中学歴史-10 江戸幕府の三大改革
江戸時代の三大改革以前の政治
5代将軍綱吉(つなよし)は朱子学をもとに政治を行う
生類憐みの令を出した
貨幣の価値を落とし物価上昇を招いた(幕府が財政難だったため)
新井白石(あらいはくせき)は綱吉の後貨幣の価値を戻し長崎貿易を制限(金銀の流出を防ぐため)
Ⅰ江戸時代の三大改革
Ⅰ-1 徳川吉宗の享保(きょうほう)の改革
上げ米(あげまい)の制…参勤交代で江戸にいる期間を短くする代わりに大名に米をおさめさせた
公事方御定書(くじかたおさだめがき)…裁判や刑罰の基準を定めました
目安箱(めやすばこ)…民衆から幅広く意見を求めるためにつくった
Ⅰ-2 田沼意次(たぬまおきつぐ)の政治
株仲間の奨励
長崎貿易の活性化
わいろの横行やききんによって失敗に終わった
Ⅰ-3 松平定信(まつだいらさだのぶ)の寛政(かんせい)の改革
農民の出稼ぎを禁止…都市に出稼ぎした農民を農村に返して農業に従事させた
倹約令(けんやくれい)…贅沢を禁止した
借金の取り消し…幕府の武士が町人からしていた借金を取り消した
囲い米(かこいまい)…ききんに備えてお米を蓄えさせること
昌平坂(しょうへいざか)学問所の設置
朱子学の奨励
Ⅰ-4 民衆から幕府への政治の要求
農村にも貨幣経済(かへいけいざい)が広まり貧富の差が発生した。
土地を手放して小作人になる者、土地を買い占めて地主になる者が誕生
問屋(といや)制家内工業…機会を貸し出して商品を買い取る方式
工場制手工業 …工場での分業を行う方式
百姓一揆(ひゃくしょういっき)…農村で農民が団結して年貢の減少などを要求すること
打ちこわし…貧しい町人がコメを買い占めた商人などをおそうこと
1837年:大塩平八郎(おおしおへいはちろう)の乱
大阪で起こった元幕府の役人によって起こされた乱
同じ時期に外国の船が近づく事件が増える
異国船打ち払い令が出された
Ⅰ-5 水野忠邦(みずのただくに)の天保(てんぽう)の改革
株仲間の解散:物価を安定させるために行ったが失敗した
倹約令:贅沢の禁止
農民の出稼ぎの禁止:都市に出稼ぎした農民を農村に返して農業に従事させた
幕府の土地を増やす:江戸や大坂周辺の大名領を幕府領にしようとしたが失敗した
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