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京都芸術大学の画材文具フェスティバルに行ってきた


 京都瓜生山にある京都芸術大学の画材文具フェスティバルに行ってみた。
例によって自転車で行ったので、30分ぐらいかかってしまったが、行って良かった。

盛岡でも、国内の水彩絵の具は比較的手に入りやすく使い慣れているのだが、メーカーの人に素朴な疑問をぶつける機会はほぼない。先週のテキスタイル実習で疲れてはいたのだが、画材と画材情報を求めて行ってきた。
大変に美しく立派なキャンパスであった。学生さんも熱心な感じ。


今回はあまり時間がなかったのだが、自分のスケッチブックを持参してテストができて良かった。


 私は岩手の地方都市に住んでいるので、画材メーカ〜は基本的に「国産のもの」と決めている。紙はミューズ、絵の具のメインはホルベインとクサカベ。どこでも手に入る、と言うことと気楽に使えると言うのがいい。

 ここ数年クサカベでは面白い絵の具を出している。

 爆発的に流行中のグラニュレーション絵の具、ご存知「ハルモニア」は2箱ともうちにあるし、先日でた「シングルピグメント」シリーズの「ステイニング」をお迎えしたところだ。

 とはいえ、私の出発点は「染め作品のためのスケッチ」だったので、最近流行のグラニュレーションとの相性が良くない。 若い頃はその原理がわからず、粒子が荒い絵の具を動かしてしまって全然うまくいかなかったと言う経験がある。

 パレットもステイニング中心で作っているので、今後はグラニュレーション系を使いこないていきたいと思っている。
 グラニュレーション絵の具も憧れてはいるものの、効果的に画面に配することができないと感じていたので、メーカーの人とお話をして、使い方のコツなどを尋ねることができたのは良かった。

パルプベース(中目)を買った。キラキラ系絵の具も試してみた。


墨運堂のブースにも行ってみた。

https://boku-undo.co.jp

この一月、なんちゃって水墨画にハマっている話を書いたところだけれど、墨で描くスケッチはとても面白い。万年筆にハマった時の感覚に似ているかもしれない。



墨運堂では絵墨や彩墨のテストなどをし、「あや」という墨と白い硯を買ってきた。かなりたくさんの色があるので買うのを迷ってしまったが、最初は3原色で揃えてみて混色してみようと思う(黄色を買う予算はなかったw)



可愛い!!


野菜を描いたりして遊んだ。


小松菜


 帰宅してから画材用ノートをまとめた。
私、染織の女だから、サンプル作るの好きなのよね〜〜〜

画材ってたのしいな。絵を描くのが楽しくなる。今日も頑張るぞ。

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