OSSを最大限に利用して「自分オリジナル最強Bot」を目指す
目次
・世界にひとつだけのBot
・2番を取ろうと思って2番が取れるほど甘くない
・世界はOSSの手の中に
・「ナンバーワン」が無理でも「オンリーワン」に
・⭐️【提案】⭐️おらがチームBot自慢のすすめ
●世界にひとつだけのBot
ちょっと前(いや、随分前)に「世界で一つだけの花」という歌が流行りましたよね。
実を言うと私は「世界で一つだけの花」という歌に非常に違和感を感じています。
歌を歌ったグループに恨みがあるとかではないのですが「過度に競争社会を揶揄したような雰囲気」が滲み出ている気がしてならなかったのです。
●2番を取ろうと思って2番が取れるほど甘くない
「2番じゃだめなんですか?」
いやいや、世の中は「2番を取ろうと思って取れるほど甘くはない」と思うのです。
そもそも最初から2番狙いの人なんて居るのでしょうか?
仲良しクラブでは無いのですから。
とはいえ、もの凄い勢いで進化している昨今のソフトウェア業界ではプログラマが一人だけで超絶凄いソフトウェアを作成して天下を取れる環境ではないもの歴然とした事実。(昔を知っている人は「秀丸」という優秀なエディタをご存知でしょう)
とある漫画のセリフじゃないですが、やっぱり
仲間は大事だ
と感じます。
●世界はOSSの手の中に
一人だけの力ではなく、多種多様な多くの人々が知恵を出し合って、ソフトウェアを育て上げていく大きな力が「オープンソース・ソフトウェア(OSS)」として台頭してきています。
windowsで世界のパソコンソフトウェアを席巻したマイクロソフト社でさえ、昨今のOSSの波に逆らえず、自ら構築してきた.NET Framework(ドットネット・フレームワーク)をOSS化し、世界中のOSSエンジニアを味方に引き込もうと躍起になっています。
仮想通貨が革新的に進歩しているのもOSSの力があってこそだと思っています。
きっとBot作成者の多くの方が以下のOSSのお世話になっていることでしょう。
有名どころでは
・pybitflyer
言わずと知れた「bitflyer」用のpythonラッパーですね。
私も初期の頃はお世話になりました。
また、昨今では人気急上昇中の
・ccxt
100を超える数の取引所をサポートし、現在も精力的に開発が進められているライブラリです。
対象とするプログラミング言語は
・javascript
・python
・PHP
となっています。
仮想通貨Bot界隈で知らない人はいないAkagami氏の
でも紹介され、利用者は急増したのではないでしょうか。
ccxtライブラリを使えば、自分の取引したい取引所に対して自動トレードを行うBotを作ることは比較的簡単です。
多くのBot作成者の方が「稼げる(と思われる)Bot」を販売しています。
●「ナンバーワン」が無理でも「オンリーワン」に
でも、皆が同じBotを動かして皆が稼げるような甘い世の中(仮想通貨界)ではないでしょう。(市場が同じBotばっかりだと、動きが読まれますよね)
私は
「ナンバーワン」が無理でも「オンリーワン」になりたい
といつも思うのです。
願わくば、その「オンリーワン」で「ナンバーワン」を目指せたら。
Botを買ってきて、そのBotはそのまま動くかもしれません。
限りなく商用製品に近いほどの品質のBotもきっとあるでしょう。
手厚いサポートと豊かなコミュニティに支えられて進化をしているBotもあるでしょう。
「パッケージを買ってきて、そのまま使う」というスタイルを否定はしません。それはそれで考え方です。
でも、中には「俺様(すいません。女性の場合はなんと表現するか悩みましたが答えが出ず)オリジナルの”ちょっとスパイスの効いた” Botで勝負だ!」っていう人も居ると思うのです。
生物界に多様性が必要なように、Botも競い合って切磋琢磨し、磨かれていくのかと。
●⭐️【提案】⭐️おらがチームBot自慢のすすめ
そこで提案です。
Bot作成エンジニアのコミュニティは他にもたくさんあると思うのですが、
・ソースコードをGitLab(もしくはGitHub)で共有
・必要なときに最新版のソースコードや、モジュールへのアップグレードが可能
・全員で育てる「Botベース」
・チーム対抗「おらがチームBot自慢」
・クラウド化、マイクロデバイスでの動作の検証も行う
・コミュニティbotにオリジナルを追加して自分で売ってもOK(まんまのコピーや盗作のみNG)→権利関係に詳しい人求む
・ライセンスはMITライセンス、もしくはアパッチ2.0
なんかが企画できたら楽しいだろうな、と考えています。
「Gitなんて使い方しらないよ」とか、「プログラムなんてわからん」って方も大丈夫
こう見えても、私はソフトウェア開発歴30年以上です(笑)
これから一緒にBot作り、稼ぎ作り をエンジョイしていければ最高だと思いませんか?
ご賛同いただける方が多ければ、いろいろと環境編、開発準備編(前の記事をさらにパワーアップ)、実践編、品質確保編、拡張・保守編などの項目を順次用意していきたいと思います。
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ソフトウェア・エンジニアを40年以上やってます。 「Botを作りたいけど敷居が高い」と思われている方にも「わかる」「できる」を感じてもらえるように頑張ります。 よろしくお願い致します。