グッドヒュー復帰!スーパーラウンド、日曜日分プレビュー
スーパーラグビー・パシフィックRound10
4月25日はニュージーランド(NZ)、オーストラリア(AUS)の両国がANZAC Dayで3連休となりANZAC weekendになる。連休中日の日曜日の最終日のスーパーラウンドのプレビューになります。
ハイランダーズ v ブランビーズ (4PM,NZT)
ハイランダーズのメンバー
先週とあまり変わらないメンバーになるが、A・スミスの欠場で9番F・ファカタヴァが先発で2週続けて10番で先発のM・バンクスとハーフ団を組む。
今週は、ミッドフィールドのポジションでT・ウマガ・ジェンセンが12番でなく13番に入りF・ペアが13から12番にしたのも興味深い。
先週ベンチスタートのM・ハント(写真下)が15番で先発。昨年もだが司令塔の選手をメインに使い方がる傾向で同時に使う事も多いヘッドコーチのトニーブラウンならではの選考か。
注目マッチアップ
8番:G・エヴァンス v サム
9番:F・ファカタヴァ v N・ホワイト
13番:T・ウマガ・ジェンセン v イキタウ
試合の展望とスコアー予想
NZダービでは、僅か一勝のみのハイランダーズとAUSダービーで負けは僅か一つのブランビーズと対照的なチームの対戦。
ハイランダーズは、オージー勢との対戦で勝利を重ねてプレイオフ進出に食い組むには負けられない試合だが、いきなりの強敵との対戦になった。
得意のセットピース(スクラム、ラインアウト)を軸に自分たちのペースに持ち込みたいハイランダーズだが、ブランビーズのも安定しているので、まずはセットピースの勝負を見守りたい。
前回も触れたように、金、土曜日の2試合を見て今季もAUSのチームがNZのチームの速い展開に苦労している印象だが、ブランビーズはそこをどう対応するのか注目したい。
ハイランダーズは、A・スミスの欠場で早い展開に持ち込め切れない気がするのでそこが気がかりだ。ファカタヴァが一試合通じて上手くコントロールできるかも注目したい。ハーフ団(9,10番)がプレッシャーを受けるようだと厳しい試合になるだろう。
フィジカルバトルでも、M・ミカエリトゥが居ない影響でブランビーズ相手に手こずるようだとさらに厳しくなりそう。
最後までもつれる展開になると思うが、A・スミスの欠場が気になる。
ブランビーズが5点差で勝利と予想!(私の予想が外れることを期待)
クルセイダーズ v レベルズ(6:30PM,NZT)
クルセイダーズのメンバー
少し前の投稿でも触れたようにロック陣にけが人が相次いでいたが、ここにきて5番S・ホワイトロックが戻ってこれたのは嬉しいニュース。
期待の新人4番Z・ギャラガー(写真下、左から2番目)と先発でコンビを組む。
ルースフォワードは、⑥P・マテラ、⑦E・ブラッカダー、⑧C・グレイスの布陣。ブラッカダーを7番に入れてきたのは、AUS相手でフィジカルバトルを意識した選考か。
BKに目を向けると、ハーフ団は、⑨M・ドラモンド、⑩R・モウンガのコンビは、相性が抜群。その他のメンバーを見ても惚れ惚れするほどの凄いメンバーで、W・ジョーダンを完全休養で欠くも、G・ブリッジが15番に入る。
膝の大けがで一年ほど離脱していた J・グッドヒュー(写真下)が先日クライストチャーチのクラブラグビーで復帰を果たし、レベルズ戦ではいきなり12番で先発。
久しぶりのスーパーラグビーレベルでそれくらいやれるか注目したい。
注目マッチアップ
6番:P・マテラ v レオタ
10番:R・モウンガ v M・トゥムア
13番: B・エノー v ケラウェイ
15番: G・ブリッジ v R・ホッジ
試合展望とスコアー予想
先週ブルーズに敗れはしたものの、後半の追い上げが素晴らしかったクルセイダーズが、レベルズ相手にどれだけ点差をつけるか。
怪我人が多いものの、若い選手にチャンスが回りプレイオフに向けて良い調整が出来るのではないかと思っている。
前半は、レベルズが6番レオタを中心にフィジカル勝負で来ると思われるがクルセイダーズがしっかり対応できるか注目している。前半はフィジカルバトルで多少の苦戦はすると思われるが、後半一気に突き放す展開になるか。
クルセイダーズが、20点差で勝利と予想!
※写真は、2022年のスーパーラグビーで筆者撮影
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