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最近聴いて良かった音楽 vol.10

記念すべき10回目。基本飽き性な自分が週一とは言えここまで執筆を続けられるとは思いませんでした。

※アルバム名 / アーティスト名


新譜編

One Last Kiss / 宇多田ヒカル

話題沸騰の映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の主題歌。2曲目以降はこれまでの劇場版で宇多田ヒカルが担当した主題歌をまとめて収録。ここでは表題曲に限って書きます。正直に話すと、僕はエヴァほとんど知らないし特別な思い入れがあるわけでもなく、今回の映画も見に行ってません。5年以上前に劇場版1作目と2作目を見た記憶はあるけど、あまり細かいことは覚えてない、程度の認識。

曲として聴くと、流石は宇多田ヒカルといったところ。個人的に、宇多田ヒカルの韻の踏み方好きなんですよね。わざとらしくなく、自然。それが歌始まりのこの曲でも分かる。サウンドは控えめだが、さりげなく入るギターフレーズや徐々に増えていくリズム・トラックが静かな興奮へ持っていく。この曲が主題歌として流れるならきっといい映画なんじゃないかと思ってしまう。


You Again / Galaxy Express

韓国のロック・バンドの新曲。王道ガレージ・サウンドなリフとメロディが良い。


Chemtrails Over the Country Club / Lana Del Rey

ラナ・デル・レイ、待望の新作。彼女の曲って基本的に静かで音数も少ないものが多いのだけど、その分そのサウンドメイキングに懸けるこだわりが伺える。その中で映える表情豊かなボーカル。やはり良い。旧譜も聴きます。


旧譜編

Thought For Food / The Books (2002)

2000年から2012年にかけて活動していたNY出身のデュオ、The Booksの1st。アコースティック・ギターのサウンドを基調とし、様々な音を重ね合わせてできたユニークな曲たち。余談だけど2曲目「Read, Eat, Sleep」を聴くとMinecraftのBGMを思い出す。あと曲名が好み。読む、食う、寝る。


Brilliant Trees / David Sylvian (1984)

元Japanのフロントマン、David Sylvianのソロデビュー作。Talking Headsを思い出した。独特なリズムもあるけど、総じてリズム隊のグルーブがある。ギター・サウンドも良い。


Yo Triceratop EP / Yo Triceratop! (2014)

メキシコのマスロック・バンドのEP。展開がユニークで、絶妙なギター・アンサンブルも良い。演奏の節々の微妙なリズムのズレが心地良く聴こえる。歌は少なめだが、たまにメンバーみんなで声を上げているような楽しいスペイン語が聞こえる。


Drums And Wires / XTC (1979)

70年代後半から90年代初頭にかけて活躍したUKのバンド、XTCの3作目。リンクのリマスター版は15曲収録扱いだが、オリジナル盤の収録曲は12曲目まで。独自のギター・サウンドは今聴いても新鮮なものがある。


締め

旧譜がわりかし多めだったのは意図的です。

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