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風の時代の到来に向けて

12月22日世界は大きく変わる。

水瓶座の木星と土星が出会うその日、
産業革命を皮切りに物質的な豊かさや価値を求めてきたこれまでの時代から、情報や目に見えないものの価値を追求する時代へと大きく移り変わってゆくらしい。

そのことを知ったのはちょうど9月に入る頃だった。その頃のわたしは、いつまでも長引くコロナに嫌気がさして暗澹たる気持ちになっていた。日常のどこを見渡しても、コロナコロナ…!

本当なら世界中から観光客の人たちが訪れオリンピックyearになる筈だった2020年。

まさかこんな世界的なコロナというパンデミックに襲われるなんて誰が想像していただろう。
去年の今頃は、「また来年!新年会で!」と当たり前のように約束をして大切な人たちと別れた。

それなのに年明けてまもなく、謎のウィルスが世界中を覆った。30数年生きてきて、こんな世界的規模のパンデミックは初めてだった。

街中は静まり返り、必要最低限の生活用品を買う以外はなにもできなくなってしまった。
大学デビューをした方も、
社会人になったばかりの人もその場所に通うことなく月日は流れてしまった。
それだけじゃない。
観光産業を営むひとも、飲食業、娯楽サービスを提供するひとも人がいなくなる事でどうすることも出来なくなってしまった。

そしていつまで経っても、それはなりを潜める気配がなかった。

人とひとが触れ合い、話し合う

そんなあたり前の光景が、忽然とこの世界から消えてしまった。

そんなとき、たまたま見つけた記事に…風の時代の到来が載っていた。
「風の時代?!」
わたしは見たことも聞いたこともない、そのワードに釘付けになってしまった。

記事によると、どうやらこれまでの物質的な豊かさや価値を求めてきた時代から、情報や目に見えないものの価値を追求する時代へと大きく移り変わってゆくらしい。

もしかしたら、この流れのまま世界が変わってしまう?9月の時点でそう思っていた。

少し前から、AIが話題になっていた。
はま寿司の案内もペッパー君がしてくれたり、
レジも受付も自動機械が率先してくれていた。
その傾向はコロナになってから、益々顕著になりセブンイレブンも、行きつけのパン屋さんも総て自動機械に変わってしまった。

それだけじゃない、店頭に行って自由に買い物に行く機会が減りネット上で買い物を済ませるようになっていった。

服も小物も、日用品も…。きっとこれからはネット上で買うようになってしまうのかもしれない。
そして情報はスマホという小型パソコンで何でも入手出来るようになったので、知らない情報に価値をつける時代になるのかもしれないと思った。
オススメのお店、流行りの遊び、人気ランキング、副業のススメ…きっとネットには多数の情報が流れつづけるのだろうと思う。

そんなとき、専門的な見解でコーディネートしてくれる人には付加価値がつくと思った。

「得意としている分野」そのことを売りに個人販売してゆくような時代になってくるのではないか…とも思った。

そして同時に物も家も、車でさえもシェアする時代に突入するのではないかと思った。
きっと目に見えないものに価値をフォーカスしてゆく時代になってゆくのだ…。

外は風が吹いている。
風の時代の到来まであと5日。
カウントダウンは始まっている。


新しい世界にはどんな世界が待っているのだろうか。そう思いながら、木々の揺れる外を眺めた。

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