれまでに増して大切かもしれない。

#孤独#覚悟#仕事中毒#原動力

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