4月に読んだ本から🌿
”その1”からの続きで〜す。
最近、絵本いいなぁと再発見しました。どんなジャンルの本より癒される。
■絵本
・『天女かあさん』 ペク ヒナ
・『天女銭湯』 ペク ヒナ
・『 いるの いないの』怪談えほん (3) 京極 夏彦
・『バルバルさん』 乾 栄里子
まずは、ペク・ヒナさん2冊。ペク・ヒナさんは前回『お月さんのシャーベット』で初めて読んでからファンになりました。
これが絵本なのに、絵ではなく立体造形を撮影して絵本にする(アニメーションでもなく)という、何とも手間暇のかかったすばらしい作品なんです。またこの天女(おばあちゃん?)が人間くさくてかわいらしい💕 ヤクルトをちゅぅ〜って吸ってるこの顔❗️ぜひプロモーションビデオと一緒に楽しんでください。
ちなみに、韓国にも銭湯とか天女とか、ヤクルトとかあるのね?読んでて何の違和感もなかったです。
こちら京極夏彦さんの本ですね。図書館のおすすめコーナーにありました。先日読んだ池澤夏樹さんの本『ぜんぶ本の話』にそういえば載ってました。絵本なのに表紙から既にコワイ。またおばあちゃんに話しかけてるのに、いつも後ろ姿なんだな。よくわからない猫もいっぱいいるし…。最後のページで「ぎゃあっっっっ!!」。コワイ。これは、どういうシチュエーションで子どもに読ませるんだろうか?と疑問がいっぱいでした。
実は4月に読んだ本の中で、1番よかったと思っている本です。存在は知っていたものの、読んだことはありませんでした。たまたま図書館の大人の本コーナーに置いてあって、借りてみました。なんてかわいらしい🤗 絵もお話も、ほんとうにすてき!バルバルさんは、きっとフランス人ですね。知らんけど。いたずらの犯人が裏表紙にいた。芸が細かい。かわいいなぁ〜。
さて、最後はノンフィクション部門。4月は3冊。不作でした。
■ノンフィクション
・『無知の死: これを理解すれば「善き死」につながる』 島田 裕巳
・『新50代は悩み多きお年頃』 槇村 さとる
・『常識破壊トレーニング―やわらか頭をめざす100のレッスン』 ジョン ロイド,ジョン ミッチンソン
これは実り多い本でした。『葬式は、要らない』などの著書のある島田裕巳さんは、宗教学者だったんですね。道理で…。
「死生観A」
平均寿命が短い時代、いつまで生きられるかわからないので、死ぬまで生きようとする。
「死生観B」
超長寿を前提に長い老後を生き抜いていかなければならない状況。先の人生をどうするのか、その思いから逃れられなくなる。
やたらと「人生100年時代」という文言を目にするようになりました。ちっとも嬉しくない…。
また、オランダが安楽死を法律化した経緯もかなり詳しく書かれています。オランダやスイスはプロテスタントの多い国で、自殺が宗教的な禁忌であることも関係するらしいです。さらにオランダの自立した親子関係を前提とした法律ということ。日本のように子どもや女性を介護要員とみる国では、なかなか受け入れにくいということでしょうか?
「たとえ介護を受けるようになったとしても、その点は基本的に同じだ。誰かの世話になるということは、相手に仕事の機会を与えることである」
だから堂々と他人の世話になりましょう、ということです。年を取っても、そうやって社会経済を回すことができるのだから。
漫画家の槇村さとるさんが、64歳の時に発行された本。ちょっと話があっちこっちいっちゃってる感じがありました。わたし的には122ページ以降だけ読めば良かったかなとも思いましたが、まずまず面白かったです。
「仕事も家事も70点で良しとする」「やりたいことだけに今までの倍の時間とお金を使う」「死にたくなってしまった時に電話できる友人を持つ(死ぬなと言ってねと頼んどく笑)」なるほど、そうよね〜。
最後に、『常識破壊トレーニング―やわらか頭をめざす100のレッスン』は特に感想はなし。要するに蘊蓄本なんだけど、あんまり面白くなかったなぁ。
ということで。
今年も4ヶ月以上が経ち、生産性のない生活を送っているわたし。
「あつ森」や「Netflix」(息子のアカウントで視聴させてもらっていたのに、先日解約するからと通告され、見れなくなりました😢 まぁ、最近見てなかったんだけどさ)にも飽き、唯一読書だけが残っています。
手書きの読書ノートと読書メーターに記録し、さらに1ヶ月分をまとめてnoteに残す。それでなんとか長期記憶に保存できないものかと思っております。
念には念を入れて、備忘録🤗
ではまた👋