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顧客には、あなたの年次は関係ない
私は学部卒社会人2年目です。
会社のヒエラルキーでは最底辺。
後輩ができたとはいえ、まだまだ自走することもままならない、ちっぽけな存在。
どこかで、
「まだ若手だから(ちょっと分からなくても許されるでしょう)」
と甘く考えていました。
また、「ちょっと分かっていないので、教えてください!」くらいの健気さと、知識に対する謙虚さが愛されるコツなのではないか、とさえ考えていました。
ですが、上司から言われた一言で、それらが間違いだったと気づいたのです。
その一言とは、
「顧客には、君の年次は関係ないよ。相手はこちらがプロだと思って、信頼してるんだから。」
これです。
この言葉で我にかえりました。
私たちは、年次関わらず、ひとりひとりがプロなんです。例え相手の方が社長であろうが、総理大臣であろうが、あなたの"担当分野" は、あなたの領域(フィールド)なんですよ。
堂々としたらいいんです。
そして、その代わり、自分が責任を取ろうと思わないといけません。
何かやらかしたとしても、上司も最終的には守ってくれるでしょう。
でも、だからといって、責任感を薄くしてしまうと、必ずアウトプットの質が落ちます。
私は、システム屋さんです。
顧客企業の仕事の仕組みを変えるという仕事柄、顧客の対面が管理者層ということが多く、彼らは知識も仕事や会社への態度も自分とは格が違います。
顧客からは「あら、若いお嬢ちゃんだ。不安だなぁ」というファーストインプレッションを持たれているでしょう。
ただ、それでも尚私にも仕事が回ってくるし、顧客の管理者層からの問い合わせもあります。
それは、紛れもなく、相手が、私がシステムのプロだと思っているからこそです。
"年次"という印象操作の数字に負けず、責任感を持ち、仕事の質を高めていきたいと思います。
そして、若手社員で、自分の役割ってなんなんだ?と迷っている人は、自分に与えられた担当箇所のことを考えてみていただきたいです。