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ひとり親家庭支援【 みんなの家 】

ひとり親家庭支援の背景として
僕が小学生の時、親戚がシングルママになりました。
その時は、子ども達が可愛くてお世話することが楽しいという感覚で将来は保育士になるかな。なんて夢を持ったこともありました。

しかし実際に自分自身が成人し、改めてシングルママの生活、仕事と家事育児の両立に奮闘している姿を見て、実際には何もできない自分がいました。
できることと言えば子どもと遊ぶレベル。
また、子どもが第一!!という感覚で、もっと余裕持っていこう!子どもに優しく接するためにこうしていこう!などを伝え、身勝手なアドバイスをしてしまっていました。全くママの気持ちに寄り添うことができませんでした。理解することができなかったのです。

実際に僕の家にその子が泊まりに来て数日を共にした時でした。その子と数日を共にしただけですが、ママ達が怒ること、手を出したくなる気持ち、ママ達からしたら僕の理解は微々たるものではありますが理解できました。
そして、そこでようやく僕の行動・言動が逆にママを苦しめている事に気がつきました。
どんなに可愛い子どもでもイラっとくる。子どもは自分の気持ちのままに生きているし、大人は仕事と家事育児に追われ自分に余裕がなくなり、自分を保てなくなることもある。親やシッターを頼みたくても事前にイラっとくるタイミングは読めません。一瞬の出来事です。そんな経験から1人で育児をするものではない!
みんなで子育て!地域で子育て!という考えになり、
シングルさんのシェアハウスを作りたい。みんなで子育てできる環境を整えたい!と思い、スタートしました。


みんなの家として
子ども達のご飯や学習、お風呂、歯ブラシをママと育児仲間として協力して行います。ママ達が仕事帰りにバタバタ帰宅してご飯を作ってお風呂入れて歯ブラシさせて息つく暇も無く頑張るのではなく、
僕たちが協力することで少しでも自分時間を過ごして帰宅ができるように。
もしくは用事を済ませて帰宅ができるように。
はたまた一緒に準備したり協力し合える環境作り。みんなでご飯でもいい。


子どもの居場所の延長線のように見えますが、気持ちの部分が違ってきます。
ここではママに焦点をおき活動。

またシェアハウスをすることでいざ!という時もそうでない時もみんなで協力し合いながら生活ができる。

ひとり親家庭の場合、どうしても1人で稼ぎを入れないといけなくなってきます。
そのため、働き方や自分自身の取り扱いや個性、”やりたいことを諦めざるを得なかった”なども出てきます。

そういった、自分本来の部分も共に向き合っていけたらと思っております。
ママのやりたい、叶えたいも全力で応援していきます。


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