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【休職まで3】適応障害の診断

【休職まで2】では、転職3年目の様子でしたが、

  • とにかく、評価を得るために、仕事優先で働きまくった

  • ストレス発散のため、記憶がなくなるまで酒を飲みまくった

  • なのに、評価に繋げられず、希望と異なる配属が決まった

という状況になりました。

必死に働いたのに結果が上手くいかなかったことから、
絶望感に苛まれ、やる気がなかった時期です。

でも、その時点では、
まさか自分に病名がつくとは考えてもいませんでした。

そこからの自覚症状と、
適応診断の診断が下るまでを、まとめていきます。

もし、同じような状況の人がいらっしゃれば、
ぜひ、早急に、専門機関への相談をお勧めします。

世の中、思ったより優しいことを知ったので、
早めに相談乗ってもらえば、
楽になることもあったのにな、と後悔してます。


自覚症状

前回の内容踏まえると、

  • 記憶を失くすまで酒を飲む

  • キャパオーバーが自覚できていない

今思うと十分、イエローカード状態な気がしますが、
心が折れてから、更に自覚症状が増えてきました。

イライラと絶望感

会社の組織改編に抗えなかっただけなので、
どうしようもないことが分かっていて、
「どうせ異動するのに、この仕事をする意味があるのか」
「戦力外で窓際に追いやられる自分に、生きてる意味があるのか」
と本気で悩んでいました。

頑張ってるのに評価されないイライラと、
今後のキャリアが終わった絶望感に、
継続して苛まれていました。

暴力的な発言

仲の良い同僚や、妻への言葉が、とにかく汚くなりました。

「取引先の担当者も、上司も、◯んでしまえ」
なんて、大声で平気で言っていました。

「この会社ほんとクソだな」
みたいな話も、会社で堂々としていました。

今考えると、あたおかです。

同僚への被害妄想

上記のような状況だから、
だんだんと、口を聞いてくれる同僚が減っていきました。

それを
「コイツら俺と違って、今後も楽しく働けるんだもんな」
「戦力外の人間と関わる必要なんて無いもんな」
と、曲解して認識し、会社の人に会いたくなくなり、
出社することを辞め、在宅勤務に切り替えました。

家族との関係悪化

また、特に妻に対しては、
帰宅後に何時間も「暴力的な発言」をする日が続きました。

僕としては、ただ聞いてほしかっただけなのですが、
妻からすれば、毎日同じ話を、ブチギレながら話されても…
と困惑していたようでした。

毎晩だいたい、妻が泣いて、僕は怒ったまま寝る、という日々が続きました。

ちなみにそのうち、
妻が家に帰ってこなくなる日が増えました。
(一人で飲んで帰ってきてたみたいです)

勤務時間の崩壊

在宅勤務では、
ベッドにいるか、パソコンを触っているか状態でした。

7時に目が覚め、パジャマのままパソコンの前へ。
23時ごろに仕事が終わり、妻の用意したご飯をかきこみ、
2時間ほど飲酒して就寝。

といった生活リズムが、
診断が出る2〜3週間前から常態化していました。

めまいと吐き気

そのうち、パソコンを触っていると、
めまいがして、モニターに焦点が合わなくなることが増えました。

だいたい夕方になると、モニターが見れなくなり、
仕事が進まないようになりました。

社内の専門職への相談

さすがに、モニターが見れず、仕事が進まないのは困る。

おそらく、
仕事へのモチベーションが無くなったことが原因と思い、
「不本意な状況でも、仕事へのモチベーションを保つ方法を知りたい」
と、社内でカウンセリングを申し込みました。

結果、企業保健師の方との面談が設定されました。

なぜ保健師面談だったのか?

相談内容を見て、
モチベーション云々以前の問題でない気がした、
とのことでした。

そんな馬鹿な、と思ったのですが、
ここで、人生で初めて、
誰かに自分の状況を、詳細に話しました。

(専門職の方だから、本当に話しやすかったです)

それに対して、「早急な心療内科受診」を勧められました。

  • すでに自覚症状が出ている状態

  • 「閉塞感」「絶望」という言葉が出てくるくらい、自身でどうにもできない状況と理解している

  • 現状を聞くと、気分の浮き沈みが激しすぎる

この3つが理由でした。

ですが、この時点では
「まだ元気なので、今度考えてみます」
と、心療内科の受診はしませんでした

なぜ受診しなかったのか?

病名がつくことが、怖かったからです。

自分自身を病気として認めたくなかったこと以上に、
病気になる=何かしらの措置があることで、
キャリアが完全に終わってしまうことを、恐れました

ここまで仕事に必死にやってきても、
会社の戦力外になったのだから、
ここで「病気になりました」となれば、
完全に会社に居れなくなる、と本気で思ってました。

しかし、この1週間後、心療内科を受診することになりました

会社の人とのすれ違い→受診

その日にあった会社の飲み会で、
ちょっとしたすれ違いがありました。

あ、そっか、戦力外だもんな俺

と気づかされるタイミングでした。

おそらくどこかで二次会をやっているだろうに、
悲しくなって、深夜の公園で一人腰をおろし、
友達にメッセージを送りながら、
超絶キモいくらい泣きました。

帰宅後

深夜1時くらいに帰宅。
不満を妻にぶちまけました。

これまで通り、口汚く、
2時間くらい暴言を吐いてた気がします。

……旦那が深夜に、飲み会から帰ってきたと思ったら、
2時間も暴言吐き続けたら、どう思います?

妻は、発狂しました。

発狂している様子を見て、
「これ、対処しなかったら、もう夫婦関係終わるわ」
と直感的に思いました。

翌日、保健師の人に再度相談を入れました。
「このままだと、もう、すべてが終わってしまう気がしたので、心療内科に行こうと思います」と。

偶然にも、次の日に空き枠があったので、
受診したところ、「適応障害ですね」とあっさりでした。

次回予告

ここでようやく、自分が病気なのだと、理解しました。

本当に、一刻も早く受診して、
自身の状況を理解しておけば、
もっと対処法も色々あったかもな…なんて思ってます。

次回、
受診・診断がおりてから、休職が決まるまでをまとめて、
一旦、過去の振り返りを終えたいと思ってます。

ヘッダー写真

飲んだくれ期に見つけた馬刺し
今思うと「バブルか」ってくらい、やけくそにお金使ってました

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