【休職まで2】崩壊前夜
【休職まで1】でまとめたように、
転職後、仕事自体はうまくいっていた
しかし世の中的に、業績が厳しくなっていった
その中で「金稼げないと終わり」という思考になっていた
この状態で、転職3年目を迎え、休職に至ります。
この記事では、休職前の数カ月間の行動をまとめようと思います。
症状が徐々に出てくるタイミングなので、
もし同じような状況の方がいらっしゃったら、
早めに専門機関の受診をおすすめします。
(場合によっては労基署などかもです…)
地獄の転職3年目
コロナ禍も明け、日常が戻りつつある時期でした。
とにかくお金を稼ぐことが目標の3年目。
世の中が明るくなり、きっと稼ぎやすくなる。
だから、このまま仕事を頑張れば、きっとなんとかなる。
そう考えると、やることはただ一つ。
時間なんて気にせず、働きまくって、1つでも実績を残すしかない。
…そう意気込んでいましたが、1年かけてダウンしました。
勤務時間の上限に抵触
2023年初頭から、ハイペースに仕事を進めました。
会社からは
「勤務時間長いからなんとかしてね」
と言われ続ける始末。
正直、聞かぬふりをしていました。
とは言え、取引先が増え、業務量が多くなり、
一人では処理できなくなりそうだったため、
業務量を減らせるよう、動きました。
業務量を減らしたい→失敗
できるだけ、自分のやりたいことに繋がって、
かつお金が稼げそうな仕事に、注力しようと考えました。
また、一人で仕事に取り組むことが多かったため、
一緒に仕事をしてくれる後輩を探し、
仕事をシェアし、業務量を減らそうと考えました。
しかし、お世辞にも儲かっているとは言えない仕事。
部署内でも、他部署からも、難色を示されました。
結果、休職が決まるまで、業務量は大きく変わらず過ごしました。
2回のダウン
夏・1回目のダウン
業務量の多さに、音を上げそうになる中で、
7月ごろに、楽しそうな仕事の機会をいただきました。
とあるプロジェクトの、企画立てができて、
かつ、プロジェクトの主導もできるかも、
という絶好の機会。
これはやりきらなあかん
…と頑張ったのですが、無理がたたったのでしょう、
お盆に、体調を崩しました。コロナでした。
熱自体はすぐ下がったのですが、
めまいが酷く、1週間はろくに働けない状態。
このあとの業務が逼迫することになりました。
秋・二度目のダウン
そんなプロジェクトの企画提案も、
もう少しで乗り切れそう…
というくらいで、またダウンしました。
原因不明でしたが、症状は似たような感じ。
今度は、地味に2週間くらい、めまいと倦怠感に襲われました。
2回のダウンで、計3週間ほど、動きが鈍くなった自分。
もう仕事量はキャパオーバーしていました。
キャパオーバー時の考えと行動
周囲への伝え方
上司や同僚には「まだ大丈夫」と発信してました。
理由としては、以下の3つ。
仕事ができないと思われたくないから
(周りの人がこれくらいの仕事量はこなせていた気がした)業務量を削減される
=面白い仕事に携われなくなるから残業代がなくなる
=生活が成り立たなくなるから
振り返れば、
1は多分気のせいでした。
皆さん、働くときは働いて、気を抜くとこは抜いてました。
2は、どうしようもない、運が悪かったかな、と。
面白い仕事に関わるには、
死ぬほど時間をかけるしかなかったので、
キャパオーバーしている状態で、追うべき目標でなかったな、と。
3については、勤務時間の上限規制が厳しすぎて、
結局、残業代が出なくなったので、杞憂でした。
気の抜き方
常に血眼で働いてたな、と思う当時。
どこで気を抜いていたかというと、
週1〜2回は飲み会を開いて、でした。
飲みの頻度が増える中で、
朝まで・記憶を失くすまで飲むスタイルが定着しました。
自宅から遠く離れたところで、
タクシー飛び降りて歩いて帰ったこともあったようです。
もはや謎。
そんな状況なので、帰宅する度に、妻の機嫌は最悪。
妻になにか言われたくないから帰りたくない。
また朝まで飲む。
…という悪循環でした。
つまりは…
仕事ができないと思われたくないから、無茶をする
無茶をするから、仕事以外の時間が取れず、疲れるしストレスが溜まる
ストレスが溜まるから、えげつない飲み方になる
と、人間らしからぬ生き方をしていたと思います。
そして不調へ……
仕事をするか、朝まで飲むか
の生活が2ヶ月ほど続いた頃。
翌年、会社の組織が大変革するそうなのですが、
自分の所属先が、今と全く変わることを知りました。
転職を決めた時の条件とも、変わってきてしまうので、
正直、未だに納得できない異動なのですが。
ただ、考えてみれば、
転職した時の上司は変わっているので、
ちゃんと今の上司に発信してこなかった
自分が悪かったな、とは思います。
さらにこの頃には、
年間の業務時間の上限に達していたので、
残業が申請できなくなり、給料が激減。
やりたいことをやりたくて、長時間労働をしてきた
でも、異動ですべて無駄になる
残業代で給料が増えるから、長時間労働をしてきた
でも、今は頑張って働いても残業代も出ない
…こう感じて、心が折れました
次回予告
まとめてみると、
結構しんどい状況だったな、と思うのですが、
この時点ではまだ、自身に病名がつくなんて思ってませんでした。
完全に病気ですね…
次回、心が折れてから病名が出るまで、
どういう自覚症状が出たかなど、まとめたいと思います。