おとうふ

おとうふです。 2024年4月から悪性腹膜中皮腫が見つかり闘病中。 age.33 おとうふくんというキャラクターも描いてます。

おとうふ

おとうふです。 2024年4月から悪性腹膜中皮腫が見つかり闘病中。 age.33 おとうふくんというキャラクターも描いてます。

最近の記事

腹膜中皮腫闘病日記 -vol.19-

※前回のお話はこちら 2024年5月28日いよいよ迎えた退院の日です。 元々は4日間の入院予定でしたが、 2日延びて6日間となりました。 相変わらず手術の傷はかなり痛むのですが、 1人でトイレに行ったり顔を洗ったりと 日常生活も腹筋に力さえ入れなければ 問題なく送れそうな状態になってしました。 ということで、 諸々の手続きをして病棟を後にします。 次回は3日後にまた外来で診察を受ける予定で、 そこで腹腔鏡の結果を聞いたりすることになりそうでした。 退院の時間がお昼

¥500
    • 腹膜中皮腫闘病日記 -vol.18-

      前回のお話はこちらをクリック。 術後2日目の夜、発熱で苦しいのもあり 個室に移動してきました。 大部屋と個室は本当に雲泥の差ですね。 1日2万円はお高いですが、 十分にその価値を感じました。 改めて振り返っても、 やはりあの状態で大部屋で過ごせたとは思えないので、 個室への移動も賢明な判断だったと思います。 そんな感じでなんとか術後2日目も終え、 3日目を迎えました。 3日目もまだまだ1人でまともに動けるような状態ではなかったのですが、 ようやくスマホに触れる程

      ¥500
      • 腹膜中皮腫闘病日記 -vol.17-

        前回のお話はこちらをクリック。 術後翌日、第1の関門である ・離床 ・尿管引っこ抜き をなんとかクリアしました。 これで一安心.... と思ったのも束の間、次の問題がやってきました。 発熱です。 夕方くらいから熱っぽさが出てきて、 計ってみると37度台半ばでした。 汗もかくしとても苦しい... これが困ったことに夜になっても治らず、 変わらず熱も37度半ばから38度近くを 行ったり来たりしていました。 この日も面会時間ギリギリまで とりあたまは付き添ってくれ

        ¥500
        • 腹膜中皮腫闘病日記 -vol.16-

          前回のお話はこちらをクリック。 冗談抜きで死ぬかと思った手術当日の夜を乗り越え、 術後2日目を迎えました。 相変わらず腕には点滴、両足には血栓予防のマッサージ機、 そしてち◯ち◯にはおしっこ排出用の管が装着されています。 手術の傷は痛みが酷く、 お腹に力を入れることはできません。 お腹に力が入れられないとですね、 ほとんど何もできないわけです。 上体を起こすことはもちろんのこと、 寝返りだってろくに打てません。 一応お昼ご飯から全粥が出された気がするのですが、 ほ

          ¥500

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.15-

          前回のお話はこちらをクリック。 い”た”い”く”る”し”い”い”た”い”く”る”し”い”い”た”い”く”る”し”い”い”た”い”く”る”し”い”い”た”い”く”る”し”い”………………….!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! これほどまでに痛くて苦しい目覚めを 味わったことがありませんでした。 手術が終わったようで 全身麻酔が切れて意識が戻ったのですが、 まさに地獄でした。 意識が戻った瞬間はまだ鼻だか口だかにも管?が入っていて、 まず呼吸が困難。

          ¥500

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.15-

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.14-

          前回のお話はこちらをクリック。 2024年5月23日 初の入院 いよいよやってきました、この時が。 5月24日が手術のため、 前日から入院でした。 ホテルなどとは違い、 病棟はアメニティなども何もないため、 準備が大変です。 着替えからタオルから洗面周りから 全部持参しないといけないですからね。 少しでも快適に、なおかつ時間を持て余さないよう 準備万端で病院に向かいます。 部屋は幸い窓際に 病室は4人部屋だったのですが、 2人は窓側、2人は廊下側という配置でし

          ¥500

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.14-

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.13-

          前回のお話はこちらをクリック。 前回(2024年5月9日)、 初めて腹水を3リットル抜いてさっぱりしました。 そこからはしばらく快適に日常生活を 送ることができたわけですが、 やはり10日が限界のようです。 1週間ほどでお腹の膨らみもだいぶ戻ってしまい、 10日もすると元通りお腹が 膨れて苦しい状態になりました。 元々腹水を抜くというのは対処療法で 当然根本的な解決ではないことはわかっていましたが、 1週間そこそこで戻ってしまうというのもなかなか辛いですね。 同時に

          ¥500

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.13-

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.12-

          前回のお話はこちらをクリック。 2024年5月9日 胃カメラ、大腸カメラ、そしてCT撮り直し 3つの検査を乗り越えて、 これらの結果を受けての診察の日を迎えました。 恐らくこの日は確定診断が出るだろうということで、 ちょっと緊張しますね。 午前中からの予約だったので、 いつも通り渋滞をかき分け病院に向かいます。 予約はしてあるのですが、 大きな病院ということもあり1時間以上待つこともザラなので、 外来もなかなか大変です。 待ち時間もそこそこに、 受付番号が呼ばれ

          ¥500

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.12-

          がんと言われたときに思ったこと 〜どう受け止めたか〜

          今回は闘病日記ではなく、 クリニックで「胃がん又は原発不明がん(ステージ4)」と言われた時 余命2~3ヶ月かもしれない現実を感じた時 どう思ったのか、何を考えたのか、どう受け止めたかについて 書いていきたいと思います。 上記の宣告は 人生生きていく中で、 トップクラスにダメージを負う言葉たちではないでしょうか。 がんになって幸福度が上がった話でも少し触れましたが、 聞いた瞬間にショックで発狂したり、 泣き崩れたりしてもおかしくないほどの衝撃的な言葉です。 しかし、

          ¥500

          がんと言われたときに思ったこと 〜どう受け止めたか〜

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.11-

          前回のお話はこちらをクリック。 仙台から戻ってきた後も腹水による膨らみは 少しずつですが日に日に大きくなっていました。 腹水による圧迫により、 食事量も反比例して少なくなっていました。 どのくらい食べられる量が減っていたかというと... 私が愛用しているスーパー、ロピアはお寿司も美味しくて、 時々ロピア寿司を買ってお家で食べていたんですよ。 ロピア寿司を買って帰る時は 基本的に2人で3種類買うことが多くてですね。 サーモン 8貫 かんぱち 8貫 ネギトロ中巻き 6

          ¥500

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.11-

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.10-

          ※前回のお話はこちらをクリック。 最後の検査の前に 胃カメラ、大腸カメラと2連続の内視鏡も無事に終え、 残す検査はCTの撮り直しでした。 しかし、CTの前に1つイベントが控えていました。 仙台まるごとデザインマーケットです。 ご存知の方も多いかと思いますが、 とりあたまの「ただのなまけもの」のイベント出展などでは 私もいつも一緒に動いておりまして。 大腸カメラ後の週末は仙台だったのです。 仙台までは軽バンちゃん(車)に商品やら什器やらを ぎっちり詰め込んで向かう

          ¥500

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.10-

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.9-

          ※前回のお話はこちらをクリック。 2024年4月24日 胃カメラを終えて2日後、 今度は第2の検査、大腸カメラです。 大腸カメラも当然食事制限があり、 制限の度合いは胃カメラよりも増します。 まず、検査3日前から消化に良い食事を 食べるようにと指示されます。 私の場合は2日前に胃カメラをやっていて、 胃カメラも前日から消化の良い食事など 制限がありました。 なので、今回はまとめて食事制限ができたので 良かったですね。 何回も食事制限するのって辛いですからね..

          ¥500

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.9-

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.8-

          ※前回のお話はこちらをクリック。 はじめての胃カメラ 2024年4月22日 まずは第1の検査、胃カメラです。 当然ですが胃カメラも 食事制限など注意点がいくつかあります。 ◆その① 食事制限 胃カメラの食事制限は前日から戦いが始まります。 昼までは特に制限がなかったのですが、 夕食は夜21時までに済ませなくてはなりません。 それだけでなく、夕食も消化の良いものを食べるようにと指示があります。 今まで消化に良いものなんて意識したことがなかったので、 何が望まし

          ¥500

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.8-

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.7-

          前回のお話はこちらをクリック。 初めての大きな病院 2024年4月18日 朝から大きな病院に行きます。 幸い家から車で1時間もかからずに 行ける距離にあったので良かったです。 こういう時、大きな病院や専門的な病院が 近所にないことも多々あるでしょうから、 通院の負担が少ないのは本当にありがたいですね。 診療は朝8時台からやっているので、 なるべく診療開始時間に合わせて出発します。 距離自体は大したことないのですが、 朝の渋滞をなんとか乗り越え無事到着です。 渋

          ¥500

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.7-

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.6-

          前回のお話はこちらをクリック。 クリニックから帰って 帰宅すると、 涙でべしょべしょのとりあたまがいました。 あっけらかんとしていた私ですが、 大泣きしているとりあたまを見たら 私もつられて涙が出てきました。 とりあたまのリアクションを見ていると、 「あれ、もしかしてだいぶやばいのかな?」 「命の危険も結構あるのか?」 という気持ちも出てきました。 とりあたまが落ち着いた後、 改めてクリニックで言われたことを詳しく伝えます。 私は全く気付いていなかったのです

          ¥500

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.6-

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.5-

          前回のお話はこちらをクリック。 まさかの宣告 CT撮影翌日、 午前中に電話が鳴り響きました。 何やらクリニックからの着信です。 「おろろ、なんだろ?」 と思いつつ、電話に出ます。 クリニックの受付担当者 「昨日CT撮影だったと思うんですけど、 すぐに受診してほしくて明日って来れますか?」 と。 翌日もamazon配達が入っていたのですが、 幸い午前だけだったので 「夕方なら行けます」と伝えました。 とりあたまには 「配達なんて行ってないですぐに病院行けば?」

          ¥500

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.5-