読書のきぶん
□はじめまして、ムンゲです。/ yeye
▶ムンゲ先生のイラストが多くてとても可愛かった。
犬との暮らしについて、犬を撫でながら考えた。
□好きな食べ物がみつからない/ 古賀及子
▶このエッセイの探求、共感に尽きる。
自分は食べ物の好き嫌いがほとんどないからこそ
本当に何が好きなのかわからない。
何でもだいたい美味しく食べるから。
いざ聞かれるとなんか身構えちゃって、考えすぎて
答えられない。さがそう、私の好きな食べ物。
□わからない/ 岸本佐知子
▶いやすごい。何周でも読みたい。じわじわ愉快。
□死ぬまでに行きたい海/ 岸本佐知子
▶旅に出たくなる。色んな土地で思うこと。
過去の自分を思ってどうしようもなくなる記憶。
□うたたねの地図/ 岡野大嗣
▶夏の街を作る短歌。なつかしい記憶の景色が浮かんだり、
わくわくしたり楽しかった。
□反復横跳びの日々/ 岡本真帆
▶「牛乳飲もっか」に癒され、「大きなコーラ」で夜の自販機にジュースをひとりですりすり買いに行く子ども時代を思い出し、大人になってから観るホームアローンに共感。
じんわり泣けてきた。
□おつかれ、今日の私。/ ジェーン・スー
▶自分にやさしくしたいときに読んでほしい。
生きてりゃつかれちゃうし、しんどいことだって毎日ぶつかってくる。大人の日常の救い。
□迷子手帳/ 穂村弘
▶穂村さんのエッセイはいつもいい具合に気が抜けて、
ふっと笑ってしまう。タイトルが好き。
「いつまでも迷子であり続ける人のための手帳です。
これ一冊あれば、貴方もきっと迷子になれる。」
(あとがき/帯より)
□金曜日の本/ 吉田篤弘
▶明日あさっては働き出してから必ずしも休みではなくなってしまった。それでも休み前に心おきなく面白そうな本を迷わず手に入れて、家に帰って読む。
このルーティンが理想で、大好きな本になった。