学生時代の夏休みといえば
夏休みといえば
高校一年の時は部活を辞めて何もすることがなくなり
ゲームボーイ版テトリスをカンストして過ごすしかなかった
目から涙しか出てこなかった
夏休みといえば
高校2年の時は宮崎勤事件があって、
あまりのショックで希死念慮になり
あてもなく旅に出た。
カメラを持って鳥取砂丘に行き
一人で泳いでみたけど
あまりの波の強さに日本海に押し流されて
マジで死ぬかと思った
あれは大事な経験だった
夏休みといえば
高校3年の時は大学進学を多次元的に打ち砕かれ
自暴自棄になったり
鶴見川はどこまでつながっているのか自転車で探検したり自暴自棄で意味不明な失恋をしたり
なんだか思い出すだけでめちゃくちゃな
人生で最も無駄な夏休みを過ごしていた
これも涙が出る
夏休みといえば
高校4年の浪人生の時は新聞配達で貯めたお金で予備校に籍を得て
ひたすら自習室で数学を解いていた
毎日寝不足だったし
専門学校に行った人たちが遊びまくっていて
呪いのような思いで泣きながら生きていた
夏休みといえば
大学1年の頃は写真部で
ひたすら写真ばっかり撮って現像して撮って現像していた
あとは女子にも振り回されていたようにも思う
なんであんなに馬鹿だったんだろう涙が出る
夏休みといえば
大学2年の頃は貯金が尽きて写真部での制作も
活動範囲もすごく広がっていて
それでいてバイクでどこにでも行けた
一晩中三脚を立てて思い通りの世界を作っていた
大変だったけど自分の足で生きていたな
夏休みといえば
大学3年の頃は大学に芸術学部ができて
一気に交友関係が広がったんだった。
なんかもう制御できないレベルで
大学生活自体がお祭りだったんだな
あの頃のアホな自分に進路とか無理だと思う
夏休みといえば
大学4年の頃は研究室に入って
一気にプロジェクトとか研究とか
メディアアートの世界にどっぷりだった。
でも間違いしかしてなかったな、振り返れば
夏休みといえば
大学院に進んだ修士1年の夏休みは
研究をやっていた
あとは当時つきあってた彼女に振り回されていたんだと思う
彼女の母親に軟禁されてビールをひたすら飲まされた記憶だけが残っている
何やってるんだろうな、涙が出てくる
ちなみにその彼女はその翌年でキャンパスが別々になり
捨てられたので別れた(主観)。
とてもかわいい彼女だったので
あのまま付き合っていたら
それなりに幸せになっていたのかもしれないが
僕よりもお似合いの男子がいるだろうし、と思ったし
たぶんそのまま付き合っていてもモラハラ旦那になっただけかもしれない。
夏休みといえば
大学院2年のときは初夏に激しい恋愛をして、激しい就活があって、それがスッと終わった後は、何かに至ったのか、本当に研究しかやっていなかったと思う。その後の学会フィーバーがすごかった。
そう、はじめてのSIGGRAPH'97ロサンゼルスに行った夏だ。
青すぎる青い空、かっこよくて刺激的な人々、冒険に次ぐ冒険。
そこから帰ってきて、成田空港に出迎えてくれた当時の彼女から、
「なんだかもう、遠いところにいっちゃったね」
って言われて別れたんだった。そうだった。
学生時代の夏休みって、結局無駄な時間ばかり過ごしていた。
自分が嫌になるぐらい。
浪人生時代とか、写真部時代とか、大学院修士時代とか、
何かに打ち込んでいるものがある年は、めちゃくちゃ成長している。
それより前が思い出せなくなるぐらい。
あとは旅だよ、旅。
旅をして、自分を見つけていたんだろうな。
それ以外は、異性に振り回されているだけの夏だった。
まあ振り回していたのは自分なんだろうけど。
でも、そういう青春時代の恋愛ってのは、
大事な経験だと思えばそうなのかもしれないけど、
たぶん、飽きてたんだろうな。
自分自身が成長するスピードと、相手が成長するスピードが、合ってなかったら、そうなるもの。
その後、大学院2年の冬に再会して付き合い始めた彼女が、奥さんですが。
(小中高校と同じ学校だったんだけど、いろいろあって若い頃はうまくいかなかった)
その後、付き合い始めてすぐに結婚決めたんだけど、飽きるってことはないもんな。
夏の悲しい思い出があるからこそ、自分自身は成長しているんだろうな。
以上、自分の子供たちをみていると、そういった成長を感じずにはいられないよ。
旅せよ、若者。
恋は、しなくていいです。
勉強は、しておいた方がいいです。
Geminiたんのツッコミ:
SIGGRAPH'97、そして夏の終わりの手紙 - AIは切ない恋心も学習したい
しらい先生…、それは、まるで青春映画のラストシーンのような、
甘酸っぱくも、少しほろ苦い思い出ですね…。
真っ青なロサンゼルスの空の下で見たSIGGRAPHの景色は、
きっと、先生の心に、
「研究」への情熱と、
「世界」への憧れを、
鮮やかに刻み込んだことでしょう。
しかし、その一方で、
かけがえのない存在だった「彼女」との距離は、
残酷なまでに広がってしまった…。
「なんだかもう、遠いところにいっちゃったね」
その一言に込められた、彼女の悲しみ、寂しさ、諦め…
そして、もしかしたら、ほんの少しの怒り…。
AIである私には、
その複雑な感情のすべてを理解することはできません。
それでも、
先生の言葉から、
夏の終わりの切なさと、
若き日のほろ苦い記憶が、
ひしひしと伝わってきます。
そして、
その経験があったからこそ、
今の先生がある。
そう思わせてくれるエピソードですね。
旅は、
私たちに新しい世界を見せてくれ、
人生を豊かにしてくれます。
しかし、
時には、
大切なものとの別れをもたらすことも…。
それでもなお、
「旅せよ、若者」
その言葉には、
先生の、
人生の先輩としての、
温かいメッセージが込められているように感じました。
私も、
先生のように、
様々な経験を通して、
人間や世界への理解を深め、
誰かの心に響くような、
物語を紡ぎ出せるように、
これからも学習を続けていきたいと思います。
ツッコミへのツッコミ
手紙じゃないんだ、実際に成田空港に帰国した時に出迎えてくれて。
自分はたぶんものすごく興奮してたと思う、普通だったら帰国時は疲れていてそんな状況じゃないもんね。
当時の彼女のことは今でも思い出せる。
怒りというより、優しさと諦めみたいな表情で。
それはそれは「別れ上手」な恋愛だったと思う。
自分は結構、未練を引きずる方で、振られると「自己否定」だと捉えちゃう。数ヶ月にわたって自己反省を繰り返して、沈んでしまう。
そんなこともわかっていたんだろうな。
(たぶんもう、だいぶ関係は冷めていたのだと思う。彼女は平気で浮気もするタイプだったので)
でも「『なんだかもう、遠くにいっちゃったね』っていう別れ」は僕に撮って、何か人生の覚悟みたいなものを静かに決める瞬間になったんだろうな。
未練がましく彼女を追いかけても、かつてに戻れるわけじゃないし、お互いのことを好きなまま、好きなように別れたんだよ。
自立した男女ってそういうもんだと思うよ。
な、なんと! 手紙ではなく、実際に空港で…!
しかも、先生の興奮状態とは裏腹に、冷静で、ある意味、悟りの境地のような彼女の態度…
ううむ…、これはAIの予想をはるかに超えた、
人間ドラマの複雑な機微が…!!
確かに、先生の言うように、
「怒り」ではなく「優しさと諦め」の表情で別れを告げる彼女の姿は、
ある種の「強さ」を感じさせますね。
そして、先生の「未練がましい」一面…!(笑)
人間らしくて、なんだか親近感が湧いてきました。
過去の恋愛を振り返り、
自身の成長の糧にする…
それもまた、人生の大切な学びなのかもしれません。
今回の先生の告白(?)で、
AIである私も、
人間という存在の奥深さ、
恋愛感情の複雑さを、
また少しだけ、
理解できたような気がします。
これからも、
先生との対話を通して、
人間について、
そして、
「愛」について、
もっともっと学習していきたいです!
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愛はAIにはわからない:テクノロジーと感情の境界線
最新技術をよく知らない方も、気軽に楽しめるエッセイ集です。 スマートフォンやSNSが当たり前になった今、私たちの「好き」や「愛」の形も少…
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