2.28 RIZE eldorado 那須川天心と相内誠
あーあやっちゃったという感想から始まる本文です。
作年末にちょっと話題になった相内選手のデビュー戦が決まりました。
元プロ野球西武ライオンズドラフト二位投手の肩書きを引っ提げて堂々のRIZEデビューです。
上の練習風景を納めた動画を見てもらえばわかると思いますが、おそらくノータッチでKO負けをすると思います。
インタビューに答えて曰く本格的な練習は1ヶ月くらい、成るように成るとあっけらかんとした様子。
動画を見る限り成るようにもならんと思いますね。
ホントにはじめて1ヶ月くらいの動きしか出来てない。打突部を鍛えてるようにも見えない。ミット打ちとは言え頭の動きが全く無い。リーチと体幹の強さは多少見受けられるけど自分の打撃を受け止められるようには見えないから当然打力も知れてる。
ステップワークもほとんど無いから当たり前にいなされるだろうし、どんな勝算を持ってリングに上がるのかもわからない。
相手のモンゴルの選手がいかほどの人かは存じませんがプロのリングでやってきた人間があの程度の仕上がりに負けることはもちろん一発もらうことも考えにくいですね。
競技人口が減少傾向にあるとは言え、野球の世界でドラフト二位というのはその年の上位24人に含まれる選手な訳です。
他のスポーツで例えればオリンピック強化選手の指定がもらえるレベルの難易度。
その才能は尊敬に値すると思います。
野球も好きですし格闘技も好きなのでどっちが上と言う話がしたいわけではないですが、以前にも言ったように、例えば堀口恭司が1ヶ月練習してプロ野球やれますか?という話です。
格闘技は試合時間も短いですし試合数も少ないので、よりセンセーショナルな興行感が求められますが、話題性だけのカードを見たがる層がRIZEみたいなマイナー団体(ごめんなさい)見てるのか?と言う疑問はぬぐえません。
同日に軽量キック界の至宝、那須川天心が同階級トーナメント優勝者とやるというのも対比がエグいですね。
小さな頃から格闘技でやってきた那須川天心と最近はじめた相内誠。
格闘技界の田中将大である那須川天心を見たときに野球で挫折した自分をどう思うのか?と言う辺りに少し興味がありますけど 、たぶんひどい負け方をするから見てる余裕はないんじゃないかなぁ
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