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“小さい絵の具”の旅(2)(コットマン)1998頃
小さいスケッチをはじめて「毎日のちょっとしたこと」のスケッチはどんどん溜まっていった。
なんとなく色をのせて、書いて、遊んだ。楽しかった。
でも「なんか色が綺麗じゃない・・・」と思いながら描いていたのを覚えている。
サムネイルの風景画(?)はあまりにもひどい。下手くそすぎる。でも下手くそだからこそ載せる。こういう絵はどんなに頑張ってももう描けない。
サクラプチカラーはクオーターパンのため絵の具の面が小さく、また水筆を使っていたため水の量がコントロールできず、混色する時に筆の面が隣にあたってしまって色作りがうまく行かなかった。
今だからいうけれど、これは絵の具のせいじゃない。
当時は絵の具のことも全然勉強していなくて、闇雲に色を混ぜていたのだと思う。デッサンも酷いし見返すとだいぶ残念な感じ。
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コットマンも今も販売している。値段もなかなか買いやすい上に、これにはちょっとした筆がついている。サクラプチカラーのよりは断然良い。
次に買ったのはコットマンのハーフパン。でも、このころもまだ、筆と紙についてはよくわかってなくて、発色や混色のこととかもいまいち掴めないなーと思いながらスケッチしてたけど、本当どっかの教室に行けば良かったって思う。
— 𝕟𝕪𝕠𝕣𝕠𝕣𝕠 (@nyororo) February 15, 2015
(1999頃) pic.twitter.com/DiwXtCbEMY
コットマンはウィンザー&ニュートンから出ている絵の具で、買いやすいお値段からもいうように、アーティスト用のものと発色が違う。
今思えば、金額であまり差がないし、一色あたりの絵の具の量が多いし携帯筆もついているのでこっちの方がお得だったかもしれない。
ハーフパンとクオーターパンだと塗りやすさが全然違う。
この時に、「筆に取る絵の具の量」って大事なんだなって思った。
このコットマンと同じくらいの価格帯で買える比較的廉価タイプの絵の具のリンクを貼っておく。コンセプトとしては、プラスチックパレット+絵の具というラインナップ。(ファインビーンズは色数が多いのでお高いけれど、ケースも可愛い)
これらの上のランクの絵の具との違いは
お値段
顔料の質
透明感
などがあるのだけれど、小さい作品や記録メインの絵を描くなら十分に楽しめるものだと思う。
初めての携帯絵の具にはいいかもしれない。
(明日に続く)