16.謎の足の痛み~2011.1月~
祖父母の家に行くとそわそわした。
自分の家じゃないってだけで。
お正月、祖父母の家にはいとことかも集まるから
15人くらいが一気に集まる。
夕飯はこたつを2つだして食事をするのが毎年恒例。
人が多いのと、自分の家じゃないということで
全く食べられなかった。
気持ち悪くなるのでは…という不安から。
食べることが好きだったのに食事の時間がこわかった。
結局新年明けてもそんな感じで。
次の日にはみんなで初詣に行く。
不安で仕方なかった…。
その日眠りにつくと夜中突然足の痛みで目が覚めた。
足全体に激痛。
すごく痛くて足が動かなかった。
筋肉が固まってる感じ。
でもそれは足だけで、あとはなんともなかった。
ただとにかくこわくて、心臓もどきどきしてくる。
足をマッサージしながらはやく朝になれ…と強く思っていた。
あまりの激痛に親を起こそうかとも思ったけど、
起こしたところでどうにもならないから「大丈夫、大丈夫、」と言い聞かせて耐えていた。
1時間くらい経つと徐々に痛みがひいていき、
それからしばらくして眠ることができた。
でもこの日のことがあってから寝るのがこわくなった。
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みんなで初詣に行った。
不安が強かったから、薬をあらかじめのんでおいた。
幸い、早めに行ったからか例年より空いていた。
例年はすごい行列で、御参りするのにものすごく時間がかかる。
だけどこの年はいつもの半分くらいの人数だった。
それでも人が多くて頭がぼーっとする感じがしたが、薬も飲んだし想像してたより人が少なかったことで安心することができた。
不安を抑え込むのにいつもすごく神経を使う。
だからすぐ疲れる。
気をぬくと一気にこわくなりそうで。
前向きに前向きに考える。
ていうか考えすぎだから考えないようにしよう!って思う。
でもそれにもすごい気力を使うんだ。
この日も食事は全然とれなかった。
はやく時間がたってほしかった。
だけど寝るのもこわい。
結局薬を飲んでから寝ることにした。
薬を飲んだおかげか、昨夜みたいに足は痛くならずに眠ることができた。
私の場合、痛くなるところ、不安な症状が日に日に変わっていく。
胃が痛い日が続き、治ってきたと思ったら
足や背中、腰の痛み、のどの不快感、手足がしびれる感じ。
吐き気は年中。
一部が平気になったと思うと次の不安が体にあらわれるんだ。
だけど気持ちからくるものだからなにも心配いらないっていつも言い聞かせる。
毎日毎日そんな感じ。
それでも調子の良い日はある。
この日は家に帰る日ということもあったせいか
比較的気分が良かった。
ご飯もいつもより食べれたし。
だけど家に帰ってきて体重をはかると、前より更に痩せていた。
さすがにこれ以上減ってきたらやばい、と初めて恐怖を感じた。
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