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ゲーム制作月報 2021/01

RPGツクールMZにて制作中のゲーム『Last Minute』の進捗状況をお伝えしているこのシリーズ。月イチ更新なのにゲーム制作「日報」を名乗るのはおこがましいだろう、ということで「月報」としてみた。それはさておき、今月行った主な作業を振り返ってみたい。

文字列エクスポート/インポートプラグイン作成

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ゲーム中に使用するあらゆる文字列をJSON形式でエクスポートし、編集したのちインポートすることができるプラグインを作成した。イベントメッセージを含むあらゆる文字列が一つのファイル内に収まっているので編集や校正がやりやすく、また将来的なローカライズにも対応しやすくなった。

実際に編集するときはCSVに変換してから行っているが、Visual Studio Codeの以下のプラグインが非常に役立っている。別アプリを立ち上げることなく直接編集することができるようになり、大変捗っている。

JSON to CSV

Excel Viewer

演出強化

主に会話における演出を色々と強化していた。例えば会話開始時と終了時の立ち絵にイージングをかけて徐々に透明度が変化するようにしたこと、など。これはもともとGame_Pictureに用意されている関数をSpriteでも使用可能にしたもので、立ち絵の他にも以下のような演出も可能になった。

憑依システム

本作の主人公「メビウス」は霊魂であり、実体を持たない。物に触れることもできなければ、誰かに話しかけることもできない。誰かに存在を知覚されることもないのだ。そんな主人公ができることはただ一つ、誰かに憑依することである。メビウスは魂の絆で結ばれたアクターに憑依することで、そのアクターになりきることができるのだ。初めは憑依可能対象は少ないが、冒険が進めば進むほど増えていく。

メビウスは自発的に憑依を解除することができない。そこでパートナーである「メーティス」に起こしてもらうことで憑依を解除することになる。彼女もまた霊魂であり、ひょんなことからメビウスと行動を共にすることとなる。彼女もまたアクターであるが、基本的に自分からチャレンジを行うことはない。唯一行うチャレンジがメビウスの憑依を解除する「メーティスコール」であり、プレイヤーの指定した時間経過後に行ってくれる。

今後の計画

プログラムのブラッシュアップと並行してデータベース(チャレンジとエフェクト)、マップ、イベントといったツクール本来?の作業がメインとなっていく。現在はマップ作業に集中しているが、早いところイベント作業にもかかりたいところである。

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