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腹膜中皮腫闘病日記 vol.14~審査腹腔鏡で入院~


前回のお話はこちらをクリック。



2024年5月23日 初の入院


いよいよやってきました、この時が。

5月24日が手術のため、
前日から入院でした。

ホテルなどとは違い、
病棟はアメニティなども何もないため、
準備が大変です。

着替えからタオルから洗面周りから
全部持参しないといけないですからね。


少しでも快適に、なおかつ時間を持て余さないよう
準備万端で病院に向かいます。



部屋は幸い窓際に


病室は4人部屋だったのですが、
2人は窓側、2人は廊下側という配置でした。



窓側だと外の景色が観れますし、
自然光も入るので気持ち的にもありがたいですね。


ちなみに廊下側だと圧迫感があり、
軟禁されている感が強いです。




手術前日はゆったりのんびり


手術前日はあまりやることはなく、
のんびり過ごせました。


病院食も当然初めてだったのですが、
初日の夜はなんとカレー!


病院食でカレーなんて出るんですね。


写真を載せたいところですが一応自重しておとうふくんをお送りします


この時は初めての入院でウキウキだったので、
病院食も美味しく感じました。


むしろ、バランスの良い食事なので
「家に帰ってもこれ食べたいな」
とすら思いました。


後から器すら見たくなくなるとは
思いませんでしたね。



夜ご飯も美味しく食べて、
シャワーもしっかり浴びて消灯時間です。


消灯は22時なのでちょっと早めです。


いつもは寝るのが0時〜1時くらいなので、
さすがに消灯時間に合わせて寝るのは難しいですね。



ラウンジも電気は消えているのですが
部屋よりは明かりがあるので、
消灯後はしばらくラウンジで過ごしました。



景色も良い感じなんですよね〜



手術前で寝不足は良くないので、
ほどほどに部屋に戻り就寝を試みます。




が、ここで問題発生です。




私は「どこでも寝れる体質」とは真逆でして、
音や光がある環境で寝るのが難しいんですよね。


4人部屋なので他に患者さんが3名いるわけですが、
なかなかカオスな部屋でした。


1,音ゲーぴこぴこおじさん

何をやっているのかわかりませんが、
リズム天国のような音ゲーの音漏れが聴こえていました。

もうね、自分でもビートを刻めそうな感じです。



2,テレビの音漏れおじさん

病室でテレビを視聴する際は
イヤホンをすることがルールになっています。

が、そのイヤホンから音が漏れるんですよね〜

テレビの音がしっかり漏れていて、
これまた辛いです。



3,お布団バサバサおじさん

入院していたのは消化器外科病棟だったのですが、
やっぱり外科病棟ということもあってか
苦しそうな人が多いんですよね。

で、お布団バサバサおじさんも
ゆっくり横になって寝られないようで、
うめきながらお布団をバサッとして
勢いよく動いている様子でした。

それがね、なかなか耳に刺さる音なんですよね。

おまけにテレビ音漏れおじさんとお布団バサバサおじさんは
自分のところの電気も付けている時間が長く、
なおさらきつかったです。


そんなカオスな病室だったため、
睡眠を試みても全然寝付けませんでした。




しばらく粘ってみたのですが状況も改善されず、
とてもじゃないですが寝れる気がしません。



しかし、がっつり寝不足で手術当日を迎えるわけにもいかず、
部屋を変えてもらえないかと看護師さんに相談しに行きました。



幸い空いている部屋があったので、
寝るときだけそこのベッドを使っても良いとのことで、
貴重品だけ持って部屋を移動して寝ることになりました。




移動先の部屋も4人部屋ではあったのですが、
こちらのお部屋は静かでそこそこで寝付くことができました。



やはり大部屋はガチャ要素がありますね。




2024年5月24日 腹腔鏡当日



いよいよ腹腔鏡当日を迎えます。

当日はもちろん朝ご飯は抜きです。


水分も9時以降はNGと言われたような気がします(うろ覚え)



手術前に手術着に着替え、
弾性ストッキングを履きます。


これは血栓予防なのですが、
とってもカッコ悪いです。



お昼前頃に呼ばれ、手術室に向かいます。


手術室に入るのも当然初めてなのですが、
なんとも仰々しい感じがしてちょっと緊張しますね。


程なくして麻酔を打たれます。

1回目は左手の甲に針を刺されたのですが、
失敗したようでした。


痛かったです。



2回目は腕に打たれて無事成功。

そして今度は口にマスクをはめられます。


次から次へと装備が増えていきますね。



そんなことを考えているうちに、
麻酔で意識を失いました。





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