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2023年上半期の音楽活動を振り返る

今年の前半は色々変化があった年でした。

家が変わった

東京から横浜に引っ越したんですが、新しい家が本当に快適です。
快適になるように家具も半分以上買い変えて、特に制作環境を改善できたのが大きいです。

↑今の制作環境が大体こんな感じで、手に届く範囲に必要なものを全て置けたのがとても良いです。海外のプロデューサーっぽい部屋にしたいとずっと思って、足元にスケベ照明(LED)もつけたので、作る曲に合わせて色変えたりして気分を上げてます。

机はWaveboneっていうメーカーのを選びました。

作曲・制作活動

そうやって引っ越しを控えていたので、ちょっと音楽制作はセーブ気味になった時期もあったんですが、それでも何曲か作れました。

Audiostockに提供したこれとか、

あとはコンテストに2回出てみました。

Heavyocityの劇判コンテストとか、

ソニコンの四つ打ちインストコンテストとか、

どちらも入賞ならず、今聴き返すと「まあ、これは確かにナシだな〜笑」と思う部分もあるんですが、作ったあとの数週間、数ヶ月の間で自分の耳が成長したということで。

あとは、初めて自分の公式サイト↓↓から直接の制作依頼をいただいて歌ものを作ったりしました。サイト経由の見積もり依頼なら結構来るんですが、そこから成約に至ることがなかったので、とても嬉しかったです。
(これまでのお仕事は全部他所からの紹介かココナラ経由でした)

しかも僕のnoteも見てくれていたそうで、発信し続けるの大事だなと思ったので、noteの更新頻度を最近は増やしました。

Audiostockを2年やって分かったこと

Audiostockは2021年の8月に始めたので、毎年7月までで締めて1年分まとめて売上を引き落としてるんですが、今年は昨年対比で見ると3倍の売上になりました。

「アコギ曲じゃないと売れない」とか「可愛い系の曲調がいい」とかよく聞きますが、自分の曲に限って言えば、ロックバンドサウンドとか、シネマティックなエピック、それからochi名義で出したソロ作品の歌ものとかの方が売れます。

なので、世の中的にこういうのがウケる、みたいな話は割と無視してもよくて、自分の得意なものをぶつけるのが結局一番いいんじゃないかなあ、という結論になりました。

ただし、当然自分の得意なものと市場の需要の合わせ方はよく考える必要があって、例えば直近出した中でこういうの↓↓はすごく売れました。

2年ほどAudiostockに取り組んできたものの、今年の8月以降は「売れてない人は報酬比率下げます」という実質、選別のようなパーセンテージに制度が変わるので、もうAudiostockで収益を上げようという期待はしておらず、他所でボツになった曲を置いておくレベルにして、別の活動に力を入れようと思っています。

個人的には、Audiostockの方針は正直あまり良く思っていません。「クリエイターの活躍の場を増やす」という社是なのに、クリエイターの取り分が4割以下っておかしくない?と思うからです。
(普通、作家と出版社の取り分比率って6:4か7:3じゃない?って思います)

Epic Vanguard始動

そして、久々に自分の個人作品に着手できました。
今後は楽曲提供活動をochiとしてやりつつ、並行して「Epic Vanguard」としてもアーティスト作品をリリースしていきます。

Epic Vanguardは海外のEDMを参考にしつつダブステップ、フューチャーベース、トラップ、ウェーブみたいな音楽を作っていって、ファンタジックでサイバネティックな世界観を表現したいです。

こないだまでベースプレイヤーとか言ってた人が突然EDM?みたいに思われるのかなと思いつつも、低音が重要な音楽、という意味ではベース弾きの自分が好きになるのも当然だなと思うし、最近はバンドもやらず一人で制作というスタイルになってきたので、PCで制作することのメリットを一番享受できるジャンルでもあるし、これまでインストが多かった自分の作風の面からも、インスト、歌ものどちらもOKなEDMという土俵は、自分のスタイルと相性がいいなと思ってます。

作るのは激ムズだけどな!

今はインスト寄りな作品が多いですが、今後はボーカルをゲストで招いて、トップライン(歌のメロディーと歌詞)も自分で作っていき、最終的にEPやアルバムとして配信をかけられるところまで行って、SpotifyのEDMプレイリストに載るという目標があるので、今はサウンド面のクオリティを上げることを優先しています。

作り続ければちゃんと届く

ということを実感する出来事が2つありました。

一昨年リリースした雪月花が、ある日突然Shazamに100回ほどかけられ、同時にYouTubeの視聴回数や高評価数が跳ね上がったりしました。

跳ねたっていってもたかだか数百回程度なので、跳ねたと言わない気がしますが、平常時の数字から考えたら急に大きく伸びたのと、Shazamにかかる=どこかでスピーカー経由してリアルに流れた、ということなので、Shazam100回ということは聴いてくれた人はその場に10倍以上はいるだろうと思うので、なんでそういうことになったのかは分からないけどとにかくかなり大勢に届いたことになります。

あと、自分のAudiostockでトップクラスの売れ筋曲「In the city like this」が(関東だと)土曜の夜やってる、相葉君とかサンシャイン〜!も出てる「みんなの動物園」という番組でしれっと流れました。

Audiostockの楽曲ページ↓

家のソファで「猫ちゃんかわいいな」と思いながらぐで〜っとしつつ観ていたら、知ってるイントロが流れて「うわあ〜!こういう風に使われるのか!」と声が出ました。

ちなみに「TVの制作会社がAudiostockなんて使わねえよ!」ってあるプロミュージシャンに言われたことあるんですが、嘘じゃんって思いました(笑

マスで自分の曲が流れて嬉しい

というわけで、楽曲は世間様のお耳に入ったものの、自分が有名になったとかガッツリ儲かったとかそういうこともないわけですが(Audiostock、定額制だと1ダウンロードの収益額40円くらいだぞ、安すぎんだろ)、少なくともDTMでの制作に振り切った時に考えた目標の1つ「自分の曲がマスで使われる」は達成できました。

なので、やり続けていたら何曲かは多くの人に届くんだなと実感できたので、これからは量より質で、1曲1曲自分の限界に挑戦したものを出していきたいです。

音楽でお金入ったら嬉しいけど、そのプロセスや曲に自分が納得いってなかったら健全じゃないと思うんで。


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