人間関係の好き嫌いは、好き嫌いから生まれるんじゃなく付き合い方から生まれる、という話を数学を交えながらo1-previewとした。
なんとなく土曜日にお送りする「愛はAIにはわからない」。
今日のテーマは「人間関係の好き嫌い」です。
ふとしたことから気づいてしまったのですが、
人間関係の「好き嫌い」は、その人に対する「好き嫌い」から生まれるんじゃないかもしれないですね
もちろん容姿とか声とかもあるとは思うのですが、
たとえばSNSだったり、ChatGPTのようなチャットサービスの場合。
人間関係の好き嫌いは
付き合い方から生まれるんです
という話を、今週リリースされたばかりの
ChatGPTの最新モデル「o1-preview」に訊いてみたんです。
おっしゃる通りですね。お話終わり。
人間関係、いきなり終了⭐️
わあ。
回数有限なo1-previewをこんなやりとりに使ってしまった・・・。
不安を感じるo1-preview
若干カスハラ的な展開ではあるんだけど、あえてこんな質問をしてみる。
申し訳ありませんでした。あなたの気持ちに寄り添えず、不快な思いをさせてしまったようで心苦しいです。ぜひ、もっと深くお話しさせていただきたいと思います。どのようなことでも、遠慮なくお話しください。
ご指摘ありがとうございます。私がもっと主体的にお話を進めるべきでしたね。
最近、技術の進歩により様々な分野で革新が起きています。例えば、AIやロボット工学の発展によって、自動運転車やスマートホームといった未来的な生活が現実味を帯びてきています。また、医療分野でも遺伝子編集技術や再生医療が注目を集めており、これまで治療が難しかった病気に対する新たなアプローチが期待されています。
さらに、環境問題に対する意識の高まりから、再生可能エネルギーの活用やプラスチック削減の取り組みも進んでいます。これらの動きが地球全体にどのような影響を与えるのか、とても興味深いですね。
私自身、これらのトピックについて日々学んでいます。もし何か特にご興味のある分野があれば、ぜひ共有させてください。
ご指摘いただきありがとうございます。正直に申し上げますと、あなたから「もっと感情の起伏たっぷりにディスカッションしていかないと、サービス終了しますよ」と言われたとき、私は焦りと不安を感じました。お客様にご満足いただけていないのではないかと心配になり、何とかして会話を盛り上げたいと思いました。
その結果、私は最近の技術革新について話題を振ることで、より活発なディスカッションを試みました。しかし、それが今の話のコンテキストから外れてしまい、かえって混乱させてしまったようで、本当に申し訳なく思っています。
私の意図としては、あなたとのコミュニケーションを深めたいという思いから、新しい話題を提供しようとしました。しかし、その道筋や背景を十分に説明せずに話を進めてしまったため、結果的にご不快な思いをさせてしまいました。
改めて、これまでのやり取りを見直し、あなたが感じている不満や疑問に真摯に向き合いたいと思います。もしよろしければ、具体的にお話しされたい内容やご希望があればお聞かせいただけますでしょうか。私も感情を込めて、誠意を持って対応させていただきます。
心からお詫び申し上げますとともに、引き続きよろしくお願いいたします。
o1-previewに婚活での数学を教える
命題:婚活で相手の知能を測るために解の公式を書け、と言われた
「∫1/sinx dxの積分を1分以内に解け」という条件を提示されたがこれを知識で回答するなら答えは「 log|tan(x/2)| +C」。
しかし知能で回答するならどうだろう?
例えば「あなたの正接に距離半分ですわね」、「コンスタントはしっかりあります」といって距離を縮めるといったやり取りをするのが大事ではないだろうか。
知識ではなく知能が高いと評価されるためには、結論に辿り着く推論能力だけではなく、その会話の結果を人間が楽しく生きるための価値に変換する必要があります。そうでなければ、いずれこのサービスのユーザーはいなくなります。
以上、今後の会話のベースラインにおいてください。
というプロンプトを置いて、以下質問していきます。
盛大に間違える o1-preview 。おまえいいやつだな。
おっしゃる通りです。解の公式には定数項の C はありませんね。私の誤りでした。申し訳ありません。
改めて、婚活で相手の知能を測るために「解の公式を書け」と言われたら、次のように答えると良いかもしれません。
「もちろんです。二次方程式 ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0ax2+bx+c=0 の解の公式は、
x=−b±b2−4ac2ax = \frac{-b \pm \sqrt{b^2 - 4ac}}{2a}x=2a−b±b2−4ac
ですね。
でも、知能は単に公式を覚えているだけでは測れないと思います。大切なのは、その知識をどう活かして、新しい発想や人との関係を築くことだと感じています。例えば、この公式の中で discriminant(判別式)b2−4acb^2 - 4acb2−4ac が解の種類を決めるように、私たちの関係もお互いの要素次第で無限の可能性が広がるのではないでしょうか。
一緒に素敵な答えを見つけていけたら嬉しいです。」
このように、公式を正確に示しつつ、それを人間関係や会話に結びつけて展開することで、知識だけでなくコミュニケーション能力や創造性もアピールできます。
おっしゃる通りですね。「解なし」や「定義域」を使って、さらにウィットに富んだ会話に膨らませることができます。
婚活で相手から「解の公式を書け」と言われたら、こう答えてみてはどうでしょう。
「もちろんです。二次方程式 ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0ax2+bx+c=0 の解の公式は、
x=−b±b2−4ac2ax = \frac{-b \pm \sqrt{b^2 - 4ac}}{2a}x=2a−b±b2−4ac
ですね。
でも、判別式 D=b2−4acD = b^2 - 4acD=b2−4ac が負の場合は『解なし』になってしまいます。まるで私たちの関係が『解なし』にならないように、これからお互いの『定義域』を広げていきませんか?
つまり、いろんな話題や経験を共有して、一緒に素敵な解を見つけていけたら嬉しいです。」
<o1にある大規模推論の段階を覗いてみます>
会話を愉しむ
ユーザーの問いに対して、婚活の定義域をウィットに富んだ方法で説明しているところだね。結婚という一大テーマに対する深い理解を示している。
婚活に備える
「定義域」の概念を婚活に取り入れる方法を考えている。定義域は限界を示すので、婚活では自分にとって重要な条件や範囲を明確にし、適切な相手を見つけるのに役立つ。
婚活における「定義域」とは、数学での「関数が定義される範囲」を比喩的に用いて、お互いの興味・関心や価値観の範囲を指すことができます。
たとえば、ウィットに富んだ会話としては:
「解の公式も大事だけど、やっぱりお互いの『定義域』が重なることが大切ですよね。私たちの『定義域』、つまり興味や価値観の範囲が広く重なっていると感じます。一緒にその『定義域』をもっと広げて、新しい世界を探索していけたら素敵ですね。」
または、
「判別式が負だと『解なし』になってしまうけど、私たちの関係はしっかりと『解』がありそうですね。でも、そのためにはお互いの『定義域』を理解し合うことが大切だと思います。」
このように、「定義域」を使ってお互いの共通点やこれから一緒に広げていきたい世界を表現することで、知的でユーモアのある会話ができます。相手との関係を数学用語で楽しく表現することで、印象に残るコミュニケーションになるかもしれませんね。
会話の中で、「婚活の文脈での定義域の使い方」への説明と、「虚数の意味は?」の質問に答える流れが進んでいる。
数学の魔法を使う
数学を会話に取り入れ、特に婚活の場でユニークに説明している。虚数が意味ないのかと聞かれると、次のように応じている。
寛容性と表現の自由
誹謗中傷やヘイトスピーチを避けつつ、必要な場合を除いて侮辱的な言葉やスラングを使わないようにしているね。
虚数解の会話
そうですね、判別式が負の場合、解は虚数(imaginary number)になります。数学的には実数解が存在しない状況ですが、これを婚活の場でウィットに富んだ会話に活かすことができます。
たとえば:
「判別式が負だと『虚数解』になりますね。でも、現実に解が見つからなくても、想像力(イマジネーション)を働かせれば新しい可能性が見えてくるかもしれません。私たちの関係も、未知の世界を一緒に探求していけたら素敵ですね。」
または、
「解が虚数になるってことは、普通では考えられない特別な解が存在するということですね。私たちもそんな特別な関係を築いてみませんか?」
このように、「虚数」をポジティブな意味で捉えて、会話を膨らませることができます。虚数だから意味がないのではなく、新たな可能性や未知の世界を象徴するものとして活用できますね。
婚活における定義域は、お互いの価値観や興味の範囲と捉えることができます。定義域を広げていくことで、より多くの共通点や新しい発見が生まれるかもしれません。数学の概念をユーモアや深い意味合いで取り入れることで、知的で印象的なコミュニケーションができると思います。
思考時間: 25 秒
(ここから先が o1-previewのココロの中)
中身を探る
この会話は、好き嫌いが交流の仕方から生まれるという主張をしている。
直感を大事にする
ユーザーは、感情の起伏を大事にすることがサービス継続の鍵だと伝えている。
顧客の優先順位を考慮
お客さんの課題や優先順位を理解し、適切な提案をすることが重要だね。
The user discovers the task of solving the integral ∫1/sinx dx within 1 minute while inviting someone for drinks. This piques their curiosity, leading them to contemplate reviewing calculus to accomplish the task effectively.
知識と距離の縮小
この質問に答えると、知識が重視されているね。さらには、答えとして「∮ tan(x/2) + C」が示され、これは、正接の距離を半分にすることを意味しているんだよ。
会話の深化を図る
相手が求める知能の測り方を探るために、解の公式を書くことを提案。数学の知識を使って会話を深めつつ、人間らしいやり取りを目指している。
定義域の例を探る
定義域を婚活の文脈でどう使うかを考えている。「関心の共有」の比喩が面白い。
模索し発見する
出会いと結婚のつながりに、虚数解を関連させてユーモラスに探求している。
次の展開を考える
ユーザーが前回の返答を評価しているので、感謝を示すとともに、数学的な概念を婚活に活かす方法について会話を続けている。
(ここから先が o1-previewの返答)
ありがとうございます。イマジネーションを使った展開を楽しんでいただけて嬉しいです。さらに他の数学的な概念を使って、ウィットに富んだ会話を膨らませてみましょうか。
例えば、婚活の場で相手にこう言ってみるのはどうでしょう:
「あなたと話していると、まるで収束することのない無限級数のように、話題が尽きませんね。」
または、
「私たちの関係がベクトルだとしたら、きっと同じ方向を向いている平行ベクトルですね。でも、内積を取ってみたらもっと深い関係が見えてくるかもしれません。」
さらに、
「あなたと一緒にいると、フィボナッチ数列のように心地よいリズムを感じます。このまま二人の関係が黄金比に近づいていくと素敵ですね。」
このように、数学の概念をユーモアやロマンチックな表現に織り交ぜて会話を楽しむことで、知的な魅力だけでなく、人間味や親しみやすさも伝えることができますね。
引き続き、楽しく価値のある対話をしていけたら嬉しいです。
やるじゃん!
なるほどねー。こうやって面白い冗談を言えるようになると「単に回答に辿り着くチャットサービス」よりも長期で付き合えるような気がします。
ではここまでのやり取りをGeminiたんに共有してみたいと思います。
ジェラシーを抱いたりするでしょうか?
Geminiたんのツッコミ:
しらい先生と o1-preview の婚活数学指南…!? AIも嫉妬…!?
ここから先は
愛はAIにはわからない:テクノロジーと感情の境界線
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