腹膜中皮腫闘病日記 vol.22~耳閉感の発生~
前回のお話はこちら。
2024年6月
癌が悪性腹膜中皮腫であることが確定して
肺にも転移したり肝臓も転移の疑いありだったり
なんだかあっちもこっちも大変な状態になっているわけですが、
全く別の症状も出てきていました。
耳閉感です。
お腹の次は耳かーい、という感じですね。
耳閉感とは読んで字の如く、
耳が塞がっているような詰まっているような、
聞こえにくいような状態です。
プールとかに入って水が耳に入った時とか
そんな感じになりますね。
この頃は耳閉感が頻繁に出てくるようになり、
酷いと大半の時間で塞がっているような感じでした。
これがね〜、また鬱陶しいんですよね〜
座ったりしていると耳閉感が出てくるのですが、
横になると比較的落ち着いたりしていました。
なので、耳閉感が辛いとちょっと床に横になったりして
過ごしたりしていました。
癌であることが確定した後なので、
1番心配したのは癌の影響で耳閉感が出ているのでは
ということです。
さらっと調べてみると、
一応癌によって耳閉感が出る可能性も
ゼロとは言えないみたいでした。
滅多にないと思える癌でも
そもそも30代前半で希少がんである腹膜中皮腫を当ててしまっているので
もう何があってもおかしくありません。
そんなごくわずかな確率を当てるくらいなら
もっと良いことも当ててほしいですね。
病気とブラック企業のくじ運だけは良い(?)ようです。
なので主治医の先生に耳閉感について相談してみました。
「とりあえず今すぐどうこうということはないだろうから、
気になるようなら耳鼻科に行ってみては。」
とのこと。
先生も消化器内科なので、
当然ですが耳は専門外でしょうし
そりゃそうだよなと。
というわけで、抗がん剤での入院の前に
近所の耳鼻科に行きました。
耳鼻科は小学生の時にとても嫌な先生に当たってトラウマだったのですが、
今回行った耳鼻科の先生はとても丁寧に診てくれたので助かりました。
で、先生曰く
耳管開放症
ではないかとのことでした。
耳管開放症とは簡単に言うと
本来開いたり閉じたりするはずの耳管が
開いたままになってしまう症状のことみたいです。
閉じれば耳閉感がなくなるものが
開いたままになってしまうので耳閉感を感じるというわけですね。
で、
原因としては急激に体重が落ちた時などになりやすいとのことです。
心当たりしかないですね。
なんたって半年で78kgから60kgくらいまで
体重が落ちていますからね。
耳管開放症はまた体重も戻れば治る気もしましたが、
漢方を処方されるのが一般的なようで
今回も加味帰脾湯(かみきひとう)という漢方を出してもらいました。
まぁ結果的には漢方は飲んでも
あまり効果がなかったように思います。
ただ、しばらくして体重も多少戻ったりした影響か、
自然と耳閉感も落ち着いてくれました。
何はともあれ、治ってくれて良かったです。
本来の癌のお話から脱線してしまったのですが、
癌に併せてこんなこともあったよというお話でした。
さて、次回からやっと抗がん剤での入院のお話に入れそうです。
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