膝が痛いと思ったらまずココ見る
最近「膝が痛いんです」という悩みのクライアントが多いです。
何でかなーってちょっと調べてみたらなんと膝に悩みを抱える人は2005年の段階で2500万人、今では3000万人以上の中高年が膝に問題を抱えているという統計がありました。
しかもその中の９割が大なり小なり変形成膝関節症を患っているそうです。
日本の人口が現在約１億2000万人なので、単純に考えると4分の１の人が膝に問題を抱えているということですね。
少子高齢化でこれからどんどん中高年が増えていきますから、もっと増えそうですね。
膝が痛いと思ったら・・・
膝の痛みを感じた時、1番大事なのは病院に行くのもいいですが、まずはご自身が抱える問題を調べることが大事だと思います。
僕がみてきた中で多い原因をいくつかピックアップすると
1：体重が増えた
膝は下半身の動きを支え、1番負担がかかる関節です。体重が増えることでその負担も増加します。
２：運動不足
近年、便利になったことで歩かなくなり、昔に比べると下肢の筋力はかなり減ったと言われています。特にデスクワークの人や運動が嫌いな人は下半身の筋力が落ちると言われています。関節を動かすのは筋肉なので、筋力が低下することで関節や靭帯に影響を与えてしまいます。
３：ハイヒールや厚底ブーツ、バランスの悪い靴を履く
女性に特に多いのですが、踵の高い靴やバランスの悪い靴を履くと、そのバランスを整えてくれるのが膝です。日頃からそのような靴を履いていると膝への負担が増えます。
４：姿勢が悪い
膝は屈伸運動をするだけでなく、バランスを整えたり、地面から、あるいは上からの衝撃を吸収してくれる役割があります。姿勢が崩れていると余計な力が加わったり、本来の可動域ではない動きをして膝を壊してしまうことがあります。
5：筋肉が硬い
運動不足と似ていますが、筋肉の柔軟性がないことも膝痛の原因となります。例えばですが、膝を曲げるには大腿四頭筋が緩まなくてはいけないのですが、大腿四頭筋の柔軟性がないと、付着部である骨が引っ張られオスグッドシュラッダー病という変形成膝関節症になることがあります。
一つでもある人は要注意
上記の中で一つでも心当たりある人は、日常生活の中で改善すべきところがあると考えてもいいでしょう。
運動不足や不良姿勢なんてほとんど当てはまるじゃないか！という声が聞こえてきそうですが、だから人口の4分の1が膝痛に悩まされているのだと思います。
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