セフレ関係で自己嫌悪に陥る女性たちへのメッセージ

こんばんは。
梅田王子です。
今日は、女性向けにセフレの関係になったけれど自己嫌悪に陥ってしまった女性へのメッセージをかいてみようとおもいます。

男性である私から言うのは少し違うのかもしれませんが、人はさみしくなった時、男性はお金を求め、女性は男を求めます。あくまで傾向ですが、あまり異論はないのではないでしょうか。

ここで、寂しさが原因で男性が風俗に行っても、どんなに女遊びをしても、実はあまり満足しないということがよくあります。同じように、寂しさが原因で女性が仕事を頑張ってどんなに貯金が貯まっても、実はあまり満足しないということも、同じようによくあります。

TEDというサービスで、ある医療関係者がこのようなことを言っていました。

お金さえあれば解決する問題は実際に多いが、私のところには10億円以上の資産を持つビリオネアが、寂しいと言ってやってくる。

ネコはネコとして生きることで満足した絵本

「100万回生きたねこ」という絵本があります。主人公のネコは、ある時は王の猫、ある時は手品師の猫と、次から次へと生まれ変わっては様々な飼い主の飼い猫をするのですが、最後に野良猫として普通に結婚し(人間風に言うと)、子供ができ、天寿を全うして死にました。そして、もうネコは生まれ変わらなかったと言う話です。仏教的には、貪瞋痴が解消し正規輪廻から抜け出したことを意味します。

100万回生きたねこは、結局ふつうのネコとして天寿を全うすることで、満足したのでしょう。翻って、人間はどうでしょうか。

人間も、結局自分の満足できる人生を送らないと、何万回自分が満足できない人生を送っても、どんなに裕福でも、どんなに異性にモテモテでも、おそらくこのネコのようにこの世に未練を残しつつ死んでは生まれ変わりを繰り返す正規輪廻から抜け出せないのではないかと思います。

寂しさの原因は何?

女性がセフレ関係を持つ時、決まって言えることは心のどこかで寂しさを持っているはずです。でも、その寂しさを「解消できると期待していた」セフレ関係で、思ったように解消しないことに違和感を感じ、次第に「何やってるんだろう私?」と自己嫌悪に陥りがちになっているのではないでしょうか。

私もセフレの関係を持つ以上、女性のメンタルや感情には人一倍気をつけています。多いのは、両親、特に母親との関係がうまく行っていないと言う女性でした。

妙に潔癖だったり、拘束したり、価値観を押し付けたり、子供の頃からあまり自分の判断で活動したことがないのです。そして、「私なんかとセックスして本当に気持ちいいの?」と自分には価値がない、大事にされることはないと、心の底からそう信じているのです。

おそらく、彼女たちは自分の母親に愛されていると言う実感がなく、自分の母親にすら愛されないのだから、他人に愛されるなどどこか異国の遠い国の話に違いないと、本音を隠し、表面上の言葉を並べてとりあえず取り繕う能力に長けていきます。

私はそう言う女性を何人も見てきましたし、とにかく他人に甘えることを極端に忌避(きひ)していました。セックスをすれば変われるかも?、そんな一縷の望みをかけて男性の前で裸になったり恥ずかしい格好をして自分を解放しようとしても、どこか冷静な自分がいて「何やってるんだろう私?」と、次第に自分という存在自体が乖離しかねないほど追い詰められていくのです。

解決策は?

解決策について直接的なアドバイスをすれば、私に相談してください。
とは言っても、ここでは一般的に通用するアドバイスを一つご提供します。

まず、あなたは悪くありません。
おそらく、同じ境遇の女性に同じ悩みを相談されたら、あなただって「あなたは悪くありません」というと思います。
けど、自分には言えないと思います。
この「あなたは悪くありません」は、人によっては自己肯定感の一種と考えるかもしれませんが、これは他人に言ってもらわなければ、どんなに自分で念仏のように唱えたところで、何の救いにもならないのです。

それも、自分より格上の男に、一点のためらいもなく、
「君は悪くない!」
と、バーン!と言われて、初めて心に刺さるのです。

ですから、もし自分で悩み、自分で慰めようとしているなら、それは今から止めることをお勧めします。自分では悪くないと理屈では思っていても、心では自分にも落ち度があるのでは、もう大人なのに親に甘えているのも確かだし、と、必ず横槍が入ります。そんなことを繰り返していると、病気になります。

明日を生きるために

嫌な事実かもしれませんが、セフレを受け入れる女性の多くは、両親(多くは母親)との関係が悪くまたは不健康で、愛情を求めて他の男性を求めがちになります。
しかし、いかんせん両親にすら満足に愛されなかったというコンプレックスから、自分を肯定的に受け入れることができず、いくらセフレの関係を持っても、結局それで満足できずに返って自己嫌悪に陥ることが多いです。
でも、それはあなたが悪いわけではありません。大人になって気づいたところで、今更自信を持って生きようなんて言われても、それは横柄というものです。
でも、自分を責める必要はありません。失われた時代は取り戻せないのですから、将来に向かって生きるように考え方を変えていく必要があります。そのためにはまず、自分にも落ち度があるのでは、もう大人なのに親に甘えているのも確かだし、とかも、考えないようにしてください。
失われた時代は、これから別のもので埋めあわせるしかありません。おそらく、あなたの両親は変わりません。

この事実をまず、受け入れましょう。そして、もし自分が親なしだったらどう生きていただろうと考えてみてください。そうすると、不思議といろいろ妄想が膨らんできます。
私はいつも、集中して女性の話を聞き、丁寧に返事を返すということを心がけています。なぜか、それだけで女性は満足し始めます。おそらく、みんな自分のことをわかってくれないから自分は何もできないんだと思っている節があったのでしょう。でも、実際に自分のことをわかってくれる人が現れて、きちんと話を聞いてもらったら、「意外と自分ってスカスカだった?」と、我に帰るようです。

引っ越す家は修繕しないでしょ?

取り戻すのではなく、新しく作る。修正するのではなくて、一旦捨てて、新しいものを取り付ける。
今までいろいろ大変だっと思いますが、引っ越すと決めた家は修繕しないでしょ?
そういうことです。


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