追記!B・バレット欠場へ!? コロナ陽性でメンバーに影響!ブルーズ v ハイランダーズ プレビュー
※追記 B・バレット欠場になるようですね💦4:17PM(NZT)
追記、ブルーズ3番N・ラウララも欠場へ(6:50PM(NZT)
先週末にかけてハリケーンズの選手に複数のコロナウイルスの陽性者が出ていた事が分かった。その数は、20人くらいになると言う事で、出場できる選手の確保が出来ず、土曜日に行われるハリケーンズ vs モアナ・パシフィカの試合は延期となった。
ハリケーンズのみならず、のちにハリケーンズと対戦したハイランダーズ、そしてブルーズ、チーフスにも陽性者がいる事が今現在で分かっている。
ニュージーランド(NZ)のチームで唯一クルセイダーズのみが陽性者がいないことになる。
ブルーズに至っては、水曜日に発表されたメンバーの中にも陽性者がいる事が試合の日の金曜日に分かり、メンバー変更を余儀なくされることになる。
もちろん、一緒にトレーニングをしていたチームメイトは、濃厚接触者となる。今現在のNZの政府の発表した規定でいくと、同居人(家族や、フラットメイト等)でなければ、濃厚接触者となたとしても、テストで陰性ならば隔離が必要にならない=練習や試合に出れると言う事になるようだ。
上記に書いた、濃厚接触者のブルーズの選手は、テストの結果待ちで試合に出場できるか決まる事になりそう。
数か月前のNZの厳しい規制と比べると理解できない程の変わりように、NZ国民が混乱してることだろう。しかも陽性者はうなぎ登りの今のNZであるから尚更だ。
政府の規制通りにやることにしているNZラグビーの姿勢が見て取れるので、試合当日に先発メンバーから陽性者が出ても試合を実地する事になった。
筆者も、この変わりように困惑しながらも、試合が見れる嬉しさと、このまま開催してさらに拡がって試合が出来なくなる事にならないかの心配と、入り混じった気持ちの中、試合の展望を書いていきます。
ブルーズのメンバー
Blues:
1.Alex Hodgman 2. Kurt Eklund 3. Nepo Laulala
4. Luke Romano 5. Sam Darry
6. Taine Plumtree 7. Dalton Papalii ©
8. Hoskins Sotutu
9. Finlay Christie
10. Beauden Barrett
12. Bryce Heem 13. Rieko Ioane
11. Caleb Clarke 14. Mark Telea
15. Stephen Perofeta
Reserves:
16. Soane Vikena 17. Ofa Tuungafasi 18. Marcel Renata
19. James Tucker 20. Adrian Choat
21. Sam Nock 22. Tanielu Tele’a 23. Zarn Sullivan
injury: Akira Ioane, Harry Plummer, Roger Tuivasa-Sheck, Tom Robinson.
先発メンバーにも陽性者がいるブルーズは、上記のメンバーから抜ける選手が必ず出ると言う事になります。その数がどれくらいになるか?
FWは、好調のJ・グッドヒューと変わり5番S・ダリ―が入る。
トム・ロビンソンの怪我により6番T・プラムトゥリーが入りスーパーラグビー2試合目の出場。
BKを見ると、開幕から2試合10番を務めて良いパフォーマンスをしていた、H・プラマーが肩の怪我で手術が必要となり今季絶望。そのタイミングで大スターのボーデン・バレットが先発復帰となった。追記B・バレット欠場へ
こちらも開幕2試合12番をつけていた期待の新人RTS(ロジャー・トゥイヴァサ・シェック)が肩の怪我で数週間欠場となり、誰が12番に入るのかと注目されたが、本職がウイングのB・ヒーンが入ることになったが、スペシャリストの選手を使ってこなかったこの選択がどう影響するか興味深い。
ベンチには、16番 S・ヴィケナが今季初のメンバー入り。19番 J・タッカーは、ブランビーズでプレイしていた経験もあり、昨年のNPCではワイカトで活躍していたので心配いらないか。
BKのベンチは、手薄になったミッドフィールドのバックアップとしてタニエル・テレアが入るが、個人的に彼を12番先発で使えば良いと思ったが・・・
ハイランダーズのメンバー
Highlanders:
1.Ethan De Groot 2.Liam Coltman 3. Jermaine Ainsley
4.Manaaki Selby – Rickit 5.Josh Dickson
6. Shannon Frizell 7. Gareth Evans
8. Marino Mikaele Tu’u
9. Aaron Smith ©
10. Mitch Hunt
12. Thomas Umaga Jensen 13. Scott Gregory
11. Mosese Dawai 14. Liam Coombes Fabling
15. Connor Garden Bachop
Reserves
16. Rhys Marshall 17. Daniel Lienert-Brown18. Josh Hohneck
19. Bryn Evans20. Hugh Renton
21. Folau Fakatava 22. Marty Banks 23. Ngatungane Punivai
Twitterに表示されているメンバーから、13番の所がプ二ヴァイ→グレゴリーに代わっている。ヴィ二ヴァイはベンチスタートとなった。
ブルーズの陽性者が発覚する前から、ハイランダーズにも陽性者がいる事が分かっていた。それにより、メンバーが若干変わっていて、あの選手が居ないおかしいな、と思うところがコロナの影響を受けた選手かも知れない。
2年前のパフォーマンスが戻りつつある、M・ミカエリトゥがNo8で今季初先発は注目か。
A・スミスを先発に戻してきて、開幕戦で良いパフォーマンスが出来なかったM・ダワイを11番に持ってきて再チャンスを与えた。
先週も筆者が一番注目した選手として書いた選手(こちら)。
スコッド外ならが、怪我人の補強で数週間前に合流しているリアム・クーンブス‐ファブリングが2試合連続で先発に抜擢。
今回は14番にまわり、ボールを貰う機会が増えるかもしれないので楽しみ。
注目のマッチアップ:
面白いマッチアップが沢山で多めにあげました。
3番 N・ラウララ vs E・デ・グルート 1番
7番: D・パパリィイ vs G・エヴァンス
8番: H・ソトゥトゥ vs M・ミカエリトゥ
9番 F・クリスティー vs A・スミス
10番 B・バレット vs M・ハント
11番 C・クラーク vs L・クーンブス・ファブリング 14番
15番: S・ペロフェタ vs C・ガーデン‐バショップ
試合展望と勝敗予想:
両チームともコロナウイルスの陽性者が出た影響があり、ベストメンバーを組めないのが残念だ。ブルーズに至っては、試合当日に陽性発覚で発表したメンバーから何人抜けるかで試合にかなり影響しそう。
注目マッチアップにあげたところが鍵になるだろうが、試合よりも今後の事が気になってしまう。
ブルーズのメンバーのところで書いた、12番にベテランのB・ヒーンを入れた件。ヒーンがヨーロッパでプレイしていた時にミッドフィールドをやっていた事があるとはいえ、スペシャリストではなくそのポジションでは、経験が乏しい事になるので心配だ。
ブルーズの陽性者が少なくメンバーが大幅に変わらなければ、勝利できると予想!
試合前になってみないとはっきりしたメンバーすらわからないので、予想し辛いのが正直なところ。
ブルーズに至っては、今日になって陽性者が発覚したので今後増えていくことが確実だろう。今後の開催に影響になるかそれが一番の気がかりだ。
※写真は、2021年スーパーラグビー、トランスタスマン決勝、筆者撮影