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新潟桜めぐりチャリ旅 新潟~新発田 2023/4/3 ※写真多数
※走行記録へのリンクは最後にあります。
「この春、旅に出ます」
と、投稿しておいて良かった。お題さまさまだ。
そうでなければ、また重い腰が上がらなかったに違いない。
雪国の桜は力強かった。
桜前線のニュースとにらめっこしながら、タイミングをはかる。
今年は桜の開花が思いのほか早く、しかも横浜と仙台がほぼ同じタイミングで開花。いきなり仙台までワープするのはちょっと悲しいので、日本海側を桜前線とともに北上することにした。
新潟から弘前まで。いちおうその心づもりで準備。チマチマと車にモノを運び、新潟の満開と、天気予報の晴れを待つ。
4/2夜に横浜を出発。家族は朝に出るものと思っていたので、ビックリだ。
でも夜発のほうが朝からチャリれるし、高速も深夜割引になる。SAで仮眠をとり、翌朝8:00に新潟着。
新潟、やっぱり横浜よりは少しだけ涼しい。でも寒くはない。
上はPatagoniaのキャプリーンミッドウエイトにナノパフベストとPhenixのウインドブレーカー。
下は安物のサイクルパンツのみで出発。
愛車はDAHONのDash Altena。20インチの折り畳みチャリだ。
空は高く、真っ青。
天気予報をこまめにチェックした甲斐があった。
”新潟 桜の名所”でググっておいたポイントを順番にめぐる。最初に向かったのは鷲ノ木桜遊歩道公園。
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新潟の満開発表から3日。満開には、ほんの少し早かった。それでも十分に美しい。思わず何度もグルグル歩いてしまう。
でも後から思えば、まだまだ序章だった。桜はだんだん盛り上がっていく。
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次に向かったのが、新潟県立鳥屋野潟公園。桜の林がまた異なる華やかさ。こちらは満開。
今年はずっと川沿いの桜並木を見ていたので、鬱蒼とした桜の林は新鮮だった。
横浜だと万騎が原公園に桜山があったけど、歳をとったせいか、あるいは病気のせいかバッサリと切られてしまった。他にも大きな桜の木が切られているのを目にしてきたが、新潟の桜は元気で何より。
バッサリと切り落とされている桜の木は見当たらなかったが、枝が折れているのはたくさん目にした。雪のせいかな?
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新潟というだけあって、”潟”があちらこちらにある。ここでも公園に隣接して潟があり、広々としていた。
昼になれば暖かくなるかと期待していたのだけれど、風は冷たい。横浜と同じ気温でも空気が冷たく感じる。見渡す限りの山は、まだ雪をかぶっている。
だから、チャリだとどんどん体温を奪われる感がある。もうちょっと着込んでおけば良かったかも。
海沿いに出て港、空港の横を通り抜けて疾走。この辺りの道は路側帯が広くてチャリには快適。路側帯が広いのは、雪が多いからかな。
予定のコースの左側に桜が見えたので、コースを逸脱。
近づくと、わざとらしくない桜の林。植樹された感じではなく、淡い種類の桜。自然の桜かな。こういう桜もスキ。
こんなふうに地図に出ていない桜を愛でることができるのも、チャリならでは。車だと通り過ぎてしまう。
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予定のルートに戻る。真野の桜並木から入って、加治川治水記念公園を抜けて加治川堤へ。地図で桜ポイントとして、いくつか表示される。けれども、これ全部つながってる。
写真じゃどうやっても、そのすごさを伝えることが出来ない。
そういう風景だった。現地へ行って、チャリでグルっと回らないと。
歩きだと、1日歩いて何とか隅から隅までというくらい、ずっと桜。
行けども行けども桜。広い川の両側、しかも1本1本が立派。
そしてその後ろにそびえる、雪に覆われた雄大な山々。
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ちょっとだけ満開には早かった。新潟の満開情報から、5日くらいあけたほうが良さそうだ。
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この公園のあたりは、それなりに人出があったけど…
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加治川を反対側にわたると、こんなに素晴らしい桜並木、晴天なのに人影はまばら。横浜だったら大変な人出だろう。
後ろ髪をひかれながら加治川を離れ、今日の目的地、新発田城址公園へ。
こちらの桜も立派。城に桜は良く似合う。
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チャリで近寄ったら、説明ボランティアのおじさんが自転車置き場を教えてくれた。どこから来たかの統計を取っていて、横浜というと驚かれた…が、もちろん横浜からチャリで来たわけではない。そのあたりを丁寧に説明。
予定では本日のチャリはここで終了。
輪行で新潟まで戻るつもりだった…が、電車が無い。待っているくらいなら、自走しても到着時間はそう大差ないという、地方あるあるに陥る。
初日で元気が残っていたので、38km走って帰ることに。
今から思うと失敗。先は長かった。ここは時間が変わらなくても輪行しておけば良かった。疲労の蓄積が、後々たいへんなコトにつながっていく。
…でも、へとへとになった後のラーメンって最高なんだよね。
日没ギリギリで出発地に戻り、チャリを車に積み込んで、ラーメン屋さんへ。
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多分新潟ラーメン。魚介系の出汁がきいてた。汁の一滴まで完食。
ごちそうさま。
次の日につづく
この日のルートはこちらで。
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