うちよそ交流に依存して全てを失った私が創作への情熱を取り戻すまで
うちよそ交流で失敗して関係を自ら切り捨てて逃げ出した私は無気力になって、ああすればよかったこうすればよかったと、過去を恨みながら毎日を送っていた。
心にぽっかり穴が空いてしまった。
何をしても楽しくない。私一人だけ地獄に置き去りにされたような心地だった。
創作をしようとしても解釈違いを起こしてしまったこと、無視されてしまったことを思い出し、「おまえの創作は間違ってるんだ」「お前のつまらない作品なんて誰が見るんだよ」と内なる私が私に対して責め立ててくる。でもそれも全部おまえ自身がひとを思いやる気持ちが欠けていたからだという事実もまたショックだった。交流していた相手にとって私の作品はつまらなかったし、私という存在は邪魔でしかなかったのかなあと思うと泣けてきた。
惨めで、自分はバカだと罪悪感でいっぱいになった。何を表現したいのかもすっかりわからなくなってしまっていた。
でも仕方ない。そういう道を選んだのは紛れもなく私自身なのだ。
人や状況のせいにしたって現実は何も変わらない。
だから、私は私を救うための創作を始めようと思った。頭の中のうるさい声が湧き上がってくるたびそれを張っ倒して、新しい創作をはじめることにした。
まだ完全に立ち直ったわけではない。
それでもこの執着地獄から抜け出すために私は戦い続けようと思う。
以下は私が回復するためにしたことを書いておく。
同じように交流に失敗してしまって、忘れたくても忘れられないというような方は試してみてほしい。
①交流相手との思い出は全部消す。
意志の力は脆い。油断するとまたフォローして話しかけてしまうかもしれないからだ。少しでもきっかけになりそうなものはできる限り遠ざける。「もしかしたら」なんてことはもうありえない。諦めることだ。
②どういう自分でいたいかということを明確にする
私は交流相手の方に我儘な態度をとってしまったことをとても悔やんでいる。だから、これからの私は人への思いやりを持つことを忘れないでいたい。どれだけ親密になっても、親しき中にも礼儀ありの精神を持ち、一定の距離を保っていたいなと思った。
③相手のことを思い出しそうになったら、すかさず創作の設定を練る(すり替える)
過去のことは過去のこととして、考えすぎるとドツボにハマるので、相手への執着を自分の創作を練ることへと向ける。そうすると少し気持ちが楽になる。
④ネガティブな呟きは極力抑えて。
思いを吐き出すことは大切だが、後で見返すと凹むので、ネットでは書かない方がいいかもしれない。どうしても吐き出したくなった時は誰にも見えない場所、アナログのノートで書いた方がいい。
これは私もいまだに完璧にはできていないと思う。でも考えてみると、ネガティブで、卑屈だらけの人の呟きを見たいとは思わないだろう。前述のどういう自分でいたいかにもつながると思うが、私はもう卑屈な自分ではいたくない。そういう思いもあって、ネガティブさもあまり周りには見せない方がいいだろうと思った。
他にも思いついたら適宜、追加しておこうと思います。
同じような苦しみを抱えた方がいたら、どういうふうに立ち直っていったかコメントで教えてもらえると嬉しいです。