園長、主任が職員にしていきたいこと。
先日、園見学で学んだことを2つお伝えしたいと思います。
1,「お疲れ様!今日もありがとう!」と職員に声をかける。
園見学先の園長先生が仕事終わりの職員に
「お疲れ様!
今日もありがとね!」
と元気に声をかけられていらっしゃいました。
自園でも「お疲れ様です!」と声をかけますが、「ありがとう」とはかけていないなと思いました。
本当に一言なんですが、その時の気持ちは
相手は“感謝されてるな”、“認められてるな”という思いを抱くんだろうなと。
素直に嬉しいですよね。
1つ目は「今日もありがとう」という気持ちを持って、職員に声をかけていきたいと思います。
2,「なんで?」と疑問を持って話を聴く。
園長先生は職員の提案には基本面白がり、応援をしているそうです。(素晴らしい😭)
しかし、素直に疑問に思うことは「なんで?」と何度も聞かれるそうです。
ちなみに世界のトヨタでも「なんで?」を繰り返し、5回は確認して品質を保持しているそうです。
「なんで?」
聴くことでどうなるか。
自分の中でも「なんで?」と聴かれると「あれ?何でだっけ?」ということもありますよね。
自分に問いかけることで、本質が見えてきます。
そのことが本当に子どものためになるのか・・・。保護者のためになるのか・・・。職員のためになるのか・・・。
例えば
【本質を捉えていない例】
「運動会でリレーがしたいです」→「なんでリレーがしたいの?」
→「年長だからです」→「なんで年長だからリレーなの?」
→「毎年保護者が楽しみにしているから・・・」
そもそも運動会は必要なのか、リレーは保護者のためにするものなのか曖昧な答えになってしまいますね。
これではなんのために運動会をするのか疑問に思い、押しつける保育の危険性も。
本質は子ども主体になっているか!
【子どもが主体的になっている例】
「運動会でリレーがしたいです」→「なんでリレーがしたいの?」
→「子ども達が走ることに興味を持ち、友達同士競争することで育つものがあると思います」→「いいね!楽しそう!やってみよう!」
「なんで?」と聴くことで、軸を子どもに置いているか確認していけます。
「なんで?」と不思議に思ったことを相手にぶつけ、本質的なことに気付いているか自分自身も確認していきたいと思います。