芸術の秋、詰め合わせ

aoです。

先日、1週間に3つのイベントが重なった週がありました。
内容は、アーティストのライブが2つ、朗読劇が1つ。芸術の秋の詰め合わせです。もう冬のはじまりの寒さですが。

まず最初は、宮本浩次さんのライブ。
エレファントカシマシのライブには数年前に一度だけ行ったことがあったのですが、ソロライブは初めてでした。

ライブの前日、スーパーに行ったとき、鰤を買いました。鰤、好きでたまに買います。
家に帰ってから消費期限を見ると、次の日でした。あらまあ。次の日=ライブの日は簡単なものを食べようと思っていたのに。
ま、ライブ前にちゃちゃっと照り焼きをつくって、ちゃちゃっと食べて出発すればいいか！と思い、そうすることにしました。

わたしは準備がいつもギリギリ人間です。準備している途中で、「やっぱ無理だ、出発時間少し遅らせよう」なんてことはよくよくよくあります。

そんなわたしなので、鰤を焼く頃には出発20分前。あらあ急げ急げ。
急いで焼いて、急いで食べたら、中がちょっと生でした。あらあ。その断面を急いでまた焼き、食べました。
それでもなんだかちょっとやわらかすぎた気がするけれど、もういいやと口に入れました。

頭をよぎる、おなか、痛くならないかなという考え。ライブの途中でおなか痛くなったらどうしよう。
結局おなかは痛くなりませんでした。

宮本さんのライブでは、宮本さんの真似をして、黒いスキニーデニムを履き、かっこいい目の服で行きました。

最高だった。宮本さんの歌っている姿、見るといつも力をもらえます。もう歌っているというより全身で表現しているすべてが、もう、ドカーンと、わたしの心に、体に、ドカーンと。全身に宮本さんの声がぶつかってくる感覚で、幸せな時間でした。
あとは、スキップしながら歌う姿、タンバリン叩く姿、5周年を5週間と言い間違えてうふふとなっている姿などなど、とてもかわいかった…なんなんでしょうあの方、年上なのにあのかわいさ。

以前、宮本さん愛をちょっと書いたので、その記事を貼っておきます。だいぶ前の記事。

2つ目は、椎名林檎さんのライブ。宮本さんのライブの2日後でした。
椎名林檎さんのライブは完全に初めてでした。東京事変も、経験なし。
椎名林檎さんのライブは、なんとなく人生で1回は行ってみたい！と思っていました。
歌を聴きたいというより、あのパフォーマンスを見たい！という、ミュージカルを観に行くような気分でした。

その日も、ライブ前はおなかに何か入れておかないと！という気持ちで、ごはんを食べ、買っていたたい焼きを食べました。
たい焼きと一緒に牛乳のみたいなと思い、冷蔵庫から出すと、賞味期限が昨日でした。
あらあ。またか。
だけれど消費期限じゃなくて賞味期限だし…ずっと冷蔵庫に入れていたし…1日だけだし…と、たい焼きと一緒に牛乳をどうしても飲みたいという気持ちに負けて、飲みました。

またしても頭をよぎる考え、おなか、痛くなったらどうしよう。
結局おなかは痛くなりませんでした。よかったね。

椎名林檎さんのライブでは、なんだか、林檎様に会いにゆくのだ…！！！的な気持ちがあり、ばっちりとお洒落した色気のある格好をしたくて、自分なりに色気を出せるよう頑張りました。男の人と会うよりも、女の人と会うほうがお洒落したくなるみたいな、そんな感じ。

ライブはさすがだった…！！生演奏に感動したし椎名林檎さんの、演じているようなあの姿に見惚れました。次々に変わりゆく演出に、驚きの連続。ステージに存在するすべてが、美しかった。
正直曲をあまり知らずに行ったので、もっと曲を知っていたほうが楽しめたなぁとは思いました。
それでも、きっとこのタイミングで行けたことにも意味があると思いたい。そして純粋に楽しかった。お祭りのようで超絶キラキラしていて…！！
大人たちが真剣に遊んでいる姿って素晴らしいなと改めて思いました。

最後は、坂元裕二さんの朗読劇。
坂元裕二さん脚本、朗読される方は別の方。俳優さんお二人でした。

この日は特におなかを壊しそうになる事件もなく、会場に着き、素晴らしい朗読を聴き、見て、感じて、人生で初めてのスタンディングオベーションをして、帰りました。
とても良かった〜〜！！やっぱり物語っていいなぁと強く強く感じましたね。

帰りの電車で心がぶわーっとなって書いたメモ

心が満たされ　ざわざわがなくなってすーっと晴れた穏やかでいて芯がある
太い幹がわたしの体を貫くような
それでいてあたたかい空気が体にまとわりついているような　守られているような
背中を　肩を　力強く支えられているような
おなかの底にあたたかい液体が重みを持って沈んでいるような
この心のあたたかさを、守りたい　ずっと守って生きていくことはできなくても、今だけでも、大事に大事に守りたい気持ち
浸っていたくて、他の言葉は入ってこなくて、坂本龍一さんのピアノを聴きながら帰った

以上！芸術の秋、詰め合わせをお送りしました。
幸せな時間でした！！お金もたくさん使ってしまったけれど、行って良かった！！

ではまた🐢