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転職前の不安な気持ちに対処する

こんにちは世界!
40代初級エンジニアのskです。

来月から転職先で働き始めるのですが、今月はまるまる一ヶ月間、現職の有休消化期間です。これは経済的には大変ありがたくも、人との関わりが減ってしまうので、ここ最近は毎日不安との闘いです。

不安症はASDの特性の一つであることを最近学んだばかりです。振り返ると、幼い頃から何か大きなイベントや環境の変化を前にすると、不安になることが人一倍多かったように思います。こういうやっかいな特性は、放っておくとドツボだと経験上ある程度わかっているので、不安な気持ちを整理して、理屈で強引にセルフマインドセットしてしまうのが得策だと思っています。

そこで、まずは入社を前にして不安を感じる理由をトヨタ式でおなじみの『なぜなぜ』で掘り下げてみます。

Q: なぜ不安?
A: 入社後、戦力にならず迷惑をかけそうだから。
Q: なぜ戦力にならないと思う?
A: 正式にエンジニアというポジションで働いたことがないから。
Q: なぜ正式なエンジニアとしての経験がないと不安になる?
A: 他の人の書いたコードを読むスキルやチーム開発に必要なスキルがないから。
Q: なぜそのようなスキルが必要だと思う?
A: 入社後、期待はずれだと思われそうだから。
Q: なぜ期待にすべて応える必要がある?
A: ハッ…😮

そうそう、そうでした。どんな人でも、入社してすべて会社の期待通りに立ち回れるはずありませんね。何を期待されているのか、細かいことは入社してみないとわからないですから。少なくとも、複数回の面接を経て、会社側で他の応募者と比較しつつ、検討に検討を重ねて採用いただいているわけなので、私にチームでの開発経験がないことは百も承知なはず。むしろ期待されているのは、コードを読む力や、チーム開発力以外のところかもしれません(人間性とか?)。

そう考えると、自分で勝手に期待されていることを決めつけて、それに対して100点満点を目指す、というのは博打みたいなもので、これはやめたほうが良さそうですね。「〜にちがいない」という決めつけや、白か黒か、0か100か、など二元論で物事を判断しがちなのもASDの特性だったように思いますので、要注意です。

ただ、エンジニア枠での採用であることには変わりないので、できる範囲で勉強して技術のキャッチアップはしておこうと思いました。それで漠然とした不安感も和らぎますし。

せっかくの有休消化期間、こんな時間は滅多にないので、しばらく会っていない友人に会ったり、気分転換の小旅行に出かけたり、そういう時間の使い方を優先しようかなと思います。

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