見出し画像

アイス用の木のスプーン🥄

スーパーのレジ袋が有料化され、割り箸は必要数をレジで渡され、
ストローは紙となった…。
レジ周りの「用度品」の様相は様変わりした。

そんな世の中にあって唯一、持ち帰り自由・完全フリー地帯、
それがアイス用の木のスプーンだ。
これだけは、いつのころからか絆創膏のような紙パッケージの木製のまま、
大幅なリニューアルもせずにひっそりと目立たずに置かれている。
この「変わらなさっぷり」は、すごいことじゃないだろうか?
そもそもアイスを食べるときに、このスプーンで食べる派はどの位いるんだろう?(つまり需要)

さて、ジャムを使う時、瓶から「取り出す用」と「塗る用」のスプーンを分けたはずなのに
結局ごちゃになって皿の周りがスプーンだらけになるのは私だけでしょうか?
この朝に起こりがちなちょっとしたストレスにこの木製スプーンは惜しみなく威力を発揮するのである。

数種類のジャムを使い分けることも木製スプーンさえあれば、万事解決。
スプーンに厚みがないのも食卓を邪魔しない。
極めて優秀。使用後はそのまま使い捨て。

この件に関して「地球への負荷」が問いただされている場面を見たことがないが、そのうちひっそり姿を消すのかもしれない。
それまでの束の間の活用法。

ちなみにカップアイスを食べる際に私は、このスプーンを使わない。
そのためその分を「分けていただく」という気持ちでおります。

『Pink Poor Paper ピンク色のびんぼう』奥 光子(2022)  

2年前に作ったZINEの中から。

そして…ついに”そのとき”は、やってきたのだった…!
という2024年9月の感慨であります🍨


この記事が参加している募集

表:書いたもので「恥ずかしさの先頭に立つ!」 裏:読んだあとに「なんとはなしにおしゃべりしたりお散歩したくなるような…」そんな”かの地”まで帆走おねがいします。