日本史B 古代2 大陸文化の伝来と古墳時代の文化
Ⅰ大陸文化の伝来
弥生時代
紀元前1世紀「漢書(かんじょ)」地理志
倭人(日本人)は100あまりの小さな国に分かれていた
楽浪郡(らくろうぐん)に使いを派遣していた
1世紀・2世紀「後漢書(ごかんじょ)」東夷伝
奴国の王がより印綬を受けた
3世紀「魏志(ぎし)」倭人伝(わじんでん)
邪馬台国(やまたいこく)が存在
女王の卑弥呼(ひみこ)が政治を行う
宗教的な指導者で呪術(じゅじゅつ)による政治を行った
帯方郡を通じて魏に使いを派遣した
魏親倭王(しんぎわおう)の称号を受け取る
卑弥呼の後継者は壱与(いよ)
古墳時代
4世紀末期 碑(高句麗(こうくり)の王の碑石)
朝鮮半島で倭と高句麗が交戦した
倭の王は朝鮮半島南部の鉄資源を確保するために朝鮮半島に兵を送った
朝鮮半島の国 地図を覚える
高句麗(こうくり)…半島北部
百済(くだら)…半島南西部
新羅(しらぎ)…南東南東部
加耶(かや)…半島先端部(倭の拠点)
5世紀「宋書(そうしょ)」倭国伝(わこくでん)
倭の五王が中国の南朝に使いを派遣
倭王武(わおうぶ)は中国に上表文を送った
Ⅱ古墳時代
前期(4世紀)
古墳の形態は前方後円墳
石室は竪穴式石室(たてあないきせきしつ)
副葬品 道鏡(どうきょう)(三角縁神獣鏡)(さんかくぶちしんじゅうきょう)
呪術的な副葬品が中心
中期(5世紀)
古墳の形態は前方後円墳
中期までは支配者のための墓
石室は竪穴式石室
副葬品 鉄製武器
有名な古墳 大仙陵古墳
後期(6世紀)
古墳の形態は群集墳(しゅうせきふん)
有力農民なども墓を作る
石室は横穴式石室
家族の墓として古墳を作るようになる
追加して埋葬できるようにした
玄室(げんしつ)がある 画像をチェック!
副葬品 土器などの日用品
Ⅲ古墳時代の文化
埴輪(はにわ)…古墳の周囲に並べられたもの
円筒(えんとう)埴輪と形象(しょうけい)埴輪は写真も覚える
葺石(ふきいし)…古墳の表面にしきつめられたもの
古墳時代の土器
朝鮮半島伝来の須恵器(すえき)
弥生土器系の土師器(はじき)
渡来人によって大陸から伝わった文化(百済(ひゃくさい)からやってきたといわれている)
5世紀
弓月君:機織りを伝えた
王仁(わに):論語などを伝えた
6世紀
五行博士:儒教を伝えた
聖(明)王:仏教を伝えた
古墳時代の信仰
春:豊作を祈る祈年(としごい)の祭
秋:収穫に感謝する新嘗(にいなめ)の祭
けがれをはらう禊(みそぎ)・祓(はらい)
太占(ふとまに):吉凶を占う
盟神探湯(くかたち):裁判の際に熱湯に手を入れ、真偽を判定する方法
氏と姓
各地の豪族を氏(うじ)という一族に組織して、氏ごとに姓(かばね)と呼ばれる称号を与えた。
氏の説明
血縁的結びつき
氏上(うじのかみ):氏の代表者
氏人(うじびと):氏の構成員
姓の説明
大王から与えられた称号
臣(おみ) 主に大和の有力豪族
連(むらじ) 特定の職能を持つ豪族
君(きみ) 地方の有力豪族
値(あたい) 地方の一般豪族
地方豪族は国造(くにのみやつこ)・県主(あがたぬし)に任じられて、地方の支配を行う
大王と豪族の土地支配
大王
直轄地:屯倉(みやけ)
耕作人:田部(たべ)
豪族
直轄地:田荘(たどころ)
耕作人:部曲(かきべ)
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