d. schoolコーチの先輩からの学び⑥|ワークショップの7つ道具
デザイン思考を教える学校として最も有名なd.schoolでコーチをしていた先輩と一緒に仕事をしながら学んだことをまとめています💡
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こんにちは。第6回になりました。今回はファシリテーションのテクニックではなく、ワークショップで役立つ道具を紹介します。最近あちこちでワークショップなるものが開かれており、付箋やぺんてるのサインペンなどのアイテムも普及していってる感じがします。
道具はどこまでも道具なので、こだわりすぎても本質を見失いますが、道具をこだわることは良いアウトプットにもつながります。今回は先輩と一緒に仕事をする中で学んだ、ワークショップで便利な道具たちを紹介していきたいと思います。
もちろんここにあげたもの以外でも、良い道具はたくさんあります。さすがに全部は紹介しきれないので、特に、多くの人にも役立ちそうなものを紹介していきたいと思います。
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1|シャーピー(油性ペン)
ワークショップで多く用いられるのは、ぺんてる社のサインペンですが、先輩いわくこのシャーピーがおすすめとのことでした。海外でポピュラーなペンのようで、僕もシャーピーを使って以来、サインペンよりもこちらを愛用しています。
水性のサインペンで書くと手にインクがついて、付箋が汚くなってしまう。それがどうしても嫌なのでシャーピーを使うことが多いです。ちなみに紙性マッキーだと参加者にくばったときに、細いほうのペン先を使われてしまう可能性があるからです。詳しくは以下のnoteを読んでください!
(ちなみにこのときはわかりやすさからサインペンの推奨しています!個人的にはシャーピー推し!)
2|(物理)タイマー
ファシリテーターをやるときに難しいのが時間管理。中にはアプリケーションをおすすめする人がいますが、アプリのタイマーだとどうしても設定を忘れてしまったり、ポケットに入れたら音が聞こえなかったりと不便。また投影している資料いちいち閉じるのも不便。ということで僕も先輩も物理タイマー派です。
個人が使いやすいものを使ってもらったらよいと思いますが、ちなみに超おすすめのタイマーがあります。ただ本当に良すぎてあんまり広がってほしくないので、noteでは書かないようにします。もし本当に知りたい人がいたら連絡ください。連絡くれた人だけにこっそり教えます👇
3|Post-it 強粘着
こちらのnoteに使い方は書いていますので、詳しくはこちらを👆
付箋ならなんでもいい!というわけではなく、おすすめは3M社が出している純正のPost-itで、さらに高粘着のものがおすすめです。なぜかというと、純正以外や高粘着でないものははがれやすく、1日のWSなど短期ではいいけど、長期になるとはがれて落ちてきてしまうからです。
4|引っ付き虫
ワークショップでA4白紙にラフスケッチをガンガン書いていきますが、そのときに役立つのがこれ。書いたものをはっつけていく。貼るだけならマスキングテープでもよいですが、マスキングテープははがすときに紙を破いてしまったり、使っているうちになくなってしまうけど、この引っ付き虫は再利用できるのでおすすめ。
どんどん書いて、どんどん貼っていきましょう。
5|消せる紙(ホワイトボードの代替)
そして、ワークショップといえばホワイトボード。中には会場によってはホワイトボードが用意できない会場もあります。そのときに役立つのがこの消せる紙。最大でもA1サイズというのが悩みですが、これと壁さえあれば、どこでもポップアップでホワイトボードをつくることができます。
ホワイトボードの使い方に関しましては、以下にまとめましたので興味あるかたはどうぞ👇
6|服を傷めない名前シール
初対面の人たちとやるときにおすすめなのがこの名前シール。僕が外部のワークショップに参加する時に唯一嫌なのが、ネームタグが安全ピン形式なこと。中には服痛むからと名前を貼らないひともいます。
初対面の人同士であだ名を決めて呼び合ったりと、名前はチームワークの上で非常に重要な要素です。ということで、ぜひこの名前シールを使ってください。
7|スチレンボード
最悪、壁とペンとpost-itとひっつき虫とA4白紙があれば、たいていのことはできます。しかしながら、あるとより一層便利になるのがこのスチレンボード。長期のプロジェクトだったり、数日に渡るワークショップの場合、チームの議論を保存しておけると便利です。
このスチレンボードがあれば、この上にpost-itを貼ったりチームのアウトプットを記録できますし、ホワイトボードよりも移動ができて便利です。先程の消せる紙を貼り付ければ即席のホワイトボードにもなります。壁にはってもいいですし、スツールなどに立てかけても使えます。
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さて、紹介するものは以上です。ここに上がらなかった細かなものもいくつかありますが、それは別の機会に紹介できたらと思います。ぜひ上記のツールを使って、効率的なワークショップ/チームワークを!
それではまた!
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