中学歴史-19 戦後の歴史
Ⅰ日本の民主化
マッカーサーを司令官とするGHQが日本の民主化を主導する
財閥解体(ざいばつかいたい):経済の民主化をのために、強い力を持った組織を解体した(労働組合法・労働基準法も制定された)
農地改革(のうちかいかく):土地を持たない小作農に土地を安く売り自作農を育成
選挙権の拡大:満20歳以上の男女に選挙権を与える
教育基本法:男女共学や民主主義に沿った教育を行うことを定めた
1946年11月 日本国憲法公布
1947年5月 日本国憲法施行
日本国憲法の内容
3大原則
国民主権
基本的人権の尊重
平和主義
Ⅱ戦後の世界秩序
国際連合(こくさいれんごう)が設立
安全保障理事会:世界の平和と安全を守る期間
ドイツが東西に分裂する
間もなく資本主義国(アメリカ中心・西側)と社会主義国(ソビエト連邦中心・東側)が対立し冷戦(れいせん)がはじまる
西側:北大西洋条約機構
東側:ワルシャワ条約機構
主導国が直接戦わないから冷戦といいます。
朝鮮戦争が起こり日本で戦争の物資が調達されたため、特需景気が起こった
日本の国際社会への復帰
1951年 サンフランシスコ平和条約・日米安全保障条約
サンフランシスコ平和条約…48カ国と結ぶ条約 独立を回復した
日米安全保障条約…アメリカ軍の基地を日本に置く条約
1956年 日ソ共同宣言…ソ連(現ロシア)との国交正常化
日本が国際連盟へ加盟する
1972年:沖縄が日本に返還される
中国の動き
毛沢東(もうたくとう)を国家主席とする中華(ちゅうか)人民共和国が成立(1949年)
日本の政治
55年体制:自由民主党が38年間にわたって政権を取り続けた
安保闘争:日米安全保障条約の改定に対して反対運動が起こった
Ⅲ日本の経済成長
1955年~1973年 高度経済成長
オイルショック(石油危機)で終わる
東海道新幹線の開通・東京オリンピックなどが起こった
家庭用家電製品の普及
日本各地で公害の発生もあった
周囲の国々との外交
韓国:1965年 日韓基本条約
中国:1972年 日中共同宣言
:1978年 日中平和友好条約
Ⅳ冷戦の終結
ソビエト連邦が解体する(ロシアなど複数の国に分裂)
ベルリンの壁が崩壊し東西ドイツが統一する
地域統合の動き
ヨーロッパ連合(EU)
アジア太平洋経済協力会議(APEC)(エイペック)
地域紛争をなくすために国連平和維持活動(PKO)が行われている
日本ではバブル経済と呼ばれる好景気に入った
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