へょ

いつか消えてなくなってしまうわたしへ

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この世の見え方について

 先週、母の還暦祝いで実家へ出向いた時に、母が前世などの話をしていた。 話を交わす中で、自分の思考の一部が漏れ出たのでここにまとめておくことにした。  前世やら来世やら、その言葉を使って愛や人生を語るのはとても素敵な事だと思うし、その言葉を使う人を批判するようなものではないのであしからず。  私は、この世はもったりとしたひとつの大きなかたまり、エネルギー体だと思っている。 私たち人間や動物、土に至る全ての物質は、エネルギー体が水飛沫のように千切れ、薄く膜を張り、形をもったも

    • 2024.11.04 9:15 初めて1人きりで飛行機に乗る日の話

       飛行機に乗るぜ!ワクワクのドキドキだぜ。 飛行機に乗るのは高校の時の修学旅行ぶりだな。 北海道、たしか飛行機で向かったはず。残念ながら覚えがあまりない。  北口の正面から入り、左側にあるチェックインの機械の側にいく。 バーコードがなかなか読み取れないな、と思っていたら、始めるのボタンを押し忘れていた。せっかち。  手荷物を預けるベルトコンベアに行き、私と同じように彷徨っている若い女性に先を譲る。 彼女のやり方を後ろからじっと見て、自分がする際の参考にしようと思う。 なる

      • 2024.11.04 6:38 初めて1人きりで飛行機に乗る日の話

         朝3時56分に目が覚め、ゆっくりと湯船に浸かる。 最近おに入りのアンプルームのビタミンC入浴剤を使った。 お風呂の中で化粧水やアゼライン酸を塗りたくり、上がって早々、忘れないうちにと、お土産で買った要冷蔵の日本酒をキャリーケースに入れる。 高島屋の販売員の方によると、常温になってもまた冷やせば大丈夫らしい。 いつもより丁寧にお化粧をし、髪を整えてヘアアイロンをキャリーへ。 入れておくはずだったポーチが見当たらず、しばらく探したのち、前日にキャリーのポケットに入れ直したこと

        • 感情の優劣というものは

          "あなたの感じていることや辛さはあなたのものだから、成り代わることもできないし、完全に理解出来るとも思ってない。" "ただ、あなたが悩んで選択した未来で、友達でありたいと思っている。"  高校の時、学校をやめたいと言った幼馴染に私はそんなふうに声をかけたらしい。 らしいというのも、私自身が覚えていない上に、この話も母から聞いたものだからだ。 いかんせん人の脳は忘れん坊なので、いまだにその出来事は思い出せないけれど、実に私が言いそうなニュアンスの言葉だと思う。言ったんだろうな

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        この世の見え方について

          思考する事で己を幸せにしているんだよ

           私はわたしを心から愛しているのだけれど、自我を持ったその瞬間から愛していたわけではない。 この世の中で1番大嫌いだったし、消えてなくなりたい筈なのにのうのうと生きている自分が憎いと思うことだってあった。 その意識が特に強く出ていたのは中学の頃だ。 「私はこんな人間だ」と自認していた姿から離れてしまうことが何よりも苦しかった。 「ありたい未来」を実現するセンスも、センスをカバーする知識も経験も、資金もなかった。 だから、どこにも行けない何にもなれない自分に、こんな筈じゃない

          思考する事で己を幸せにしているんだよ